| お米が2300年前から主食にされてきた理由 |
| 佐野 |
| 私はパン好きなのですが、それでも1週間続くと嫌になってしまいます。その点、お米は毎日食べても飽きないですよね。それだけでもすごい食材であることがわかります。 |
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| 長田 |
| 我々日本人は2300年前の弥生時代の頃から、農耕民族として稲をつくり、米を食べはじめました。それが今の時代までずっと続いています。米自体に生命力がなければ、途中で飢饉などがあれば途絶えていたかもしれません。なぜこれだけ続いてきたのか、主食にされてきたのか? それが最大に着目するべき点なのです。 |
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| 佐野 |
| よく「加賀百万石(かがひゃくまんごく)」などといいますが、どのような意味になりますか。 |
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| 長田 |
| 一石、二石とは一人の人間が一年間に食べる量を意味しています。一石というのは約150キログラムで、1升2升の上の単位になります。たとえば「あなたに5万石の土地を与える」と言われれば、それは「5万人分の食料がつくれる領地をあなたに与えますよ」という意味なのです。ちなみに坪も米をつくる面積からきているのですよ。米の収穫量単位が坪なのです。食べるだけではなく、単位も生活も米が基準にされていました。 |
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有限会社ライスクリエイト
代表取締役 長田竜太氏
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| 佐野 |
| お米が日本文化の中心に据えられていたことがわかりますね。 |
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| 長田 |
| 食物というのは毎日摂取するものですから、10〜30年間食べ続けたらどうなるかというのが大事です。そういう意味でも歴史は重要で、米は2300年食べ続けて副作用がないから今でも食べられているのです。まさに米は完全食であり、日本の宝なのです。しかし戦後政略で米国より小麦粉が入り、パン食がはじまってしまいました。 |
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| 佐野 |
| そうでしたね。学校の給食では毎日こっぺパンか食パンでした。 |
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| 長田 |
| 米国の穀物戦略です。しかも50年戦略として、日本人を小麦を食べ続ける人種にしようと教育制度から入ってきました。そしてその思惑どおり、現代の日本人はハンバーガーを食べています。米国の穀物戦略は成功しました。しかしこれだけ小麦やパンを食べて、日本人が米を食べていた時よりも健康になったでしょうか? たった60年間で2300年間続いてきたものを日本人は捨ててしまおうとしているのです。 |
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| 会社「ライスクリエイト」にこめられた熱い思いとは? |
| 長田 |
| 「農業者」と「生産者」という言葉がありますが、生産者という言葉は日本にもともとありませんでした。生産者というのは戦後できた言葉で、つまり「米をつくるだけの人」です。ここから日本の農業はおかしくなってしまったのです。 |
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| 佐野 |
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| 長田 |
| たとえば戦後できた日本農業組合がそうですね。江戸時代の農業者は、自分でつくった米を加工して江戸の町に売っていました。これが農業者の原型でしたが、戦後になると米を生産するだけの生産者へと変化し、農業を営む人間としてのアイデンティティーが欠落。そこから単なる効率だけを求めた米作りになってしまったのです。 |
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| 佐野 |
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| 長田 |
| なぜ私が会社をつくったかというのは、単純です。自分たちで米をつくり、自分たちで精米してお客様に届ける。そうした権利をもう一度農家に取り戻し、本来の米文化を取り戻したいと思ったのです。 |
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| 佐野 |
| 「ライスクリエイト」という社名にその熱い思いが表れています。「米作りから 米創りへ」これが長田社長の核になるわけですね。 |
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| 最近話題のブレインフーズWギャバWとは? |
| 佐野 |
| さて今回の「玄米ギャバの恵み」という商品は、米糠(こめぬか)の持つ秘密に気づいていただくための商品ともいえます。 |
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| 長田 |
| ギャバは主に人間の脳に存在するアミノ酸の一種で、その役割を一言で表現すると「脳のブレーキ」です。これに対しグルタミン酸は「脳のアクセル」です。脳にとっては両者とも必要な存在ですが、アクセルばかりでは当然危険です。現代人の食生活はグルタミン酸が大量に含まれています。ハンバーガーやジャンクフードなどは、グルタミン酸のかたまりで興奮作用もあります。 |
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| 佐野 |
| 現代の子供たちが、落ち着きがなくキレやすいと言われているのも、食の影響が大きいのでしょうね。 |
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| 長田 |
| 普段の食生活の中でグルタミン酸を大量に摂取していますから、アクセルを踏みつづけている状態で、感情や行動に歯止めがきかなくなっています。それが我慢強さや忍耐力の欠如、キレやすさというものにつながっています。 |
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| 佐野 |
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| 長田 |
