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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2018年7月9日
リバイバル・シリーズ (※舩井勝仁執筆)

 アメリカが対中制裁関税を発動しました。340億ドル分ということですが、中国もこれに対して同規模の報復に出ました。米中貿易戦争の様相が本格化してきました。中国の為替がかなり弱含みに動いていて、かつ上海の株式市場がかなりきつい下げをしています。引きずられる感じで、日本の株式市場も水準を切り下げました。この貿易戦争の勝者は誰になるか分かりませんが、トランプ大統領という不都合な真実の中で、グローバリズムで世界中が自由貿易で恩恵を受けるというストーリーは過去のものとなりつつあります。
 対中強硬論者の中には、これで中国経済も終わったという人もいますが、私はそうはならないだろうなあと感じます。もちろん、いままでのお人好しのアメリカから情報でも、貿易黒字でも、軍事的機密でも何でも取り放題で米中の国力の差が目に見えて縮まるという事態はなくなるかもしれませんが、ここまで大きくなった中国の力がそう簡単につぶれるとは思えないからです。
 アメリカも返り血を当然浴びますし、ロシアなどの新興国やことによるとヨーロッパなども中国の肩を持つ可能性すらあり、一寸先は闇だというのが本当のところだと思います。日本も含めて世界は大混乱期に入っており、何があってもおかしくないという心積もりで生きていかなければいけないという思いを新たにしています。

 そんな中でオウム真理教の麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚の死刑が執行されました。地下鉄サリン事件がおきた1995年は阪神大震災が起きた年でもあり、大きな変わり目だった年ですが、その一応の節目がやってきたことになります。事件が起こった時間帯とは違うことが多かったので、私は多分被害には合う可能性は低かったと思いますが、当時、被害があった地下鉄の路線を利用して会社に通っていました。
 昨日の夜、家に帰ろうとしたら人身事故でその路線が止まっていました。多分、自殺だと思いますが、あんな酷いテロ事件ではありませんが、やはり大事な人命が日々実は私たちの周りで失われているということは厳然とした事実です。私たちの社会はそんな(少なくても精神的な)戦いの中で生きているということは忘れない方がいいのかもしれません。

 舩井幸雄が生前発信したものが繰り返し、毎日「きょうの格言」的に公益財団法人舩井幸雄記念館のホームページの舩井幸雄の言葉のページに掲載されています。
 最近、あがっていたものは例えば、「単に自分の『逃げ』や『恐れ』からくる迷いの場合は、『できない』という言葉を使わず、とりあえず石橋を叩きすぎずに、自分のできる一歩から進めばいいのです。舩井幸雄」とか「世の中に起こることの中で、いまのところ人間がわかったことはごくわずかです。素直で謙虚な心で新しいことに挑戦し、わからないことを少しずつ減らしていくことが頭を良くするコツだと思っています。 舩井幸雄」です。
 1つ目のほうの、「石橋を叩きすぎずに」というのが「それぞれが果敢に、プラス思考で進みなさい」とエールを送ってくれているようで、父らしい自由闊達な愛を感じます。「出合うものに偶然はない、すべて必然だ」という言葉がありますが、前述のこの2つの格言も、いま私に必要なことに対しての、父からのギフトなのでしょう。この記事を楽しみにしているという知人は、毎朝「ご宣託」のような気持ちで、「今日はどんな言葉かな」と楽しみにしていると言っていました。
 2つ目のような生き方を実践している方々はわたしの周りにたくさんいらっしゃいますが、安部芳裕さんもその一人です。安部さんは、精力的に執筆されていて、金融のジャンルの著書は2010年にベストセラーになった名著『全部わかった!国際銀行家たちの地球支配/管理のしくみ』(徳間五次元文庫)がありますが、今回『これがロスチャイルドが知って隠したマネーシステムの全貌だ』(ヒカルランド)として復刻されました。ブロックチェーンによる金融大激変についてや、公共貨幣の詳しい解説なども加筆されていまして、読み応えがあります。
 「働けど豊かにならない実感ありませんか? その大本、現代の資本主義の構造を分析した本書。」と、ヒカルランドさんのコピーにありますが、安部さんの本の特長は、とにかくすっきりととっつきやすいことです。マスコミには決して出ない、日本の経済システムの光と闇をものすごくわかりやすく書いている本ですので、皆さんにお勧めします。
 先週ご紹介した千賀一生先生の『タオの暗号』を含めて、ヒカルランドのリバイバル・シリーズですが、父もいまの大激変の時代が来るのを見込んで様々な警告を発していました。当時の本を再度、読み返すいい機会になると思うので、ぜひヒカルランドの書籍をチェックしてみてください。そう言えば、晩年の父が一番好きな出版社のひとつで、多くの本を出してくださっていました。
                                            =以上=

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