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2006年6月14日
今月下旬発刊の『これから5年、いよいよ正念場』の「あとがき」

 今月下旬に徳間書店より発刊予定の表記の本の校正が終りました。以下は同書の「あとがき」です。自分をかなりあけっぱなしにした本です。私の意をぜひお読みとりください。

あとがき

 本書は、2006年5月3日から原稿執筆に入りました。今日5月21日に一応脱稿しました。
 本書の「まえがき」にも書きましたように、本書を出そうと思ったのは、今年3月31日に徳間書店から発刊されたヴィクター・ソーン著、副島隆彦訳/解説の『次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた』を読み、びっくりしたからです。私はソーンさんが書き、副島さんが訳して解説した同書の内容のほとんどは、正しいことだと思います。この本に書かれていることについて、私もかなりのことは知っていたのですが、「まさか!」と思うことがそこには書かれてあり、それらのことを否定する根拠がみつからないからです。
 この本を読むといまは多くの予言書でいっている「末法の世」にすでに突入しており、このままでは宇宙の大ルールである秩序維持機能と秩序形成機能が近々に働き、地球人類は近未来に滅びるか、滅びないまでも原始人から再出発しなければならなくなる可能性が高まってきたと、私の知識からは判断せざるをえないのです。すでにその確率は40〜50パーセントはあるでしょう。

 私の認識では、私たちがしっかりと生きていきさえすれば、2020年頃には「みろくの世」といっていい、「すばらしい時代」を築けるはずだったのです。
 しかし、その確率はすでに60パーセントくらいしかなく、下手をすれば50パーセントを切りかねない・・・と思えるくらい、「ソーン・副島本」は、私にはショックでした。心ある人はぜひ、この本をお読みください。
 そこで、それでは私たちはこれからどう生きるべきかを書いたのが本書です。
 とくに、第1章で記しましたように、日本人が「よい世の中づくり」のトップバッターであり、決め手のように思われるのです。それらの理由は、私なりに本書に記しましたが、ぜひ十分にご理解ください。
 本書を読み、できれば人として正しく生きてほしいのです。それは本書第5章に書いたような生き方をしてもらえばよく、これらが本来の人間のあり方、生き方です。だから、けっして難しくないと思います。よろしくお願いいたします。
 このように書きましたが、本当はペンが勝手に走り、本書ができたようにも思います。宇宙の秩序維持と秩序形成機能が私に本書の原稿を書かせたような気もします。
 なぜなら、私は、人間はできるだけ自分のことは他人にはいわないほうがいいと思っているからです。一番しないほうがいいことは自慢することです。ついで自己主張することです。これらは他者の悪口をいうこととともに、他人さまから嫌われ、足を引っ張られる最大原因になりますから、少し賢明な人はしないように心がけるものです。
 私はここ40年くらい数千回の講演を行い、300冊を超える著書を出してきました。 講演は特定者を対象にしていますし、乞われたことを話すのが一般的ですから、そこそこはいいとしましても、著書のなかでは、なるべく自分のことは書かないように気をつけてきました。それでも、ときどきは自分のことを書かざるをえないことがあり書きました。
 その結果もあり、いま日本人の1パーセントぐらいは私の名前を知ってくれたようです。
 そして、そのなかの10パーセンぐらいが私の考えに強く共鳴してくれるようです。しかし、30パーセントぐらいの人は、私の名前を聞くだけで感情的に反発するような気がします。ほかの60パーセントは「どうでもいい」と思っているようですが、いま30パーセントの人に反発されるのは、著書内で自分のことをひかえめながらも書いたからだと思っています。
 ところで、本書では、私としてははじめて自分のことをかなり開けっ放しに発表しました。これで、私のことを知っている方の50パーセントくらいは反発されると思います。しかし、私に強く賛同してくださる方も20パーセントくらいに増えるのでは・・・と心のなかで期待して、あえて私の特性と私のいいたいことをストレートに本書内であるていど出したので、よい意味の「百匹目の猿現象」が起きればと期待しています。
 できれば、本書を世に問うことにした私の意をお汲みとりください。

 本書は、忙しい仕事の合間に少しずつ細切れに書いたのですが、とりあえずいま言いたいことはほとんど書き終わりました。わかりやすくまとまったような気がします。よかったと思います。
 なお、本書の内容のための資料収集や原稿執筆の助力を、私の友人の(株)エディックスの櫻庭雅文さんと、木本真澄さんに手伝ってもらいました。また、船井本社秘書室の重冨嘉代子さん、兒玉裕子さん、藤原かおりさんにもいろいろ助けてもらいました。
 ここで、これらの方たちにお礼を申します。
 最後に、この「正念場」を上手に乗り切れることを心から期待してペンを置きます。

2006年5月21日 自宅書斎にて(著者)(転載ここまで)

                                              =以上=

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