トップが語る、「いま、伝えたいこと」

　１２月も駆け足で過ぎていきます。皆さん、体調は崩されていませんでしょうか。これだけ急激に寒波がやってくると、身体がついていかずしんどい思いをされている方も多いのではないかと思っています。インフルエンザも前倒しで流行っているのでどうぞお気をつけ下さい。
　百貨店やスーパーを覗くと、「冷え」対策の製品が年々増えていっていますが、船井本社グループの本物研究所ではかなり前から質の高い「あたため」グッズに注目して色々と取り扱っています。「サンラメラ」という暖房器具は、空気を汚さず、安全性の高い作りになっていて、遠赤外線で部屋を暖めてくれる逸品で、１０年以上前から人気の商品です。
　サンラメラをおいている部屋に行くと、なんとも言えないほっこりとした空気で、身体の芯まであたたまるのを感じます。お年寄りやお子さんのいらっしゃるご家庭に、口コミで広がっているのもうなずけます。我が家でもエアコンを使わずになるべく「サンラメラ」や「マイカの岩盤浴」で過ごしています。
　また、「冷え」対策で私の愛用品は「カリカ浴」という入浴剤です。父が愛飲していたことで一躍有名になった「カリカセラピー」という健康食品と同じ自然のパパイヤを使った入浴剤で、酵素が身体を温め、いらない老廃物を出してくれます。夜、これを入れて入浴すると、１日の疲れと体のコリがスッと取れて、血行が良くなり、身体がしっかりあたたまって眠れますので、私があまり風邪を引かないのはカリカ浴のおかげかもしれない、と思っています。是非お試しください。また、腹巻きなども市販のお店では中々見つからないとても良い物があります。
　本物研究所は卸売りをしていますので、実際のご購入は販売店からになります。販売店の一覧は同社のＨＰで検索できますし、ほんものやという別会社の通販会社のサイトでも上記の商品はご購入いただけます。また、本物研究所では販売店の募集もしていますので、どうぞお気軽にご連絡ください。

　私の尊敬する副島隆彦先生が、トランプ当選を当てた数少ない経済評論家として、注目を浴びています。近著『トランプ大統領とアメリカの真実』（日本文芸社）は、トランプ一族の出自が現在の国際情勢の裏の世界とどう関わっているか、副島先生らしい、決してメディアには出てこないお話が満載です。この本が出たのは６月で、大統領選よりもずっと前でしたが、トランプ大統領が誕生したあとの世界がどうなるかという考察もたいへん面白く、これまで副島先生の著書を読まれたことのない方にも、他人事としてではなく関心を持っていただけるのではないかなと思います。
　最近、お電話でしたが３０分ぐらいこれからの国際情勢についてご教授いただく機会をいただきました。来年早々『ザ・フナイ』の巻頭鼎談にご登場いただき、じっくりと語っていただこうと思っています。副島先生がトランプ当選を読み切ったのは、日本で唯一と言ってもいいほど国際政治思想の研究が進んでいるからです。私も含めて他の評論家は表面的な動きしか見えていませんが、アメリカの政治の背景にある政治思想の変遷と、それに沿った対立軸が読めるので副島先生の予測は大きなところでは的中するのです。トランプショック後になりますが、私は２０１０年に出版された『『世界権力者　人物図鑑』（日本文芸社）を久しぶりに読んで、ポピュリズムが何なのかがはじめて実感できたというお話をしたら、政治思想の入り口ぐらいにはきたなとほめていただきました。
　政治思想に関しては、すでに１９９９年に出された『世界覇権国アメリカを動かす政治家と知識人たち』（講談社＋α文庫）で大まかな構図は示されているということも教えていただきました。私は、冒頭の２ページ「アメリカの現代の政治思想の全体像」の図がとても興味深いです。リベラル（民主党）とコンサバティブ（共和党）のマトリックスとフローが明晰に示されています。初版は１９９５年ですから、この頃から副島先生はアメリカの政治思想の未来予測について存分に語っていたのではないかなと、ひさびさにこの本を読み返して思っていました。
　父が副島先生に一目置いていた理由が今頃になってようやく分かるようになってきました。リバタリアン、ポピュリズム、アイソレーショニズム等のアメリカの政治思想を正しく理解することから始めたいと思っています。日本語への単語の翻訳から間違っているから日本人は何も分からなくなるというのが、副島先生がくださったヒントでした。
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