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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2020年7月6日
舩井幸雄の情報源 (※舩井勝仁執筆)

 新型コロナウイルスの感染者数が再び増えてきました。特に東京での感染者が100人を超える数字になってきてニュースから伝わってくる恐怖感のインパクトが変わったように感じます。とても従業員を大事にしているある会社の経営者は100人越えの翌日から二度目の完全在宅勤務を選択しました。この会社は感染拡大が本格化する前の3月中旬から社員の自宅のネット環境やPCの配布をいち早く進め、意識変革と共にいつでも在宅勤務を選択できるように準備ができているので決断が早いのですが、新しい現実を直視して行動を変革することが求められているようです。
 先月の中旬から都道府県をまたいでの移動自粛も解除されてきて、交通機関や観光地には人が戻ってくるようになりました。東京や大阪からの移動が増えれば地方にも感染が再拡大する懸念は残りますが、少し冷静に考えると、人の接触が始まれば感染者の数が増えるのは予想されたことです。社会として対応できる体制が徐々に整備されてきたから活動が再開されてきていて、私たちは新しい現実に知らず知らずのうちに対応しつつあるとも言えるのかもしれません。
 世界の情勢を見れば、やはりロックダウンを徐々に解除しつつある影響で感染者数はかなり増えています。夏の観光シーズンの集客が経済を支えている南ヨーロッパの国々ではEU域内からの移動はもちろん、日本を含む感染者数が比較的に少ない地域からの入国も自由化する方向で舵を切るようですが、感染者が爆発的に増えるのは間違いないような気がしますが、そういう方向で経済とのバランスを取る選択をするしかないというコンセンサスができているのかもしれません。
 そのEUから入国を拒否されるぐらい感染拡大が続いているアメリカも、黒人男性が警察官による暴行で亡くなったことに端を発するデモが全国に拡大していて、ロックダウンを解除しなければ生活ができないという文脈にデモのテーマが変わってきていることもあり、やはり経済活動が再開してきています。アメリカファーストの政策で、他国の事情を考慮することがほとんどなくなっているアメリカが、不法移民を検査することもなく中南米諸国に強制送還していることが、それらの地域で感染がまさに爆発している原因とも言われていて、世界の新しい秩序が構築されるのには、かなりの時間がかかることを覚悟しなければいけないようです。

 私もかなりの違和感がありますが、そんな経済再開の情報を受けて、株価は世界的に高値安定で推移しています。気が付けば中国の株価がかなり高くなってきていて、相対的に言えばどんどん弱体化しているアメリカを横目に順調に回復していると見ることも可能なのかもしれません。中国の6月の新車販売の数は前年同月比で11%の増で、トヨタを筆頭に日系の自動車も販売台数を伸ばしています。納得できない気持ちもどこかにありますが、まずは新しい現実をしっかりと見ることがいまは大事だと思っています。

 「舩井さん、アフターコロナ、ウイズコロナに備えるために、読んでおくべき情報源はなんでしょうか」。そのような質問が増えています。
 名のある企業や当たり前に利用していたお店が破綻したというニュースを一週間に何度も目にします。東京の99.9%の人がコロナに罹ってはいないではないかということを言っていた人がいましたが、今回、私たちに大きく降りかかった現実は、どの人にとってもリアルなものでした。いまの立ち位置を客観的に見る努力は大切ですが、いつ終息するかわからない状況、誰かに背を押してもらいたくなる気持ちはわかります。
 「玉響(たまゆら)」という中矢伸一先生責任編集の月刊誌があります。どのくらいの方がご存知でしょうか。実は「ザ・フナイ」を世に出すにあたって最も父が参考にしたのは「玉響」だと確信しています。「何もかも完璧にうまく作られている」と父は、本のサイズから表紙のレイアウト、段組のフォントの雰囲気まで絶賛していました。父はこちらにインスパイアされて「ザ・フナイ」を創刊したのだと思います。ただ、発信する情報の質の違いもあり、結果としてはまったく違う雰囲気の媒体になりました。
 父が存命中は中矢先生も「ザ・フナイ」のメイン執筆陣のおひとりでしたが、参考にされて創刊した月刊誌という同じ媒体への執筆を依頼されるという矛盾を超えて執筆していただけるほど、中矢先生と父は理解しあっていたようです。中矢先生の世界観を理解するのは、常識にとらわれていると難しいところもありますが、いまの時代には必須の情報源のひとつだと思います。
 いまも私は購読させていただいていますが、なにか恐ろしいほどのシンクロを長年感じています。今、自分の関心のあることが(ニッチなものでも)ページを開くと特集されていたりするのです。例えば最近ですと、次元上昇について参考になる記事が多いようです。「玉響」と「ザ・フナイ」を一緒に購読していただくと、世の中の半歩先のことがバランスよくしっかり見えてくるような気がします。
                                             =以上=

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