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■船井流2004年をどう生きる−6

1. ヒーラー・チャネラーについて

日向:まず、ヒーラーとチャネラーの意味について、初めて耳にするという方もいらっしゃると思いますので、簡単にご説明いただきたいのですが。
長谷川:はい、ではまず、職業としての「チャネラー」「ヒーラー」ということからお話させていただきますと、チャネリングは、いわゆる「見えない世界」・・天上界にお住まいの、先輩たちを我々は「マスター」と呼んでいますが、そのマスターたちの声を通訳させていただくお仕事です。そして、ヒーリングというのは、見えない世界のエネルギーを、私たち人間の体にある「導管」と呼ばれるパイプを通して、たとえば病気をされている方にエネルギーを送り、その方自身の治癒力を高めていただくことをいいます。ヒーリングは、主に、病気の方や少し元気のない方にさせていただくものです。そして、チャネリングは、「エネルギーを言葉で伝えるもの」です。悩んでいる方や、ものごとに行き詰っている方に、天上界のマスターたちから解決の方法を指導していただき、それを言葉でお伝えするという形なのですが、そういったことを生業というか、職業としている人たちのことを、「チャネラー」「ヒーラー」としてくくっています。ただ、私は、加藤雄詞さんの元気ネットワークのもとでもっと大きな意味での「ヒーラー」の意味を勉強してきました。ヒーラーというのは、その人と居ていい気分になれるとか、ほっとするような人のことで、それこそが究極のヒーラーなんじゃないかと思っています。ですから、たとえばエネルギーが通せるとか、手からパワーが出て…というのはヒーラーとしての一部の仕事であって、もっと広く大きな意味合いでみたヒーラーというのは、より大きな人間性を持った人のことだと言えます。天上界からのメッセージやエネルギーを通して、お仕事をさせていただくにしても、「なんかあの人感じ悪いのよね〜」という人にしてもらったら、何か余計なものまでくっつけられるような気がしますよね?まず、人間性ありき、その上でエネルギーを通して行く、ということを大事にして仕事とさせていただいています。ですから、よく「どうしたらヒーラーになれますか?」と聞かれますが、「エネルギーを出したい」「チャネリングをしたい」とおっしゃるのであれば、まずは「一緒にご飯を食べたくなる」とか「あなたの笑顔を見ると、元気が出ます」とか、そういう意味でのヒーラーになることをおすすめします。
日向:そうですか。
長谷川:この間、幸塾でお話させていただいたときに、舞台下で船井先生が話を聞いてくださっていたのですが、終始ニコニコされていてそれを見ていたらつい笑顔の話題を出してしまいました。やはり以前、船井幸雄.comの中で佐野社長のコラム(船井Family'sコラム)にも載っていましたが、「船井先生の一番の魅力は何ですか?」という問いに「あの笑顔だよ」という答が返ってきたという下りがありましたよね。たとえば、辛くても、苦しくても、同じような微笑を絶やさないでいられるかどうかというのは、精神力であり、人間力だと思うんです。元気なときとか、都合のいいときは、みんなニコニコしていられるのだけれど、そうじゃない時にどうしたらニコニコし続けていられるか、たとえ苦しい気持ちを押さえ込んだ状態であっても、笑顔でいられるかというのが、大事だと思いますし、それができる人が本当のヒーラーではないかと思います。
日向:では、船井会長も、ヒーラーですか
長谷川:もちろん、そう思います。幸塾に来られている方も、先生の笑顔が見たくていらっしゃっていると思いますし・・。
日向:会長は、「ヒーラー」と言われて、いかがですか(笑)?
船井:いやぁ・・特に、気にしませんが。私は意識力が強いので、セミナーでも、何千人の方がいても「みんなをこういう風にしたいな」と思うと、そのように変わってしまうので、ヒーラーといっていいのかもしれないし、自分の思ったように場を変えることはできます。それから、「あいつ気に食わないな」と思ったら即座にその人が病気になったりということもよくあったので、そういうことは思わないようにしています。そういうことが何回もあったから、人のことを悪く思ったり、「ちくしょう!」という気もちを持たないで、いつもニコニコしているのです。
長谷川:何をしても、プラスの影響力を出せる方じゃないかなと思うんですけれど・・・
日向:そうですね。
長谷川:雄詞さんはいかがですか?
