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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2016年9月26日
日月神示的な生き方 (※舩井勝仁執筆)

 旅も終盤になった、イスラエルのホテルでこの原稿を書いています。現在、エルサレムにおります。この地を再訪して、3年連続4度目のイスラエルですが、団体での観光旅行で訪れる場所が同じでも新たな気づきがあります。気づきと言うよりもメッセージを感じると言った方がいいかもしれません。この旅の団長である赤塚高仁さんとの「ヨハネの黙示録」に関する共著の内容もこの旅でどんどん深まっています。「舩井フォーラム2016」で先行販売できる見込みですので楽しみにしていてください。

 イスラエルにいて、金融経済の情報には疎くなってしまっていますが、日銀の金融政策決定会合とFRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(米連邦公開市場委員会)も終わって、両方とも特に大きなサプライズはなく、ヘッジファンドが仕掛けた円高も、日本政府が機敏に対応をすることでそれほど大きな流れにはならなかったようです。懐疑の中にも不思議な安定感があります。どこまでこの不思議な平穏無事が続くのかは分かりませんが、私は年内は大丈夫ではないかという意見です。

 きれい・ねっとからの共著本と言えば、日本弥栄(いやさか)の会代表の中矢伸一先生との『日月神示的な生き方』が発売されました。お付き合いは長いのですが、ここ数年中矢先生について、自分の中(あくまで私の個人的な思い込みです)で確信に変わっていることがあります。
 それは本来なら、中矢先生が私の父・舩井幸雄のもとに生まれるはずだったのではないかということです。「またまた、舩井さんスピリチュアルなことを!」と言われてしまいそうですが、先生の近年の著書を読み、お話を聞いているとますます確信が深まります。 それほど、父の影を中矢先生に感じます。ただ、父の薫陶を受けてそうなった……というより深いところで、父のDNAそのものを感じるからです。

 先生のお話は、いつもエッジが効いていて、近年特によく発信されている、世界の中での「闇の勢力」の支配層のことなどは、初めて聞いた人はただただ目を丸くします。先生が注目されるきっかけになった『日月神示』をはじめ、神道系の歴史、思想などにお詳しいのは当然なのですが、丹念に研究されたれた古今東西の文明から、先生独自のルートで情報収集されたデータを積み上げた説は、しっかりとした真実に満ちていますが、まるで壮大な小説を読んでいるような美しい迫力も感じさせます。
 素顔の先生はスピリチュアルなことを嫌い、何よりも論理的な整合性を重視されます。
 渡部昇一先生が言われたことで「知的正直」という言葉があります。『自分を誤魔化すのではなく、自分が知識を持たない、即ち知らないということを認める正直さ。わかったふりをすると進歩が止まる』、まさに中矢先生は、ご自身にそんな厳しさを課して、長年積み上げたもののなかで納得するものだけを、実直なスタンスで発表されておられます。
 今年の「舩井フォーラム2016」の10月15日(土) 10:50 〜 11:50、パシフィコ横浜の大ホールで先生には「東西文明の交代期と日本の役割」というタイトルで登壇していただきます。前述の世界における「闇の支配層」について、ここだけでしか聞けないお話をたっぷりとしていただける予定です。ミクロな視点でもマクロな視点でもわかりやすく解説していただけますので、ぜひ世界の大激変期についてのお話を一緒に聞きませんか。

 中東に来ると、東西文明が交代するという意味が明確に感じられます。日本や中国は龍をとても縁起のいいものと考える文化を持っていますが、西洋では龍は退治されるべき邪悪なものです。ヨルダンのマナバという町にある「セント・ジョージ教会」でビザンチン時代のイスラエルの地図のモザイク画を見ました。それには、エルサレムの状況がかなり詳しく書かれています。そして、エルサレムを発掘してみると街道などの位置がそのモザイク画にある通りだということが分かり、学術的に高い価値が認められるようになりました。
 教会の名前になっているセント・ジョージは、日本では聖ゲオルギウスという名前で知られているギリシャ正教のドラゴン退治で有名な英雄です。なぜ、西洋ではドラゴンを嫌っているかと言うと、ドラゴンが女性性の象徴を著わしているからだということに気がつきました。そのことは赤塚さんとの共著に書きましたので、読んでいただければいいのですが、セクシャルなことを封じ込めるというか男性優位の方向に持っていくことで女性性を徹底的に抑え込んだのが西洋文明の特徴です。
 しかし、東洋思想の背景にはおおらかなセクシャリティを認めていきながら女性性を大事にするという文化があります。そして、日本ではどんどん女性性が前面に出てきて、マクロに見るといい方向に世の中が進んでいく萌芽があちこちに感じられるようになってきているのです。元来、日本は女性文化です。お母さんやおばあちゃんの教えが深い部分での倫理観になっていて、江戸時代の武士階級の表向きの倫理観は論語などの中国古典によってもたらされたものですが、DNAの奥深くには「お天道様が見ている」というおばあちゃんの母性的な基準を大事に私たちは生きてきました。

 西洋文明は、砂漠の厳しい環境で生まれた戦いの文明と言う背景もあり、この女性性を徹底的に封じ込めることで成り立っています。イスラエルはある面では、西洋的文明の極致を象徴していますので、その荒野などを見ていても、あくまで男性的な文化なのです。
 でも、これ以上の大きな戦争ができない状況を考えると、西洋的な男性文明から東洋的な女性文明に変化していかなければ人類の将来はないことは明らかだと私は思います。
 中矢先生の視点は、闇の勢力からのお話だと思いますが、赤塚さんとの共著や中矢先生との共著を「舩井フォーラム2016」でご購入いただきながら、それぞれの視点の違いを楽しみながら、参加していただいた皆様や読者の皆様それぞれの独自の文明観を持っていただければと思っています。
                                             =以上=

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