船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
酸素が書いた自分史 〜「O2・活性酸素物語」〜
2011.5.10(Tue)
社名:イリアール(株) 企画部
名前:諸橋 寛子

 皆さま、こんにちは。
 ゴールデンウィークもあっと言う間に終わり、またいつも通りの日常生活が始まりました。

 大型連休。
 皆さんはどこかに行かれましたか?

 私は、この連休で東北地方へのボランティアの参加も検討したのですが、思いつくことは皆同じ…
 連休中のボランティアはもういっぱいとのこと。
 ならば、世界遺産への登録云々もあり、平泉の中尊寺に行って…とも思ったのですが、ボランティアならまだしも、今、この時期に「東北に観光しに行く」ってことが、まだ何となく不謹慎に思えて…

 では、連休明けからしっかり働けるように、心身ともに休めて、リセットすることにしました。
 そこで、同僚に借りていて、連休前から読むのを楽しみにしていた本を早速手にしたところ…
やたらに面白い。
 (本当に自分がお粗末で恥ずかしいのですが…)
酸素がトリオになってオゾン層になっていることすら知らなかった私には、超新鮮な内容でした。

 それは…近藤元治著『O2・活性酸素物語』(南山堂)。

 そもそもこの本を借りるきっかけは…
私が編集を担当している『iLiR Beauty』という化粧品のカタログについての社内勉強会の時。
 美肌を保つには、化粧品は大事ではあるけれど、体の中をキレイにすることも大事。 カリカなどを食べながら、活性酸素を体の中に溜めないことが云々…と話をしていると、同僚の男性社員が活性酸素についての補足をしてくれたのです。
 もともと彼の説明は、いつもわかりやすいので聞いていて心地いいのですが、いつもに増して活性酸素という身近でありながら、なかなか難しい内容をさらりと、きっと子供が聞いてもわかるのではないかと思うくらい上手に説明してくれたのには感激!

 私自身が更に活性酸素に興味を持ったのはもちろん、なんでそんなに活性酸素について詳しいのかを聞いたところ、この本の名が挙がってきたのです。
 まぁ、私が読んだからといって、彼のように誰彼もが聞いて、わかりやすく説明できるかといえば、そうできない可能性の方が大ですが、それでも興味津津!

 ちょうど連休前に借りることに成功しました。
 この本で面白いのは、主人公である「私」が「酸素」であること。
 そして酸素自身が
「この機会に、私自身のことを振り返り、また貴方にももっと私をわかっていただくためにも、この自分史をぜひ書き残しておく必要があるのでございます。」
 …というプロローグを終えて、本編が始まるのです。

 話は、不幸にも農薬入りドリンクを飲んでしまった男性の殺人事件から始まります。
 自分の意思に反して男性の体内に入ってしまった「農薬パラコートの苦悩」を描き、話は地球誕生へと続きます。無酸素状態の地球にどうやって酸素が誕生したのか。そして、今や無くてはならない酸素ですが、もともとは必要のない副産物であったこととか、酸素(O2)は大気圏近くでは、トリオとなってオゾン(O3)になるなどなど…
 読み進んでいくと、血液中でヘモグロビンに抱きしめられた私(酸素)が顔をポッと赤くして、ハネムーンに出るなど、とにかく表現が面白くてとても豊かで、思わず笑みを浮かべながら読んでしまいます。
 後半は、活性酸素に変身した酸素が、魔法の力を使っていろいろな病気の抑制や原因になることなどがわかりやすく書かれています。

 今までは活性酸素、フリーラジカルなど眉間にシワを寄せて読んでいた内容が、この本を手にすれば、スムーズに頭の中に入り込んできます。今の私の頭の中では、酸素も活性酸素もヘモグロビンでさえ、一つ一つキャラクターが出来上がっています(笑)。
 これを読んで興味がわいた方はもちろん、頭が疲れた時、何か目新しいものが読みたい時など、ぜひ一度この本を手にとってみてください。
 借りた本ではありますが、読んで後悔させない自信があります。
 …とはいえ、まずは貸してくれた同僚に感謝感謝!


2周目:「心のマグマを噴火させない!」

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