加藤;実は、僕は、まさかこんな目に自分があうとは思っていなかったんですよ。本来、僕は絵描きを目指していた男で、どちらかというと人間嫌いでした。いじめられっこだったんですよ(笑)。僕のお袋は日本人でしたが、父親がシアトル生まれの日系二世で、ちょうど日本が貧しかったときに、アメリカは物資がいっぱいあったじゃないですか。ですから、オムツとか、僕のおやつのハーシーチョコとか、チェックの洒落たジャンパーとかいったものが、向こうの親戚が送ってくるんですよ。当時、田舎の小学校に通っていたので、どうしても目立っちゃうんですよね。チェックの革のつぎあてのあるズボンを穿いているような子供だったんで。僕はしゃれっ気で着ているわけではなくて、着て行けと言われるから着ていくわけで、それなのに「洒落ている」という理由でいじめられるんですよね。そうして、自分の中で、「人間はなんて嫌な生き物なんだろう」という思いができてしまったんです。遊んでくれないし、仲間外れにされるしで、すごく嫌でした。なんともいえない孤独感のようなものも味わいました。それで、結局、絵を描くことに没頭したんです。絵はいつでも僕の相手をしてくれました。僕を迎え入れてくれて、遊んでくれました。ですから、夢中で絵を描いたんです。人間嫌いだし、いつか絵描きになって山にこもって変なおっさんになろうと決めていた時期もあるのですよ(笑)。そしたら父親が心配して、「ビジネスマンとして・・」みたいなことを言うようになったんです。「やなこった!人間なんか嫌いだ!」そう言って聞く耳を持たなかったんですが、「お前、乞食になるぞ」と言われました。それでも僕は、「いいよ、なってやる!僕の絵がわからないなんて、変なやつなんだ!」と言いかえすような気持ちで絵に向かっていたような男なんですよ。
日向:そうだったんですか〜
加藤:でも結局、流通に入ることになって、大学時代にアメリカンハンバーガーのショップを出したんです。そうしたらすごく当たって、流通って面白いなって思い始めたんです。それで就職をしたわけなんですが、ビジネスをやっていくうちに末端流通って案外、面白いんだなと思いました。自分は接客などできない人間だと思い込んでいたのが変わってきたんです。そういうのをトラウマがとれたというんでしょうか?昔「こうだ」と決め付けてきた自分というものを、開放できるんだという体験をしていくうちにいろんなお話をいただくようになりました。そこで頑張ると、それに比例して、ツイているというのもあったのですが、なんとなく評価をいただけるようになったんですよね。そうして頑張っているうちにあるとき、とても不思議なことが僕の中で起きたんです。夢に聖母マリアが出てきたのです!! 信じられない!!超現実派の僕の前…というか、夢の中に出てきたんですよ。それがヒーラーになるきっかけでした。その時は「なんだこれは?!」と思いましたね。その方がおっしゃるには、「私たちはあなたの体をお借りしてあることをやってもらおうと思っています。ですから、そのあることが成し遂げられるまではとうぶん死ねませんから、頑張ってください。」ということだったのです。じゃあ、あることをやったら僕は死ぬんだ…と思って、ひどい人だなと思ったんですけど(笑)、単純に「はい!」と答えてしまったんです。そこで目が覚めました。その翌日から手が動き始めて、いまでいうと、それがヒーリングだってわかるんだけれど、当時は「何なんだこれは?!」という感じでした。しかも手から光が見えたり、知らないうちに人がわんさか寄ってくるようになって「私は腰が痛い」とか言ってくるんです。「なんでそれを僕に言ってくるの?!」と思う自分と、「いらっしゃい」と迎えている自分がいるんです。おかしくなったのかな?と思いながら、手あて(ヒーリング)というのをしてみると、痛みがなくなるそうなんです。とにかく、「えっ!?」というようなことが起きるんです。そのうちに難病と言われる人たちもくるようになりました。それで、テレビに少しだけ出たときに、またわ〜っと大勢の人が集まってきたんですよ。ちょうど、高塚光さん、僕と同い年ですが、彼が出始めたときでした。しかも彼も同じビジネスをしていながらヒーリングをする人でしょう?その頃のことだったので、どんどん輪が広がって本業の仕事ができなくなってしまったんですよ。その頃が、僕のヒーリングのスタートでした。それから今まで、4万数千人の方をヒーリングしてきました。でもやはり、僕の中に理論はないし、今まで学校で誰にも習ったことがない世界があるのだなぁという単純なもので、あとの細かいところはわからないというのが素直な感想です。ただ望まれているのなら、受けて立とうと思いました。しかし、これだけたくさんの人を1人でみることはできません。そこでひとつ後輩を育ててみようと思ったんです。「みんなで手分けしてやろうよ、喜ばれるよ。」ということで、ヒーラーを育成する「ヒーラー意識養成講座」というのを始めました。