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2010年8月30日
日月神示と縄文時代

 近々、ヒカルランド社から中矢伸一さんの新著『日月神示、宇宙縄文神とのまじわり』という本が今月中に出ます。

 いま、縄文時代というか縄文文化が、特殊な時代と言えるすばらしい時代だったことが分ってきました。
 そのことをふまえて、この『日月神示 宇宙縄文神とのまじわり』読みますと、この本は非常に参考になると思います。
 以下は同書に序文、推薦、解説を頼まれた私の書いた文章です。少し永いのですが、いろんなことが分りますのでできれば御一読ください。
 この文章と8月9日の私の発信文を併せて読んでいただきますと、地球人類についての私見がお分りいただけるとも思います。
 特にアヌンナキやレプティリアン系知的種族、そして、いま闇の勢力と言われている存在との関係も、ほぼ分ると思います。
 では私が同書に「序文」として書いた文章を紹介いたします。

序文・推薦・解説に代えて

宇宙縄文神の御胸のなかこそ、日本人が、いや世界が帰る場所なのかもしれない
                                           船井幸雄


 日本の縄文時代が今世界中から、注目を集めています。
 それは主として、考古学のジャンルから始まったものといえそうです。日本から出土する縄文土器が、どうやら世界最古のものであることが確定的になったようです。また日本の縄文の木造建築物も世界最古、しかも非常に優れたものであったことが証明されつつあるということです。人たちの生き方も遺跡から判断しますと、平和で互助を中心としたものだったようです。

 2000年の6月、『神々の指紋』の世界的ベストセラーで有名なグラハム・ハンコックさんは、サンデー毎日のインタビューに答える形で「日本以外ではほとんど知られていないけれど、私は縄文を古代世界でもっとも重要な文化と位置づけています」「縄文土器は、素晴らしい古代世界の結晶です。縄文人が作った土器を手にすると、電流のようなものに打たれて、縄文人の知的水準の高さ、創造力、あるいは芸術的センスといったものが、歳月を超えて伝わりました。私たちにとって幸運なことは、縄文文化は失われた文明ではないということです」。こんなようなことを述べています。
 彼は探求家として、また人類のあらゆる能力に挑戦した人なので、このコトバはすばらしいと思います。

 私の畏友(いゆう)、太田龍さんは残念ながら亡くなりましたが、『縄文日本文明一万五千年史序論』(成甲書房刊)を著して、日本縄文文明の意義と特質をとことん追求しました。
 太田さんによりますと、「縄文時代という呼び名は適切ではない、それは神代(かみよ)と呼ぶべきものである。縄文日本文明の根本特徴は、この神代が断絶させられることなく、現在まで、連綿脈々と継続している、ということである。その一貫性と正当性は[1]天照大神 [2]内宮(皇大神宮) [3]そして皇統 [4]最後に日本語および日本語の言霊と密接に結びつく、日本人の脳の働き(角田説)以上四点に収斂(しゅうれん)する」のだそうです。
 私には彼の言わんとすることがよくわかります。そして、そのとおりだと思います。

 ゼカリア・シッチンさんの研究やそれを踏まえて敷衍(ふえん=展開)させたデーヴィッド・アイクさんたち、その他の研究者によって、この人類の歴史は、異星人の介入によって大きな変化が起こったことが明らかになってきました。
 シュメールの古文献では、その異星人は太陽系の12番惑星ニビルという3600年もの超長期の周回軌道を持つ惑星からやってきたアヌンナキという宇宙人と言われています。シッチン説では、彼らは45万年前(二十数万年前という文献もあり)もの遥か彼方の時代に、地球にやって来たと言われています。その目的はゴールド(金)採鉱ということです。     
 惑星ニビルは惑星周囲の保護膜が消えかかっており、そのためにアヌンナキは絶滅の危機にありました。その保護膜を補修するためのゴールドがどうしても必要だったのです。幸い地球はゴールドの宝庫だったようです。しかし、宇宙人のアヌンナキにとっては地球環境そのものが過酷であったばかりか、ゴールドの採鉱労働そのものも辛いものであったようです。あるときアヌンナキ内の採鉱者の反乱が起こりました。その解決策として、奴隷労働用の生物ロボットを作ることになったのですが、それによって誕生したのが地球人類であるという説です。
 アヌンナキの遺伝子を使って作られた人類はこうして増えていきました。しかし、アヌンナキの中にも派閥があって、人類が増殖していくことを快く思わないグループもいたようです。
 ある時、地球に天変地異が起こることを察知したアヌンナキは、いったん地球外に去って避難することになりました。これが大洪水の神話として残されていると言われているものです。その時、人類は滅びるに任せるという決定がなされたのですが、あるアヌンナキはそれを忍びなく思い、人類の一部に生き延びるよう方策を授けました。これがノアの神話として残されているものだと言われています。
 大洪水のあと、壊滅的な打撃を受けた中近東地域に、避難していたアヌンナキがもどってきた時、生き延びた人類を目撃してびっくりしたようです。しかし、これから文明を再興するために人類の労働力は必要不可欠であると判断したアヌンナキは、人類とともに文明再建に取り組んだというのです。それがシュメールから始まるメソポタミア、エジプト、インダス、黄河の四大文明という説です。

