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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2012年3月5日
最近読んで参考になった本

 今年2月も多くの本を読みました。
 私は、変なことをよく知っていますが、それは信用できる友人からの情報がほとんどです。
 たとえば、和風ジプシーと言ってもいい山窩(さんか)のことです。以前から興味をもっていろいろ研究していたのは確かです。最近では、昨年全米の複数地下都市(?)で爆発がおこったのですが、これは日本の「サンカ」の仕業だ……と、ある友人から知らせがありました。
 彼らは第2次世界大戦中、真に日本を思い、ある面では敵国の米国と協力したもようです。しかし、広島への原爆投下や昭和天皇を廃止し、彼らの頭目であった裏天皇の即位の約束をアメリカに破られた恨みなどを、いま、いろいろ日本のために実践しているのだそうです。地下都市爆破は、その仕返しの一つだというのですが、このことが最近読んだ信用できるある本に、私の知人が実名で書いていました。私には、「なるほど」と事情が分る気がするのです。
 このように、本とは、読み方次第では、こんなにおもしろく参考になるものはありませんね。

 ところで、先月読んだ本の中で、私が参考になった単行本を、今月も6冊だけお知らせします。
 1冊目は、加瀬薫著『胃かいようが治るタングステン酸ソーダ』(1991年6月30日 朝日ソノラマ刊)です。
 ふとしたことで、知人の医師から「タングステン酸ソーダ液」のことを聞きました。そのうち、何人かの知人、大学医学部や歯学部からこれについてのデータが送ってくれました。私がブログで、この液のデータを欲しいと書いたからです。
 アメリカの文献も集ってきました。インドでの研究も来ました。
 そうしている間に前記の本が入手できたのです。
 私が最近悩まされているオーラルジスキネジア(舌が勝手に動き回る病気)に、もしかしたらよいのではないか……と友人の医師が、「調べてみなさい」と教えてくれたものです。いまこの本を読みました。同書には、大学の理科系学部を出た私の常識外れのことが多く書いてあり、しかもそれらが事実らしいので、びっくりし、さらにより調査中です。
 ともかく、有害と思っていたタングステン酸ソーダ液が無害で、あらゆるカラダの異常を正常化する可能性がありそうなのです。
 ともかく参考になりました。著者は京大理学部を出たタングステンの専門家ですし、アメリカをはじめ多くの国の実例も同書には出ています。

@びっくりする内容の本はよい。
A「思いこみすぎる」のはいけない。
B自然にはまだまだ、われわれの知らないフシギなものがあるようだ。

 ……など、いろいろ参考になりました。もちろん、これからも調べますが、世の中とはおもしろいものですね。

 2冊目は今尾充子さんの著書『青パパイア発酵食品の科学』で、2012年1月30日に丸善出版より発刊された科学書です。
 岡山大学医学部の森昭胤名誉教授が専門家の立場から監修しています。これが参考になります。
 「カリカ」といわれているパパイア発酵食品の万能的薬効は、いまではたいていの勉強家は知っており、かくれたベストセラーとして健康のために私も愛用しています。私の知人にも愛用者は多くいます。
 それらの理由や科学的研究結果が、科学書と言える本書に非常に分りやすく書かれており、私は納得し、より「カリカ」ファンになりました。
 著者の今尾さんは、「カリカ」の製造発売元の(株)済度の社長で、私とは古い友人ですが、「さすがによく調べ研究し、だから自信を持って売っているのだなぁ」と分る本でした。森博士の監修で安心もしました。
 3冊目は、今年2月29日にヒカルランドから出た『驚愕の真相 3・11人工地震でなぜ日本は狙われたか』という泉パウロさんの本です。ゲラで原稿を読んで「びっくりしたよ」と言いましたら、版元から「船井先生、感想を書いて、よければ推薦してくれませんか」といわれ引きうけた本です。だから「船井幸雄 序文・解説・推薦」になった本です。
 ともかく一度読んでみてください。著者の検証がたしかなので、ここに書かれていることは否定できないように思います。また世の中の表裏がよく分ります。
 4冊目は、私の友人のベンジャミン・フルフォードさんの近著で『仕組まれた円高』(2012年2月15日 青春出版刊)です。
 著者は、正義漢で、人間性もすばらしいジャーナリストです。
 世界情勢をよく知っています。私の信頼している日本に帰化した元カナダ人です。

 3冊目に紹介した泉パウロさんの本と、このベンジャミン・フルフォードさんの本の2冊にとりあえず目を通し、大体のことを理解してから、一般に公表されるニュースにとりくむことがいまは大事でしょう。これでほぼ世の中を正しく読めます。
そして5冊目は小説です。
 加治将一さんの『西郷の貌(かお)』で、今年2月10日に祥伝社より発刊された新著
です。
 加治さんは私の親友ですが、彼の小説は、徹底した調査に基づいて書かれています。しかも私の興味のある人物を中心にとりあげます。
 この本では西郷吉之助さんです。そして明治天皇です。本当によく事情が分ります。加治さんは司馬遼太郎さんの小説とともにもっとも参考になる小説を書く人だと私は思っています。
 この本では明治維新の英雄(?)西郷さんを主題に、明治維新と南北朝、西郷さんと公家の関係、グラバーという商人の姿などが写真を中心に浮きぼりにされ、実に興味深く引きづり込まれました。ぜひ御一読ください。
 そして6冊目は、増田俊男著の『特別レポート「アメリカの野望」』(2011年2月6日 増田俊男事務所刊)で、小冊子ですが、増田俊男という人の生き方、観方が実によく分る本でした。
 株や為替についての1週間単位ぐらいの見通しでは、増田さんの言うことは実によく当ります。その基礎になる考え方がまとまっているので参考になりました。
 マネーゲームと縁を切った私は、縁を切っただけに、客観的に判断できます。この本の中のアメリカ、EU、中国、日本経済や国としての将来は、私見ともよく一致します。
 というのは増田俊男という人は、わりきって日本人ばなれのした目先的マネーゲーム中心のものの見方をする人だと思っていたからです。入手できたらお読みになることをおすすめします。友人、増田さんを見なおしました。
 1冊目の加瀬さん以外は知人ばかりの本を紹介したのですが、加瀬さんとは京大理学部化学科を出た京大の先輩です。京大人以外なら、こんな研究はしないでしょうね。
 京大の良さ、自由の良さをあらためて考えさせられました。
 いまの世の中、特に日本やアメリカは急速に不自由になっています。
 そのこともあり、あえて入手のむつかしい本も今月は紹介しました。
 その点、よろしく御了承ください。
                                           =以上=

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