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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2018年2月26日
神社ノート (※舩井勝仁執筆)

 2月初旬から始まった相場の波乱はひとまず落ち着いたように感じます。去年の後半のような適温相場が続くのではと期待した個人投資家が相場に参入したタイミングで、このような波乱が起こるのが相場の面白さですね。ベストセラー作家の橘玲先生の『国家破産はこわくない』(講談社α文庫)を楽しく読みました。単行本は2013年に書かれたものですが、アベノミクスの行方には、楽観シナリオ、悲観シナリオ、破綻シナリオがあって、破綻シナリオになってもしっかりとした兆候が表れるまでは、多くの人にとっては普通預金が最良の運用方法だという論理を分かりやすく書かれています。
 ずいぶん前の話ですが、副島隆彦先生が講演で橘先生と面識があり、あれだけ大胆な内容を分かりやすく書くのはすごいと褒めておられたことを思い出しました。いろいろな経済評論家が持論を教えてくれますが、時には橘先生ぐらい引いて客観的というか、俯瞰的に見ている人の意見を参考にしてみるのも必要だと思います。文庫になって購入しやすい価格になりましたので、ぜひ読んでみてください。

 晩年の父は、多くの「有意の人」の出現に期待をしていました。世の中の構造と正しい人間の在り方を知っている有意の人の集合意識で、いまのままの流れでいけば起こる確率が大変高い、大難を小難に、小難を無難に、無難を無事に変えるのが自分の役割だと思っていました。そして、多くの有意の人になられた皆様のおかげで、少なくとも本来なら昨年ぐらいに起こっていたリーマンショック級の金融危機は先延ばしすることができたのではないかと思っています。
 超意識にアクセスしたり使いこなすレベルになってきた有意の人と、一緒に新しい未来を作っていくための次のステージに行くために、4月の「舩井フォーラム ザ・ファイナル」は、まずいままでの流れを振り返りたいと思っています。そして、「宇宙はよろこびそのもの」であることに有意の人が気づいたいま、今度は私たちがどう生きればいいかを考える場にしたいと思います。
 初日の4月21日(土)に大きな流れの確認をして、2日目の22日(日)には人類誕生以来いまのような非常時にだけ一般の私たちに明かされるエソテリック(秘教)の世界をKan.さんを通じて垣間見ることで、理屈ではなく身体知として感じていただきたいと思っています。皆さまとパシフィコ横浜でお会いできることを楽しみにしています。

 舩井フォーラムにも登壇していただいたことのある羽賀ヒカルさんの『不思議と自分のまわりにいいことが次々に起こる神社ノート』(SBクリエイティブ刊)がとてもよく売れているようです。
 羽賀さんは、高校生の時に門をたたいた学習塾の主宰者である北極老人に、占術を教えてもらい、大阪府立大学に進んだ後、9つの流派を極め5万件以上の鑑定歴を持つ北極老人の「北極流」を継いだ個性的な人生を送られています。独特のオーラーをもったスピリチュアル特有の感じの人ではなく、おしゃれもさっぱりとした腰の低い方で、しょっちゅうお会いするわけではありませんが、30代の彼と不思議と気が合います。
 私は仕事で出会った精神世界の方に、自分から本格的なセッションはお願いしません。その時目の前にいる方が言ってくださることや教えてくださる世界には、素直に敬意を払って聞いていますが、父親譲りなのか、客観的に醒めた意識で、ある意味「他人事」のような感じで、受け取ることが多いです。むしろ、自分のことを言われるより、その方が独自にきづかれ哲学や、人生論的なことをお話しされたことのほうが深く心に残ります。
 羽賀さんにも以前占いをしていただいたことがあります。天中殺、大殺界、空亡……いわゆる人生の「凶運期」的な時期のロングバージョンが、「舩井さんの場合は22歳から44歳ですよ」と羽賀さんに教えていただきました。天中殺は四柱推命、大殺界は細木和子氏、とおぼろげな知識はありますが、羽賀さんがどのワードを使われたのか覚えていないのが、失礼な話ながら私らしいのですが、それよりもこの時期が、逆にいいほうに出る人がいるそうで、数年前からアイドル界でよくも悪くも注目されている大物芸能人の方がこれにあたり、逆境とよばれる試練が起こりつつ、よりエネルギッシュに光り輝くと聞いたことが印象的でした。確かに、その方の動向をあくまでもメディアでみている限りではありますが、ネガティブな運命に翻弄されて「へこたれている」印象はありません。面白いなと思います。
 最初に書いた羽賀さんの新刊ですが、印象に残ったのは神社の参拝のコツは「たましいをうつすように参拝する」という箇所でした。たとえば伊勢神宮でしたら、その荘厳な雰囲気を自分の中で、帰ってからも再現できるようにめいっぱい内側に取り込むようにおまいりするということのようです。そんな風な意識で皆が神社に足を運ぶと、きっと神様と対峙する自分の心もちのレベルがわかり、自然と謙虚な気持ちになるでしょう、漫然と現世利益を求める参拝客も少なくなりそうです。羽賀さん、いいことを書かれるな、と感心しました。
                                            =以上=

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