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2007年6月8日
びっくりした一冊の本

 月刊誌ムーの6月号の書評に、松重楊江著、たま出版刊の『二人で一人の明治天皇』という本が取りあげられて、次のように書かれていました。

 嘉永5年(1852)、孝明天皇の第2皇子として誕生。生母は中山慶子(よしこ)。幼称は祐宮(さちのみや)。万延元年(1860)に皇太子となり、准后(じゅんごう)(のち英照皇太后)の実子とされ、睦仁(むつひと)の名を賜る。慶応2年(1866)12月25日に孝明天皇が急死し、翌3年1月9日、16歳で践祚(せんそ)し天皇となる。
 英明を謳われた明治天皇の略歴は、通常こう記されている。
 キオソーネの筆になる明治天皇の肖像画を知る読者も多いだろう。ところが、奇怪な事実がある。明治神宮外苑の聖徳記念絵画館に展示されている「明治天皇一代記」の絵画のうち、なぜか青少年時代の明治天皇の画像のいずれにもお顔が描かれていないのだ。
 なぜか。著者によれば、薩長連合、伊藤博文、岩倉具視(ともみ)が孝明天皇と睦仁親王を謀殺し、長州藩に匿(かくま)われていた南朝の末裔・大室寅之祐(おおむろとらのすけ)なる人物を明治天皇にすり替えたからだ、という。
 本書は、日本史のタブーともいうべき明治天皇すり替え説の論証を試みたもので、次の各章からなっている。
 明治維新と南朝革命/「替え玉」天皇の歴史/孝明天皇は毒殺されたのか/田中光顕(みつあき)、明治天皇すり替えを告白/『京狂異変』を語る宮崎鉄雄氏の証言/大室寅之祐を明治天皇にした男たち/錦旗(きんき)の陰に・・・
 綿密な論証の過程は第一級の推理小説を読む感すらあるが、著者の主張はまさに驚天動地。アカデミズムの史学では到底受け入れられないだろうが、はたして真相はどうなのか。〈たま出版/1680円(税込)〉(転載ここまで)

 昔、経営コンサルタントとして私は陰謀と真実、そして勝利者によって創られた歴史について昭和40年(1965年)ころより30年くらい、徹底的に勉強しました。いま、フリーメーソン、イルミナティやシークレットガバメントのことにもかなり詳しいのは、それらの名残りです。
 ただ現在の私は、陰謀とか策略、秘密、過去のことには、ほとんど関心がなくなりました。とはいえ昔のことですが、孝明天皇、明治天皇のことについては、30年ほど前(1975年=昭和50年)から、いろんな情報は知っていました。すでに、いろんな情報が乱れとんでいたからです。
 ともかく気になる書評だったので、Amazonで同書を入手し、先週、読みました。
 著者の松重さんのことは同書では、つぎのように紹介しています。

〈著者紹介〉
松重 楊江(まつしげ ようこう)
大正14年、山口県柳井市生まれ。元柳井市議会議員。
現在、(株)松重の会長職の傍ら、歴史研究家として活動。
柳井地区日韓親善協会副会長。柳井ライオンズクラブ会員。
鹿島 昇氏の生前には氏との親交も深く、共著にて「歴史捏造の歴史2」「明治維新の生贄」を著す。その他、「日本史のタブーに挑んだ男」「教科書には絶対書かれない古代史の真相」「検証!捏造の日本史」など、著書多数。


 また、同書の終りに、たま出版の編集部のつぎのような注釈がありました。

 本書は「裏切られた三人の天皇」「明治維新の生贄」をもとに、新たに書き下ろされた作品です。
 また、本書には一部、現代の基準に照らすと不適切な表現・引用文等も含まれていますが、原本・オリジナルの内容を尊重して、あえて削除・修正を行わなかった部分があることをお断りしておきます(転載ここまで)。


 この本を読んでみて、私はいろいろ考えさせられました。
 内容については、ほとんどびっくりしませんでしたが、いま、このような本が出版されたことには、やはりびっくりしました。
 私は明治天皇が大好きです。先日も渡部昇一さんと「本当の意味でトップでありリーダーであった日本人の代表は明治天皇さん一人しかいないのではないか」と話しあったばかりです。
 同書の内容の真偽は別にして、同書を読むと、策略の勉強とともに「人間とか組織のすばらしい研究」になります。書末の年表と解説が非常に参考になりました。
 ともかく同書により、時流を感じました。
 もう陰謀、秘密、策略の時代では、なくなりそうです。
 やはり「日月神示」で述べられているように、近い将来「みろくの世」が地球上に到来するように思われます。
 読者も、よろしければ、この本が、いま世に問われたことの意味をお考えください。
 なお同書とともに、今年5月1日に祥伝社より出た加治将一著『幕末、維新の暗号』を読まれると、私の言がよくお分りになると思います。
                                           =以上=

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