 デーヴィッド・アイクさんは、彼らアヌンナキは次第に人類の前から姿を隠し、影から秘密裏に人類を監視するようになったといいます。それがアイクさんの言う爬虫類人(レプティリアン)とも関係がありそうです。そのレプティリアンの地球支配が、世にいう秘密結社の奥の院なのだというわけです。
 太田龍さんの『縄文日本文明一万五千年史序論』の骨子も、まさにこのことです。人類の歴史はヒッタイト、アーリア、コーカサス、フェニキア、韃靼(だったん)まで、すべてはアヌンナキ異星人、そしてレプティリアンの地球支配の血塗られた歴史そのものだと言います。私もほぼこの説に賛成です。 
 ただ唯一、異星人の影響から免れて、ある地球原住民がスクスクと成長・向上して、地球生物全体社会での生え抜きの人類文明を構築していたのです。そういう文化と時代がありました。それが日本の縄文、神代であったと彼は言うのです。面白い説です。これは、とても参考になります。

 私の友人に加治将一(かじ まさかず)さんがいます。彼はノンフィクション的作家ですが、丹念に事実を究明する点では、グラハム・ハンコックさん以上です。彼は考古学的に以下のように述べています。


 縄文人のルックスはエキゾチックだ。のっぺりしたシナ系、朝鮮系とは明らかに異なっている。いわゆる目鼻立ちのはっきりとしたアイヌ人または沖縄人のイメージだ。
 性格はおっとりしている。でしゃばらない。裏表がない。来る日も、来る日も同じ生活の繰り返しで、物質的な進歩はほとんど見られなかった。
 魚や果物、ナッツ類を食べ、神に感謝を捧げての毎日だ。異性と出会い家族を作り、そしてまた神に感謝する。それ以上の欲はない。それだけで満足する日々が我が列島で一万年近く続いてきたのだ。出世とは無関係な、ぬくぬくとした生活。その果てがこのせちがらい浮世である。きっと我々はどこかで足を踏み外したに違いない。
 彼らの生活は貝塚(かいづか)で覗ける。貝塚とは、動物の骨など食事の残りカスの捨て場所だ。意外と几帳面だったのか、決められた所にちゃんと捨ててある。だから貝塚を漁ると一目瞭然、当時の食糧事情、栄養事情などまでも分かってくるのだ。
 ところが貝塚から人骨が出てきた。
 残飯と人骨を一緒にするなど、やはり縄文人というのは野蛮な連中なのだ。と、学者は長いことそう感じていた。しかしよくよく見ると、その人骨はきちんと埋葬されていたのである。しかも祭祀(さいし)の用具まで並べられている。
 そこで見方ががらりと変わった。
 貝塚はゴミ捨て場ではなく、食べたものを神に贈る儀式の場。いうなれば祭壇というコンセプトを持っていたのではなかろうか。いや、どうやらそうらしいのである。野蛮などという妄想を掻き抱いて申し訳ない。縄文人への総懺悔である。
 古代人にとって、食べ物をくれるのは大自然だ。その大自然と神とは一体だった。
 神が怒れば自然が荒れ狂って、海や森が人々を拒絶する。ならばどうする? 何はともあれ神を宥(なだ)める他はない。

 自然=神。
 万物に霊が宿るアニミズムの世界、アメリカ・インディアンと同じ自然神に対する信仰を抱えている。神を執り成し、感謝する。大自然に傅(かしず)き、貢物(みつぎもの)を捧げる。そうやって暮らしていたのだ(加治将一さんの文の転載ここまで)。


 ともかく、縄文人とはアヌンナキともレプティリアンとも無関係の聖地での人類の時代だったようだ…と私は思っています。ただムーのよい思想だけが、少しだけ入っていたかもしれません。