| また仮にお米を食べていても、今から25年前からはギャバを含む糠(ぬか)部分が取り去られた白米ですから、これがまたブレーキ不能状態に拍車をかけています。25年前に私たちが糠と縁を切ってから、さまざまな問題が出てきました。たとえば幼児虐待を行う親たちというのは、ちょうど25年前に生まれ白米を食べ始めた子供たちです。脳にギャバがないため、彼らは我慢できないのです。社会問題にはもちろん様々な要因がありますが、毎日食べ続けているものはやがて劇的な変化を生みます。 |
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| 佐野 |
| 日々の食というものの大切さ、またギャバやマグネシウムを含むお米が「ブレインフーズ」(健脳食)と呼ばれる理由がわかりますね。 |
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| お米を浸水する本当の理由 |
| 長田 |
| 日本語には米から由来しているものが多く、まず白米というのは、漢字で書くと「粕(かす)」という字になります。そして健康という字の中心に米と書くと「糠(ぬか)」という漢字になります。これは「健康のためには糠を食べなさい」という先人たちからのメッセージです。しかし私たちは今、糠を取り除いた粕を食べています。これでは健康になりえません。 |
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| 佐野 |
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| 長田 |
| 通常私たちはお米を炊く前、当たり前のようにしばらく浸水します。水を吸収させることによって、ふっくら炊き上げるためだという認識が多いのですが、じつはもっと重要な理由があったのです。お米を水に浸けて1時間程すると、お米の中で酵素反応が起こりギャバが増加します。昔の人はもちろん、こうした科学的反応を理解していたわけではありません。しかし米を洗ってすぐに炊いてしまうよりも、しばらく水につけて炊いたほうが、「どうも体に良いようだ」ということを何千年もの歴史の中でわかってきたのです。何千年もかけて発見された、素晴らしく研ぎ澄まされた技術であり先人の知恵なのです。 |
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| 佐野 |
| 長く浸ければ浸けるほどギャバが増えるかといえば、そうではないようですね。 |
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| 長田 |
| はい。浸水して4時間ほどでギャバの量がピークになります。しかしそれ以上時間がたつと、逆にギャバの量が減少しはじめます。ですから昔の主婦の方は早起きしてお米を数時間浸けておいて、炊いていました。 |
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| 佐野 |
| いちばん美味しく炊けるタイミングを知っていたのでしょうね。 |
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| ギャバを壊さない調理法とは? |
| 長田 |
| ギャバは140度を超えると分解がはじまり、壊れてしまいます。日本料理では「煮る・炊く・蒸す」というのが基本ですが、これらの調理法はすべて100度までになります。つまりギャバが壊れない温度で調理されているのです。この点からも、和食はほんとうに良くできています。たとえば高温で炒めたり、オーブンで焼いたりというのはもともと伝統的な日本料理にはない調理法でした。市場には香りをよくするために炒った玄米やお米が売られていることがあるのですが、これはギャバが壊れてしまっている可能性があります。せっかくお米を食べるのですから、ギャバを摂取できなければもったいないのです。 |
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| 佐野 |
| 確かに江戸時代には高温で炒める焼き飯などなかった……。日本人はちゃんと自分たちが食べる物の本質を理解していたとしか思えません。一家の主婦の方には是非知っておいていただきたいことですね。 |
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| 手軽に効率よくギャバを取るには? |
| 佐野 |
| 白米よりも糠のついた玄米を食べたほうが、ギャバを摂取できることはわかりました。しかしいくら良いとはわかっても、美味しいと感じなければ続きません。 |
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| 長田 |
| 先人たちに知恵があるように、私たちにも知恵があります。先人たちの知恵に新しい知恵をプラスして、現代人にも通用するものをクリエイトする、その考えから生まれた商品が「玄米ギャバの恵み」です。健康食品やサプリンメントでも、化学合成されたものと天然のギャバとではずいぶん異なります。化学合成されたギャバは、その効果を得るためには1日300rも摂取する必要がありますが、天然のギャバだと12rで効果が出るのです。 |
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| 佐野 |
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| 長田 |
| それは単体のギャバのみではなく、その他のミネラル・ビタミンが豊富に含まれていることで複合的な相乗作用が生まれるからだと考えられます。また、何からギャバをつくるかという問題もあります。たとえば、かぼちゃや人参など、グルタミン酸のあるものからはギャバを作ることができますが、それほど効果がないのです。そして研究によって、お米とお茶のギャバが非常に効果が高いことがわかってきました。かぼちゃや人参にはグルタミン酸はあるのですが、グルタミン酸をギャバに変換させるデカルボキシラーゼという酵素がありませんから添加しなければなりません。ところがお米やお茶には、その酵素が存在しているのです。「日常茶飯事」という言葉がありますよね。これは「常日頃からお茶とお米を取っていれば、われわれ日本人の脳は正常に働きますよ」という何千年も昔からのメッセージなのです。 |
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| 佐野 |
| 長田社長は、古(いにしえ)を温め、新しき時代を生きる人々に必要なものを創造してくださったと感じています。まさに「温故知新」です。「玄米ギャバの恵み」は風味豊かでそのままでも食べられる味に仕上がっていますが、スープやヨーグルトなどに入れても美味しいですよね。またお米を原料にしているという点から、本来農耕民族であった私たち日本人のアイデンティティーを取り戻せるような商品ではないかと感じています。今後この商品が日本に広がっていくのがほんとうに楽しみです。 |
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株式会社本物研究所
代表取締役社長 佐野浩一
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