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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
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2018年4月16日
いつものトランプ (※舩井勝仁執筆)

 マイケル・ウォルフ著『炎と怒り――トランプ政権の内幕』(早川書房)をおもしろく読んでいます。今年の1月5日にアメリカの首都ワシントンでは発売日の午前0時に売り出したところ瞬時に売り切れてしまったという話題の本です。一流のライターとは言えない著書がいい加減なことを書いたという論評も耳にしましたが、読んでみると緊急翻訳で大勢の翻訳者が分担して訳したので決して読みやすいとは言えませんが、やはりホワイトハウスに出入りして生の情報に接して書かれたもののリアリティは迫力があります。
 この本が成立した背景には、トランプ大統領の当選をひとり確信していたオルタナ右翼(いままでの共和党の伝統的な保守を批判しその代替としてのトランプ大統領を熱烈に支持する勢力)を代表するべき人物とも言える、スティーブ・バノン元首席戦略官兼上級顧問が積極的にウォルフ氏にホワイトハウスの内実をリークしたからだと言われています。 バノン氏は主にホワイトハウスの中で敵対していたトランプ大統領の娘であるイヴァンカ氏とその夫のジャレット・クシュナー氏(二人を総称してジャーヴァンカというそうである)を鋭く批判しています。
 バノンにしても、ジャーヴァンカにしても、いままでの大統領を支える政治家としては常軌を逸しているのは間違いありません。それに、本書を読んで確信したのは、その大きな原因はやはりトランプ大統領はアメリカの大統領の責務をこなせる人ではなく、やはり我々はかなり不思議であぶなっかしい実質的な世界のリーダーを持ってしまっている現実に向き合う必要があるということです。
 やっぱり、トランプ大統領は錯乱しています。だから、私たちの日常も錯乱していて、それが当たり前になり、ワシントンではその錯乱状態を「Trump as usual (いつものトランプ)」と呼んでいるそうです。副島隆彦先生やその他の親しい先生たちがトランプは本当は能力があるし、既存勢力を一掃するために激しい戦いをしているのだという論評をされていて、そうなのかなと思っていましたし、確かにそういう見方もできないわけではないのでしょうが、やっぱり「我々の王様は変なんだ」という事実から目をそらさない方がいいのだと改めて確信してきています。
 プラス発想をすると世界は大きく変化していて、トランプ現象はいままでの既存の社会を壊すために出現していてマクロに見るとプラスに動いているという見方はできますが、理想的な社会をつくるためにくる大混乱、舩井幸雄ワードで言うと大難がトランプ現象という形で実現していることは間違いありません。北朝鮮の問題や突然降って湧いたシリア攻撃の話、さらに中国との貿易戦争につながりかねない話などは、論理的に考えているのではなく、行き当たりばったりの思いつきで行われていると考えた方がいいのかもしれないのです。
 すさまじい時代に生きている、その認識は最低限必要なようです。そんなすさまじい時代にザ・ファイナルを迎える「舩井フォーラム」の意義を改めて考えています。
 「舩井フォーラム」の楽しみの一つに、ブース出展がありますね、といつも参加してくださる方がおっしゃってくださいます。今週末21日、22日に開催される「舩井フォーラム ザ・ファイナル」は、これまでの会場、国立大ホールより少々規模を縮小して、パシフィコ横浜会議センターメインホールで開催されますが、30を超える企業様が出展してくださることになっています。皆さんが笑顔でブースに立ち寄り、出展者の方々とお話ししてくださっているのを見るのが、私も父も大好きでした。健康、癒し、開運、美容、文化、アート……さまざまな分野でのエキスパートがブースに常駐されていますので、お気に入りの一品を見つけるだけでなく、ご来場の皆さんにとって、いい情報交換の場になることも願っております。
 そして、オープニングの「ひまわりのやうに」の和太鼓演奏に、舩井幸雄が天才と称した石笛奏者の横澤和也先生が登壇してくださることも直前に決定しました。初日の一発目、場を清めて温めて、皆さんに元気になっていただこうという仕掛けです。
 さらには、ロゴストロン研究所様のご厚意により、会場に、ロゴストロンの超大型機器の設置もされるようです。ロゴストロンはご存知の方も多いと思いますが、願望成就装置とも、意識進化加速装置とも言う人もいて、是非会場にお越しいただきたいです。佐野浩一から「強烈に、驚愕の、癒しと祓いの空間に仕上げて、皆さんをお待ちします」という力強いメッセージも届いております。
 最終の告知になりますが、初日21日の終演後、20:00〜21:30に会場に隣接するクイーンズキャフェテリアで懇親会があります。懇親会の冒頭に書家の小林芙蓉先生の揮毫から始まることになっていて、やはり私たちのこのすさまじい時代に生きるための覚悟を確認できる内容になるようだなと感じています。多数お申し込みをいただいていますが、もう少し席がご用意できそうなので、迷っておられた方は是非いらしてください。
                                            =以上=

バックナンバー
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