今月のクローズアップ

　新田さんはいまから約１０年前から、生体エネルギーの開発者である生体エネルギー研究所所長の佐藤政二さんのもとで学ばれています。そしてこの『しらべ』は、２００８年１１月から販売が始まりました。実際に使った人がその良さを実感し、口コミなどでいま順調に広がっているようです。

　新田さんがまず、『しらべ』をつくる時に絶対条件にしたのが、「マイナスの影響がないようにする」ということだったそうです。舩井幸雄もよく言っているように、「自然の摂理に合うようにする」ことを一番大切に思われているのだそうです。佐藤政二さんも「人類自然から求められるものでなければならない」とおっしゃっています。

　新田さんが佐藤さんの提唱する「生体エネルギーの理論」が理解できるようになったきっかけは農業からだったそうです。新田さんはもともと、（株）日立製作所で半導体技術の開発に３５年間携わってきました。だから生体エネルギーの理論でも電気のことになると、どうしても「自分の方が詳しい」という意識が入り、すなおに受け入れられなかったそうです。ところが農業ではまったく素人だっただけに、農業での生体エネルギー理論をすんなりと受け入れることができたのだそうです。
　農業の中でも、生体エネルギーを使って「連作障害を克服した」という話に大いに興味を持たれたそうです。農業における現在の分析の技術ではどうしても、「なぜ連作障害が起こり、そして何年か土地を放っておいたら、なぜまた作物が作れるようになるのか？」という疑問について説明ができないのだそうです。
　しかしここで、ある二つの仮説を肯定すると、その疑問がすんなりと解けるのだそうです。