僕自身も学ぶつもりで伝えていくと、どこからわいてくるのかわからないのですが、どんどんメッセージがおりてきて、2時間、天上界系の話がダ〜っと出てくるんですよ。でもね、口から出てくることは習ったこともない話なんです。これは、ものすごく楽だなぁと思いました(笑)。いままでビジネスをするのに、企画をし、まとめ、プランし、戦略をたててきたものが、一切必要ないんですよ。これは便利だなと明るく捉えて、これをビジネスに活かしたら、どうなるんだろう?と考えて実行したんです。その頃か、その少し前くらいに、船井先生とまさにこの場所(芝シティビル10F)で、お目にかかることができたんですよね。それで「先生、僕は流通をこのように思うのですが・・」という話をしたら、やっぱり先生もヒーラーですね。僕はまだ何もわからずがむしゃらにしていた頃ですが、先生はニコニコされて、「加藤さん、あなたは明るいから、あなたの周りにたくさんの人がやってくるよ。」とおっしゃったんですよ。この言葉は永久に忘れません。僕は単純ですから、「そうなんだ」って、思ったんですね。これが、おそらくこの質問の、ヒーラーというものに必要な要素のような気がします。とにかく単純明快!先輩がおっしゃることだからそうなんだと、そこからスタートだと思います。だから、ヒーラー「意識」を養成したら、単純に、宇宙のメッセージ…天の理(?)ですか、そういうものが自然と応援してくれるような気がするんです。そういう、大きな意味でのヒーラー、もしくはチャネラーという人たちが養成できたら、きっと地球が喜ぶだろうなと思ったんです。それに、よりたくさんの人をヒーリングしていくにも僕1人ではやりきれない問題だし、それならと10名限定で教えることにしたんです。
日向:それが「ヒーラー意識養成講座」のはじまりですか?
加藤:そう。でもなぜ10名かというと、僕の事務所に11個しか椅子がなかったんですよ(笑)。僕が座ると10名しか迎えられないでしょう?それで、10名限定で・・といったら、23名集まってしまったんです。さすがに入らないでしょう?そこで、僕の事務所の真ん前に、バーがオープンしたところだったので「あのバーでしたらどうだろう」ということになって、結局、場所をそこに移して、ビール付きでやったのが「ヒーラー意識養成講座」の1回目だったんです(笑)。
日向:そうなんですか〜。
加藤:今は、全国で470名くらい受講者がいます。その中で、先陣を切って彼女(長谷川さん)が、覚醒をしたというのか、不思議なことが起きて僕と同じことを体験したんです。「それそれ!俺と同じ!ちょっとやって〜」といって訓練したら、できるようになってそれに続いて2人目、3人目と生まれてきたんですね。理論的にはよくわからないけれど、これは、やっぱり目に見えない世界というものがあって、何かが応援しようとしてくれてるなぁ〜その中に「神様」がいる!いいじゃないかいたほうがって思うんです。辛いときに、「神様助けて」って言えるから。それだけでも、得だろう君?って聞くと、若い人はみんな「イエス」というんです。そういう素直な発想を持ったヒーラー・チャネラーが増えていくと、「神様」というか、見えない世界からのメッセージを情報として得る機会が増えていくと思います。ただし神様になろうとする必要はないんです。人間をまずはしっかりやろう、そして地に足のついた形でのヒーラー・チャネラーになってほしいんです。そしておそらく今後は、ヒーラー的な経営者や営業マンが売れていく形になるような気がします。ヒーラーは、普通、人を傷つけないものですから。ただ、時々、神の名を語って脅すような人がいるんですよね。これはやめてよって言ってるんです。そういうイメージが私の中の「ヒーラー・チャネラー」です。
日向:そうですか、わかりました。・・今、加藤さんや長谷川さんのように、一生懸命働いてきた方が突然、覚醒してしまうようなことがちょくちょく起こっているようですが、それはどうして、まじめに働いてきた人に起こるのでしょうか?
船井:まじめでなくても起きる場合があると思うけど・・・(笑)。
加&長:あはは(笑)!それは、私たちのことですね〜(笑)・・・
船井:いや〜。見えない世界というか世の中の高級な知的面と意識の波動が共鳴するんです。いま、とにかく地球がおかしなことになっているので何とかしようと思っている見えない世界にいる存在が、自分と共鳴する波動というか、意識を持っている人を一生懸命探しているんじゃないかと思います。ですから、そういう人がもっと世の中に出てきたら、早くよい世の中ができるのではないかと思います。

<次へ>
1. ヒーラー・チャネラーについて
2. 医療の世界にも取り入れられるヒーリング
3. 2004年の後半はどうなる・・・
4. 読者へのメッセージ
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