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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2017年8月21日
現金の呪い (※舩井勝仁執筆)

 スペインでのテロ事件とトランプ大統領が白人至上主義を容認するかのような発言をしたことで、市場は大きく揺れています。ただ、先週のブログで書いたように、相場は基本的には安定していると思います。 トランプ大統領の発言は相場を揺さぶることで儲かる人たちに絶好の口実を与える結果にはなりましたが、中期的に見るとたいしたことはなかったということに落ち着きそうな気がします。
 有事の円高が日本の株式相場には重荷になりそうですが、日本の投資家はバブル崩壊の記憶が残っていて株式投資にはつくづく懲りていて、なかなか乗ってこないので儲ける機会が少ないとみている海外のプロ投資家たちから敬遠されていることが、日本市場の出遅れの本当の原因になっているのではないでしょうか。
 有事の円高ということは、本当に世界がひっくり返るような大変なことが起きない限り、投資家は日本を一番信用しているということになるので、あまりドタバタしないことが大事なのかもしれません。自己責任で投資していただきたいと思いますが、短期で儲けたいと思う方は日本株よりもアメリカ株の方がおもしろいような気がしますので、興味がある方は研究されてみればいいと思います。

 あっという間にお盆休みも終わってしまいました。東京は8月頭より連続2週間あまり、毎日の雨に見舞われ真夏を味わうというより、梅雨が戻ってきた感があります。涼しいのはいいことですが湿度もかなりなもので、体温調節に苦労されている方も多いようです。商売をしている方にすれば、夏は暑い方がいいのは常識なので、いろいろご苦労をされている方も多いのではないでしょうか。個人的には農作物への影響が心配です。特に、東北地方の冷夏でお米に影響が出ないかどうかを心配しています。

 本物研究所で問い合わせが多いロングセラー商品に、海洋ミネラルのサプリ「海のミネラル MCM」があります。東京大学医科学研究所で腫瘍を研究された理学博士の小椋武先生の開発したMCMには独自の特長があります。体内では作れないミネラルは、食べ物や水から摂取する必要がありますが、現代社会では土壌分のミネラル減少に加え、手に入る食材で摂れるミネラルはごく少量だといわれています。そのため補助食品としてミネラルサプリを活用いただきたいのですがミネラルは無機物なので、そのままでは体内へ吸収されないのですが、MCMは海水由来のピコ植物プランクトンにより体内に吸収をより可能にしています。
 私のように食べることが好きで、お酒もやめられないけれど、加齢に伴い身体の不調が気になっている方におすすめです。不定愁訴、アトピー、便秘など悩んでいる方からの体験談も多数いただいておりますし、私の知人の断食のプロが、これを飲んでいたら腸の働きもよく、常に身体がリセットされる感じで1週間程度の断食と同じくらい、すっきり感があるといううれしい感想をくれました。

 アンダーグランドのお金をあぶりだすために1万円札の使用を禁止してはどうかというケネス・ロゴフ著『現金の呪い』(日経BP社)を読んだことで、久しぶりに溝口敦著『詐欺の帝王』(文春新書)を読み返したくなりました。「オレオレ詐欺」を中心に、「未公開株勧誘」、「ヤミ金」などのシステム詐欺の手口を深く取材してあります。2014年に刊行されているのですが、詐欺の世界の取材力の衝撃度ではこの本の右に出るものはまだないように思います。
 大学のイベントサークルの世界で君臨していた男が、学生時代に違法行為すれすれでお金儲けをし、普通に就職活動をして卒業後、大手広告代理店に入社します。しかし、学生時代の傷がもとで関与を疑われる事件がおき、子会社に出向することになった男が会社をやめ、反社会的勢力とつながり、ヤミ金、架空請求詐欺、携帯電話詐欺、オレオレ詐欺に手を染めていくまでの過程が、その関係者への取材も絡めて描かれています。
 社会のヤミの部分がこのように生まれ、どんどん増大していくさまがリアルな迫力で、1本のドキュメントを見たような衝撃があります。また、それぞれの人物の生育環境にも踏み込んでいます。良家の子女も多く、父親が政府の高官だった人物もおり、驚きの中に子育てについてもしばし考えさせられます。

 この世界に縁遠いと思っている方も、新たに生まれるシステム詐欺に巻き込まれないための危機管理という視点で一読されるといいと思います。
 このようなアンダーグラウンドのお金をあぶりだすよりも、高額紙幣の使用を禁止したいという為政者の本音は、銀行や預貯金の金利をマイナス金利にして、実質的な資産税を取りたいということだと思います。目先はとりあえず落ち着いているとはいえ、政府にお金がない状態では何を考え出すか分からず、残念ながらお上を無条件に信用していれば大丈夫だという状態ではありません。いつ何があってもおかしくない状態にあることは肝に銘じておいた方がいいようです。
 こんな時代を生き抜くためには、9月23日(土)の副島隆彦先生のご講演を聞いていただいて何に備えればいいかをしっかりと把握していただいた上で、「超意識の目覚め」を実感していただくことが大事だという確信を益々深めています。9月24日(日)のKan.さんのワークショップに出ていただくと、何の準備もしなくても超意識が目覚めるだけの準備をしているという力強い言葉もいただきました。この時代を生き抜くための個人的な力をつけるために、ぜひ「舩井フォーラム2017」へのご参加をご検討いただければと思います。
                                            =以上=

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2017.08.28:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】脳がちぎれるぐらい考える (※舩井勝仁執筆)
2017.08.21:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】現金の呪い (※舩井勝仁執筆)
2017.08.14:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】悟りの条件 (※舩井勝仁執筆)
2017.08.07:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】神社とイスラエル (※舩井勝仁執筆)
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