暑い季節がやってきましたね。特に女性は、日焼けに対して敏感になる時期です。「昔の日焼けがシミ、ソバカスになっちゃったぁ〜」と嘆く方も多いようです。
では、女性を悩ませる『日焼け=シミ・ソバカス』のメカニズムはどのようになっているのでしょうか?
まず、日焼けとは、『太陽光線の中にある紫外線が肌に悪影響を与えること』です。簡単にいえば『軽いやけど火傷』みたいなもの。
紫外線は年間を通じて存在しますが、1年間を通じてその量が最も多いのは5月、7月、8月の3ヶ月間。4月〜8月の天気の良い日は要注意です。
そして、1日のうちもっとも紫外線が強いのは午前10時から午後2時の間です。紫外線と言えば、夏のイメージがありますが、4月のようなさわやかな時期でも意外に多い紫外線。びっくりです・・・。
さて、皮膚には実に多くの血管が存在しています。これらの血管は神経によって支配されており、外界からの刺激によって容易に拡張したり収縮したりします。
紫外線の刺激を受けると日焼けとなるわけですね。血管が拡張すると、より多くの血液が流れ込みますから、外見的には皮膚が赤く見えることになります。刺激が長く続いた場合には、血管から血液の水分がしみ出していき、局所的な水腫が出現することになります。これがいわゆる日焼けによる「水ぶくれ」です。このように体に害のある日焼けの状態は"サンバーン(日光によるヤケド)"と呼ばれます。サンバーンが起きるとそれを回復するために大量のタンパク質が動員されますから、体力の消耗を招くことになります。
ただし、日焼けすべてが体に悪影響を及ぼすものとは限りません。メラニンが増加し、単純に皮膚が黒くなるだけの日焼けは
"サンタン"と呼ばれ、体にさほどの負担はかからないようです。紫外線で作られたメラニンは通常ならば表皮細胞のターンオーバー(※)によってなくなっていくのですが、ターンオーバーがうまくいかなくなってきたり、メラニンの発生量が多すぎると、つまり、年齢をかさねていたり、紫外線による被爆が多くなると、メラニンの一部が皮膚に沈着します。これがシミになっていくのです。
また、肝臓機能が低下している状態にあると、紫外線に対して過敏な状態になりますから、少しの日焼けでシミができやすくなります。他にも、妊娠や生理不順、更年期障害によるホルモンアンバランスでもシミができやすい状態になります。更に、不摂生な生活や過労、睡眠不足もシミの原因になりますから、夜更かしにも要注意ですよ〜。
そして紫外線対策としては、良質のタンパク質、ビタミンC、ビタミンBを多く含む食品を摂り、直射日光を避ける工夫をして、この季節も美肌をキープいたしましょう!
※ 皮膚の新陳代謝のことです。 |