船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
私もできるだけ本音で生きてみよう
2011.1.1(Sat)
社名:(株)船井メディア 常務取締役 「JUST」編集長
名前:人見 ルミ

 皆さま、新年明けましておめでとうございます。
 今日からこのページは、これまでの『日々もの思ひ、考へる』から『船井幸雄グループ社員の 本音で生きよう』とタイトルが変更しました。より、社員の本音のメッセージをお伝えするページにしていく意図があるようです。

 さて、年が明けるということは良いものだなあと思います。
 何故なら、昨年中のことは色々とあったにせよ、一旦リセットをして気持ちをあらたにこれからの計を立てられるからです。

 一年の計は元旦にあり。
 まずは年の初めに計画を立てることが大事であるという意味ですが
皆さまは、どのような計を立てられましたか?

 私は、まず2011年は船井幸雄を見習って、本音で生きようと思います。
 何故、本音が大切かというと、人がいざ本音を語ろうとする場合、
相手にそのことを本当に伝えていいかどうかを
一生懸命に吟味し、推敲し、深く慮るようになるからです。
 感情もコントロールして、言葉も慎重に選び、よくよく考えるようになります。
 親身に相手のことを思えば、建前で気持ちの良いウソを伝えるよりは
本音で伝えた方が「相手のためになる」、それが愛情であると判断できうるなら
それは、相手の心に深く浸透するのではないかと思うからです。

 でも実は、本音を言うのは辛いものです。
 相手が受け入れない場合もありますし、聴きたくない、見たくない情報であれば
なおのこと、本音を受け入れてもらえない場合もあります。
 それどころか、言った人を怨む場合すらあるでしょう。

 けれど、今年からはいよいよ私自身、金融、経済、環境を始め、世の中が
激変しそうだということを肌で感じ始めてていますので
大切だと思った情報は、しっかりと多くの方々に本音で伝えていこうと思いました。
 そのためには自分自身を厳しく律し、自分自身が磨かれていなければ
本音で相手に接した時に「自分を棚にあげて、良く言えるなあ」と思われますから
私自身の人格を向上させねばなりません。

 それが私にとっても世の中にとっても良いことだと
思ったら、即実践したいと思います。これが今年のまず第1の計です。

 さて、ここで船井が世のため、人のために
伝えている「本音で語ったメッセージ」がとても重要だと
思いましたので、以下、抜粋してお伝えします。

ザ・フナイ 2011年1月号』より抜粋 ココから

 去年から、はっきり分かってきたことが、いくつかあります。
 一つは、すでに世界経済は恐慌に突入してしまっているということです。しかも今度の恐慌は底なしで、回復の方法は世界大戦をおこすくらいしかなさそうです。
 だからというわけではありませんが、中東や極東で、きな臭い動きがすでに目立ちはじめています。これが二つめです。
 三つめは、インフレになる可能性が高まってきたということです。ユーロ諸国、米国、日本の中央銀行などの動きを見ていますと、他に方法はないのでしょうが、お札を刷って、流通させすぎです。インフレまちがいなしです。
 四つめは、天災が急増中です。いろんな説がありますが、ともかく安心できません。
 はっきりと言える主な変化の現象は、以上の四つです。これらは事実です。何か味も素っ気もなく、正月早々、縁起でもないことを言うようですね。
 しかし私の本音は「これでよい」のだ、これが「必然、必要、ベスト」なのだと言っております。
                           抜粋ここまで


 私は、船井が「これでよい」のだ。という潔いコメントが深く心に刺さりました。

 本来であれば正月早々に縁起でもないコメントを言うことは、普通の人なら
憚(はばか)れます。たぶん皆が機嫌がよくなる都合の良いことだけを言いたくなるはずです。
 しかし、正月早々のテレビの番組のように浮かれ、馬鹿騒ぎしたり、批判だけしていたり、芸能人ネタを笑って見て平和ボケしている場合ではない。
 もう、日本国も日本人も「このままでなんとかなるさ」とはどうしても思えない・・
船井も恐らくそう思ったのではないでしょうか?

 日本人も日本国もいよいよこのままではマズイ!ということを察し、真剣になって動ける決め手の年、2011年にしたいと思っています。
 デフレの真の正体についても「生産人口(働く年齢層)」の減少がハッキリしてきた今、日本がこれから超高齢化し、消費の減少や安定志向の弱体化した若者、マスコミの洗脳、日本の財政破綻危機、尖閣諸島のみならず空の上からも禿鷹のように中国に狙われつつある今、私たちは、しっかりを目を覚まして、日本をどうするのかを考えなければいけない時がやってきました。

 もちろん、これからのビジネスを鑑みれば日本だけではなく、インドや中国、ブラジルなどの大国へとグローバルな視野や連携というチャレンジ精神を持ちつつも「それでもやっぱりこの国をどうする!? そして国民に何ができる?」と問いながら、本音で生き行動していこうと私も心に決めました。

 未来の日本においては、経営感覚を持ち、日本人がやる気やモチベーションを奮いたたせる環境を創造できる優れたリーダーが現れ、国民が「最大幸福」を一緒に実現しようという気持ちになれたら、本来の日本人の良さ、協調性や温かさが発揮され、阪神大震災の時のように、一丸となれる国民ですから、私は日本は絶対に大丈夫!と希望を持っています。
 そして、新興国をはじめとする地球上の多くの国々と互いに手を取り合い、それぞれの良いところを見て付き合える日が必ずやって来ると信じています。
 そのためには浮ついた夢や机上の空論、理想論だけではなく、地に足のついた実践派・・つまり汗水流しながら仕事をして、家族や大切な人、社員などに対して責任を持ち、社会と繋がり、世のため人のために役に立つことを実践し、その上で夢や理想を語り実現することが大切だと感じております。

 私も、小さいながらも(株)船井メディアにおいて、社員がイキイキと輝いて働ける環境を創り、皆さまへ真実の情報を本音でお伝えしてまいります。

 本年も何卒宜しくお願い致します。

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