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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2004年5月14日
第26回 ショッククリニックセミナー in 北海道

 私が、もっとも効率的な勉強法は、たくさんの「ショック」や「びっくり現象」を集めて同時に見てそれに共通することを知り、それに上手に対応することだと気づいたのは1975(昭和50)年ごろです。そこでショックをまとめて体系的に理解し、時流や近未来を知ることができる「ショッククリニックセミナー」を1980(昭和55)年から始めました。
 このセミナーで、「一番化理論」「長所伸展法」「想念実現法」「本物化法」を確立しました。ともかく、このセミナーは私がコーディネーターをつとめるセミナーでは、最も人気のあるバスツアーです。
 26回目を迎える今回は、6月のはじめに北海道の札幌から小樽、富良野、美瑛、旭川を回ることにしました。
 北海道というところは自然の懐にいだかれた明るい美しさと、寂然とした北の風土とが混ざり合いひとつの大地を作り上げていて、独自の風土が存在しています。しかし北海道の人が伝統にこだわらないような気がするのは、新しい土地で、新しい材料で、新しい人々とともに、生活を作り上げなければならなかったからではないかと思います。長所だけをうんと伸ばし、一体化して新しい本物を追求した結果、今の北海道があるように思います。今年もみなさんと、多くのびっくり現象や本物、イヤシロチを体感したいと思っております。 ご参加を心より待っています。
                                  船井幸雄

日  程:2004年6月1日(火)10時20分から6月3日(木)14:45頃まで(予定)

 今度の見どころは・・
1.なぜ小樽が日本屈指の観光地になったか。
2.本物の各条件を満たしている「まほろば」の考え方・・どうすれば本物ができるか分かる。
3.これからの日本は「農業観光」で生きるべきだ。そのポイントが分かる。
4.船井幸雄が2泊3日ご一緒します。これから親しくお付き合いできます。

