船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです（このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください）。

　皆様、こんにちは！株式会社本物研究所にて販売促進を担当しております吉住麗奈と申します。

　つい先日、自分の人間としての未熟さをあらためて思い知った出来事がありました。　その日、私は友人との待ち合わせの時間に１５分程遅れてしまいました。「思ったよりも仕事に時間がかかってしまったから……」「急な作業が入ってきたから……」言い訳のつもりの言葉がいつもより空しく響きます。振り返ると、いつも相手を待たせてばかりの私。

　ほんとうなら見放されても仕方のないこのような人間に、友人はこわいくらい真剣な眼差しで叱ってくれました。これまでの人生で人に叱られたことがほとんどなかったためか、その時は友人の厳しい言葉を真正面から受けとめるだけで精一杯……。けれども自分の人間としての未熟さや認識力の甘さを、生まれて初めて自覚することになったのです。

　友人は「約束の時間には、５分でも遅れることは許されない」と言います。「約束」というものがいかなるものかを理解していない私のような人間には、ひじょうに厳しい言葉に感じられるかもしれません。しかし「約束」というものは、たとえそれがどんなに小さいものであれ、本来自らの命を懸けてでも守るべきものなのです。そうしたことを、友人は教えてくれました。

「上手に正しく生きるための基本とは？」

　１月の全体研修の際、この問いに対して船井会長は「それは『信用』である」と言っていました。では信用とは何か？　それは「約束を守ること」であり、「約束した以上は、守ろう」と。

　とても恥ずかしいことですが、「約束を守ることがこんなに大変なことだったのか……」と今痛切に実感しています。また自分が約束を守れないことによって、これまでそして今現在も、周囲の人たちにどれだけ迷惑をかけつづけているか、やっと少しずつ見えてくるようになりました。そして仕事、生活、人生というもの自体が、他者との数限りない約束を果たそうとする意識と行動の連続にすぎないのではないかとも……。

　すべての人との約束を完璧に守れる人間になるのは、ひょっとすると私には無理なのではないかと思うこともあります。しかしこの癖付けを意識しつづければ、これまでの自分の習慣にきっと変化が生まれてくるはずだ……そう信じて、諦めずに自己の変革に挑戦しつづけたいと思います。


●● 株式会社本物研究所よりのお知らせ ●●
■船井幸雄グループ株式会社本物研究所社長　
佐野浩一全国講演会決定！！
『佐野浩一を見込んで鍛えたら、私よりも“船井”になった』〜船井幸雄談〜

テーマは“本物時代のヒトとモノ”。
「本物」を研究開発し、広く啓蒙、普及活動を行っている本物研究所社長　佐野浩一が「本物」の生き方、人づくりの「本物」、商品の「本物」、技術の「本物」を魂を込めて分かりやすくお伝えいたします。

金沢会場：金沢勤労者プラザ　２０４研修室
住所：石川県金沢市北安江３−２−２０
日時：平成１８年３月１８日（土）　１０：００　〜　１２：３０

東京会場：きゅりあん（大井町）５F 第４講習室
住所：東京都品川区東大井５−１８−1
日時：平成１８年４月１８日（火）１９：００〜２１：００

参加申し込みはコチラ！
http://www.honmono-ken.com/kouen.html


１周目：「自由な魂の持ち主」
２周目：「会長からの、日々の励まし」
３周目：「会長からの 思いやり溢れるアドバイス　（テーマ：私からみた船井幸雄）」
４周目：「いまお伝えしたいこと　（テーマ：私から皆さまにお伝えしたいこと）」
５周目：「「大人になったなぁ……」　（テーマ：私からみた船井幸雄）」