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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2009年7月13日
いつでも役立つ記事で埋めつくされている『ザ・フナイ』

 つい先日のことです。『ザ・フナイ』のトップ対談のために篠原佳年さん(医療法人 わいわいクリニック 理事長)が熱海まで来てくれました。午後1時すぎに見えて、4時半ころまで久しぶりに、しっかりと話しました。とはいえ、彼は医師であり、リウマチ治療では、日本有数の名医と言われている臨床医です。
 体調が完全でない私のカラダが気になるのか、私をモデルにしての診断を兼ねての対談となりました(詳しくは『ザ・フナイ』の今年9月号をお読みください)。
 私は、彼のおかげで、2年何ヵ月にもおよぶ体調を崩した原因を、この時はじめて納得しました(いままで多くのところで調べましたが原因不明だったのです)。
 右足の股関節が異常になったので、左の上半身が、つぎつぎに病気になったという彼の診断を正しいと思いました。また呼吸器系や循環器系も弱い理由も納得しました。
 その後、彼は、私をさらに納得させるために、多くの資料を送ってくれましたが、自分のカラダのことですから、すべて思い当ります。完全に理解、納得しました。
 原因が分ったので、その日の夕方から股関節の正常化治療をはじめました。
 病気になった患部の対象療法(たとえば、私の場合、心臓、左肺、左顔面マヒ、左口腔内、左目、左耳、左鼻 etc.)も大事ですが、それだけでは、原因を除去していないのです。すぐに再発したり、それらの患部も完治しなかったからです。
 右股関節正常化の効果は、すでに、かなり出て来たようです。ようやく希望が出てきました。また私の血液検査から、さまざまな生命情報を読みとり、有益なアドバイスをたくさんしてくれました。その内容は私の今の健康状態にはじまってストレスの程度、免疫力のレベル、老化の有無、栄養のバランス、冷え(代謝)の程度や、運動が足りているかなどに関してでした。これもまた参考にして、良い結果が出そうです。
 以上は私事ですが、「根元がもっとも大事だ」というのは、私の長年の人生経験からの結論です。
 根元の不良債権の原因を放りっぱなしにして一切の処理をしないで、目先の対象療法ばかりしているのが、いまの世界経済に対する各国政府や中央銀行のやっていることです。だからいまの経済恐慌は回復しないで、ますます悪くなると思います。
 ところで私の言いたいのは、月刊誌『ザ・フナイ』の記事は、その90%までは、いつ読んでも新鮮で役に立つ根元や、それに近いものだ…ということなのです。
 たとえば、上記篠原さんの書いた記事としては、2008年6月号の『ザ・フナイ』の「臨床名医たち特集」の中に「これでいいのか? リウマチ医療」という文章が載っています。それはつぎのような書き出しからはじまっています。

 昨年2月のテレビ出演がきっかけで、全国から約600名近い患者さんが来院されました。
 その方々は、大学病院のリウマチ科、リウマチ専門病院、リウマチ専門医などで診断・治療を受けているにもかかわらず、「本当に私はリウマチなのか? 今の治療でよいのか? リウマチが良くならないので他の方法がないか? 薬が怖いので何とかして欲しい」などで来院された方が大半でした。
 驚いたことにその大半の方々は「リウマチ」ではなかったのです。以前から少し感じていたことですが、リウマチと診断を受けて治療を受けている患者さんたちを診ることにより、実は彼らの多くは本当のリウマチではないようだ。そのことが確信へと変わりました。リウマチは非常に誤診が多いということと、リウマチでない人、疑わしい人、リウマチの活動の止まっている人にも、必要のない最新医療の治療薬(生命の危険を伴う)が、一様に使われているという実態があるのです。しかもそのような生命にかかわる薬の使用に際しても、何らの説明も受けていないのが現状なのです。25年以上リウマチ医療に携わってきた者として、この場を借りて警鐘を鳴らしたいと思い、この緊急提言をさせていただきました。

リウマチ診断の現状から
 ところで、それほどリウマチの診断は難しいのでしょうか? リウマチの診断方法には、次のような、米国リウマチ学会によって提唱された七つの診断基準項目があります。




一、朝のこわばりが、少なくとも1時間以上にわたてみられる。
二、三つ以上の関節に炎症による腫れがみられる。
三、手首や手指のつけ根の関節、手指の第二関節に炎症による腫れがみられる。
四、左右対称の関節に炎症による腫れがみられる。
五、皮下結節(リウマトイド結節)がひじやひざなどにみられる。
六、血液検査でリウマトイド因子が陽性(リウマチ反応)である。
七、X線検査で手の関節に骨の萎縮などの変化がみられる。
  (一〜四までの症状は6週間以上続くこと)
   このうち4項目当てはまったら、リウマチと診断します。
   

 リウマチという病気は免疫異常の病気で、急性炎症を伴うものです。炎症もないところに変形はみられません。活動性はあっても比較的ゆっくり進行するので、一般的には生命にかかわりません。
 この診断基準を用いれば、専門医でも、専門でない一般の医師でも「リウマチ」と診断するのは難しいことではありません。でも実際は、このことを全く知らなかったり、知っていても無視したりして活用されていないケースが多くみられました。
 また、ある大学病院では、基準を満たしていないのを知りながら「早期関節リウマチ」と診断し、基準を満たすようになってからでは遅いと説明し、見切り発車的な治療が行われたケースもみられました。
 これではせっかくのリウマチ診断基準が活用されていません。それどころか、病気ではない人に誤った治療をするということは、犯罪に近い行為といわざるをえません。
 これらのことが現在のリウマチ医療を誤らせ、難しくしている大きな原因であると思われます。これはあってはならない過ちであると私は思います(転載ここまで)。


 これで『ザ・フナイ』の彼の文章の1/10くらいを紹介しただけですが、この全文を読むとリウマチだけでなく、現状の医療の根元的な問題点と、医師との付きあい方が分ります。
 『ザ・フナイ』の記事は、たとえば「生体エネルギー」につきましても、2008年1月号の佐藤政二さんの文章が実に参考になったりというように、いつ見ても新鮮で根元的なので常に役だちます。
 連載記事を書いている人たちの文章も同様です。そういう意味では『ザ・フナイ』は雑誌なんですが、半永久的なもので埋めつくされています。
 根元か根元に近いものに、焦点を合わせた、珍しい月刊誌なので、そのように御理解のうえ、お読みください。また保存しておいてください。よろしく。
 なお、篠原佳年さんへの連絡は、FAX086−428−8433で、できます。
                                            =以上=
              

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