【スケジュール】
日程内容・船井幸雄のコメントほか
6月1日(火)
10:20新千歳空港1階(日本航空)JAL団体受付カウンター前集合
10:30バス出発
11:30〜12:15(訪問先1) 北一硝子小樽という町は、北一硝子社長の浅原健藏さんにより経済衰退期からいっぺんに息を吹き返した町です。もとはランプをつくっていたガラスのメーカーでしたが、時代の変遷により注文がほとんどなくなったことから発想を一転、オフビジネスの製品を展開し、ガラス製品の小売売場をつくると、札幌に来た人たちが小樽まで足をのばすようになり、小樽の観光名所となりました。やがて小樽の人口15万人に対して年間250万人もの観光客を集める都市に成長しました。その大部分を担っているのが北一硝子です。一番化というのはそれだけ人を集めるのです。今回、浅原社長はお見えになりませんが社長のお取り計らいにより、イタリア人が「ヴェネチアにもこんな美術館はない」と賞賛するヴェネチア美術館を、社員の人達じきじきに案内していただくことになっています。
12:15〜13:45(訪問先2) 初代ラーメンにて昼食(3班に分けて) ご主人は太田勝敏さん。小樽では超有名で長い行列ができるお店です。味を引き継ぐのがむつかしく、ご主人の代で終わらせるから「初代」という店名なのだそうです。
14:15〜15:00(訪問先3) 自然食品店 まほろばと宮下周平さんのエリクサー93、4年頃から消費者の品質に対する深さに対してのニーズがものすごく強まりました。物づくりの匠性やプロ性という技術に対する希求性、興味を強く持ち、奥深く求めるような時代になってきたのです。エリクサーは30万円する浄水器ですが、納得性を追求している人に売れています。宮下さんは本物の目利き名人で、20年前、オーリングテストとの出会いをきっかけに北海道で自然食品店を始められました。18年の自然食品店経営から、年々悪化の一途をたどる地球環境と、それに並行するかのような人の免疫機能の低下をまのあたりにし、どうすればそれらを回復できるのか、永年の経験をすべて注ぎ込んで開発した製品です。
15:40〜17:10(訪問先4) 佐藤水産株式会社のサーモンファクトリー他と競争や喧嘩をしなくても勝てる聖域を持っているのが本物企業の特徴です。佐藤水産は高品質海産物の加工水産品会社で、独自の技術を持ち本物にこだわるなかで、圧倒的に日本一のアイテム数を誇っています。
特に鮭はおいしさと安全性を追求して、1.天然のものだけしか使わない 2.頭からしっぽまで全て商品化 3.大量生産ではなく手のぬくもりを感じさせる手作りの商品を中心としている 4.素材選びから加工、販売、飲食と「川上から川下まで」を全て自社で行うなど、「安心・安全・おいしさ」に対する思いへの結果から、徹底したこだわりがあります。今回訪問する“サーモンファクトリー”はISO14001とHACCP(ハセップ)に対応した最先端の工場直結の直販店です。施設のほか40種類以上ある試食品を見て買い物を楽しんでもらいたいと思います。佐藤水産は日本でナンバーワン、世界でも一番鮭を知りつくしている企業だと私は思います。
17:40ガトーキングダムサッポロ オテル・ド・レーゼン サッポロ 到着
17:45〜19:00(講演) 株式会社まほろば 社長 宮下周平氏(ホテルにて)エリクサーの誕生秘話を聴講してもらいます。
19:20〜20:45懇親会
6月2日(水)
7:00〜8:20朝食・チェックアウト、8:30 バス出発
11:30〜13:00(訪問先5-6) 「土のお医者さん」農業コンサルタント 上田敏三氏のバス内講演と、上田氏がアドバイスを手がける農場「青木農場」と「美瑛農場」の見学。上田さんは土壌、微生物、水、波動、生命の本質をよく理解し、土壌分析を用いるなどして、EMを中心とした総合的な技術を確立されました。また、EMのパワーを上げるために波動や抗酸化力を持つ資材との併用という技術も積極的に取り入れ、常に現場の農家の立場に立った指導を行い、「土のお医者さん」と呼ばれるようになりました。今回は上田さんがアドバイスを手がけられてきた青木農場と美瑛農場に行き、本物の農業の現場を見学してもらいます。
13:00〜15:30(訪問先7) 前田真三写真館「拓真館」訪問および「くまげら」にて昼食美瑛町は北海道のほぼ中央に位置し、ヨーロッパの景色を彷彿とさせるなだらかな丘陵が、美しい景観をつくり出しています。故前田真三氏が撮影した風景写真「麦秋鮮烈」で、辺境の丘のまち美瑛は一躍有名になりました。美瑛町は人口1万8千人ですが、写真館を訪れる人は年間30万人といいますから、いかに多くの人が前田氏の写真に惹きつけられているのかがわかります。昼食は建物の石を積んで造ってある部分が印象的な「くまげら」で富良野らしい郷土料理を楽しんでいただこうと思います。
6月3日(水)
7:00〜8:20朝食・チェックアウト、8:30 バス出発
8:45〜10:00(訪問先8) 旭岳と旭岳ロープウェイ北海道でもっとも気高い山と言われる旭岳へのぼります。北海道の山は全般的に標高がそれほど高くなく、2000mを越える山はあまりありません。しかし北海道の山は深く、原始の趣を今でも保っています。その中で標高2290mの旭岳は北海道の最高峰です。6月はちょうど旭岳に春がおとずれている頃ですので、山腹のお花畑や珍しい高山植物が姿を見せ始め、ダケカンバの樹々が緑を濃くしていく時です。日本初の101人乗りのロープウェイで標高1300mの旭岳5合目まで登り、天上の散歩道を歩いてもらいます。
11:30〜14:15(訪問先9) 斎藤牧場訪問および昼食牧場主の斎藤晶さんが開拓団の一員としてこの地に入植したのは昭和22年のことです。当時19歳で唯一の独身者だった斎藤さんにあてられた土地は笹と岩だらけ、高低差が150メートルもある最も条件の悪い土地でした。苦しい開拓の営みに挫折し、食べられなくなった斎藤さんは途方に暮れ、極限まで追い込まれたそうです。そして「自然を無理やり押さえつけて自分の気に入ったように変えようとするから苦労する。自然を自分に合わせるのではなく、自分が自然に溶け込もう」と悟ったのだそうです。斜面も岩もそのまま。笹だけは刈り、雨の降りそうな一日に枯れ笹に火をつけて、燃えた跡地に草の種を植え、草が芽生え始めたら牛を放牧しました。牛はヒヅメで土を掘り起こしながら草を食べ、農業に不向きだった粘土質の土は、大学教授が驚くほどの密度の濃い土で、草が横に生えるという特性だったこともあり、やがて自然に整地されました。のちに役人がこれを「蹄耕法(テイコウホウ)」と名
付けたのだそうです。斎藤さんを酪農界の異端児扱いして見向きもしなかった役人は、ニュージーランドの著名な学者が評価したことにより、あわてて調査員を派遣するようになったそうです。「蹄耕法」は独特ですが、自然を見事に活かし共生している点で本物だと思います。斎藤さんは「日本列島は七割が山ですから、こうした方法で牧場を作ったら過疎地や中山間地は宝の山になります。大事なことは山には何もないのではなく、すべてがあるということを知ることです。」とおっしゃっています。斎藤牧場は21世紀の社会と経営の理想システムを示唆してくれているかのようです。
14:45旭川空港にて解散→バスは17:00着の予定で新千歳空港に向かいます。

※スケジュールは、予告なしに変更する可能性がございます。予めご了承ください。

<お問い合わせ>
〒141−8527 東京都品川区西五反田6丁目12−1
椛D井総合研究所 ライン統括室 太田
電 話.03−5434−7631(直通)
FAX.03−5434−0379
                                           =以上=

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