 ところで、ジュード・カリヴァン博士は白人女性で、私が初めて肝胆相照(かんたんあいて)らすことができた方です。ビジネスの世界でトップ業績をあげた人で、そののちにオックスフォード大学で、量子力学を究め、考古学でも博士号を持っている方です。ヒーリング能力にも優れているようです。
 彼女は、「人類には大きなトラウマがある。その一つが人類の出自に関することである。人類は、爬虫類人によって影響させられたという事実を受け入れなければなりません」と言います。太田さんと少し違うのは、カリヴァンさんは、レプティリアン、アヌンナキには善悪両面があり、それをトータルで受け入れていこうとする姿勢です。
 そのカリヴァンさんが、今後のライフワークとしているのは、日本の縄文にこれからの世界を救う鍵があるとしている点です。いま彼女は日本の縄文に関するスピリチュアル・スポットを訪ねて、直接その土地、その巨石、その遺物などからの声を聞こうとしています。
 その旅はすでに始まっているようです。そして、その旅の同行者として、日月神示研究家の中矢伸一さんが欠かせない存在のようです。どうやら縄文の探究は、日月神示と切っても切れない関係にありそうです。カリヴァンさんと中矢さんをお引き合わせしたのは、私です。このお二人には何かしら重要な役目があるように直感したからです。

 私と日月神示との出会いは、すでにいろいろなところで述べました。神示を書いた(?)岡本天命さんの夫人(三典(みのり)さん)と私は親しかったから日月神示については知っていました。しかし2005年9月22日のことです。その日は、ちょうど娘の誕生日であり、何か本でも買ってあげようと八重洲ブックセンターに立ち寄ったのです。そうしたら、中矢さんの『日月神示 完全ガイド&ナビゲーション』という本がピューと光って浮かんで見えたのです。それで、その本を買って早速読んだのです。そして、「この日月神示というものをもっとみんなに知ってもらいたいな」そういう思いに駆られたわけです。それからいままで、私はことあるごとに日月神示のことを話してきましたし、本にも書きました。勉強もしました。いまでは、ウシトラのコンジンさんが、他人のように思えません。

 今回この中矢さんのこの本『日月神示 宇宙縄文神とのまじわり』は、私がこの人なら、と惚れ込んだ超プロの人たちばかりが執筆陣の『ザ・フナイ』(2007年10月号の第1回から第15回まで)に「昭和におりた大天啓」と題して連載してもらっている中矢さんの原稿に、英国スピリチュアリスト協会講師のキース・ビーハンさんとのセッションをプラスしてまとめたものです。『ザ・フナイ』の中矢さんの連載は、今後もまだまだ続く予定です。
 ビーハンさんとはまだ面識がありませんが、カリヴァンさんとはまた違ったタイプの、非常に感度の高い、センサーそのものの方のように思います。このような方が、日月神示のより深淵な解明に協力を自ら買って出てくるという事態は、たいへん素晴らしいことだと思います。

 私は日月神示の神様は、超高度な文明やテクノロジーをもったアヌンナキや爬虫類人をも超えた正統派存在と思っています。日本神話にも日月神示にも宇宙人の存在は出てきません。ところが、シュメールや聖書、ヒンズーの文献などでは、その語源を突き詰めていくと、宇宙飛行士だったり、ロケットや宇宙船だったり、異星人の存在とリンクする語彙がいっぱいなのです。
 一方、日月神示には天人、天使、霊人という多次元の存在が出てきます。それはどうも宇宙人というより、宇宙の正統知性そのものが形をなして現われた存在のように思えるのです。
 日月神示には、ふつうの神様でさえ知らないことが書かれていると述べられています。それが日月神示が天直流の啓示であるといわれる所以です。
 そして日月神示が天直流の啓示であると言えるように、縄文日本、神代もまた天直流の流れのものだったのではないでしょうか。当然そういった解釈は成り立ち得るように思います。さらに、既述しましたように、私は、そこにムーと名付けられた失われた文明のスピリットが関係しているようだと直感しています。
 そこに世界の有意の人々までもが注目する、秘密の何かがあるように思えてならないのです。本書はそうした秘密解明への手がかりとなるものであると思っています。

 私事ですが2007年から私は人生で初めて病気になりました。原因不明の病気です。最近はだいぶ体調も持ち直してきて、もうあと少しで全快するはずです。
 日月神示をおろした岡本天明さんは「病気は神様からの白紙のお手紙」といった意味のことも述べています。この期間は私にとって生きる意味とは何か、使命というものが私にあるとすればそれは何か、そうしたことを考えるとても良いチャンスになったように思います。

 こうした本の出版に協力することは、内容にも興味がありますし、私に与えられた大きな役目の一つと思っています。
 私は、この本を心からすいせんいたします。私は、この本を楽しんで読むことができました。
 中矢さんには、今後も日月神示研究を軸とした縄文や神代のスピリットの復権あるいは再構築のお仕事にますます邁進(まいしん)して欲しいと思います(転載ここまで)。

                                            =以上=


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