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2010年3月22日
注目に値する中矢伸一さんの「星間雲説」

 私は中矢伸一さんとベンジャミン・フルフォードさんが、副島さんとともに大好きなのです。

 『ザ・フナイ』でも、まず。この三人の文章から読みはじめます。
 お二人の著書もほとんど目を通しています。
 お二人ともオカルト的なところが全くなく、情報入手先もはっきり明示していますし、ともに熱心な時流研究家だからで、時々、びっくりさせられますが、人間性につきましてはもっとも安心できる方たちだからです。
 ところで『ザ・フナイ』の創刊来の常連執筆者であるお二人の2010年3月号の文章には、ともにびっくりさせられました。
 ベンジャミン・フルフォードさんの文章は「欧米に革命の機運が高まっている」という題名で、その一部は3月15日号に紹介しましたが、詳しくは『ザ・フナイ』の3月号をお読みください。
 中矢さんの『ザ・フナイ』3月号の文章は「太陽系にすでに異変が起きている!?」という題名のもので、これは「星間雲がまちがいなく存在している。そしてその星間雲の中に、いま太陽系が突入しようとしている」という必読の文章です。
 ところで中矢さんは『月刊 たまゆら PREMIUM』という月刊誌を発刊しています。発行元は東光社(FAX:048−658−1556)です。この3月号にも「半霊半物質になる時は近い!?」という興味ある文章が9〜13ページにわたって書かれています。
 ここでは、その冒頭の文章だけを紹介しておきます。以下のとおりです。

安心立命への処方箋 
                                   中矢伸一
第9回 半霊半物質になる時は近い!?


太陽系に異変をもたらしている原因は「星間雲」か

 『ザ・フナイ』今月号(3月号)の私の連載に、「太陽系はまもなく星間雲(interstellar cloud)に突入する」ことを書いた。
 本稿ではこのことを詳しく解説している紙幅はないが、簡単にご説明しておきたい(併せて『ザ・フナイ』もご参照のこと)。
 約1000万年前、太陽系の近くで超新星が爆発し、数百万度を超えるガスのバブルのような固まりができた。天文学者が「局所恒星間雲」、通称“Local Fluff”(近傍のふわふわとしたエリア)と呼ぶものである。その幅は30光年、6000度の水素およびヘリウム原子の混合体で出来ているという。
 星間雲はこれまで、理論上存在できないとされていた。なぜなら、星間雲の密度と温度では、ガスバブルの圧力に耐えられないと推測されたからである。
 今、これまで謎とされていた星間雲の実体が明らかになりつつある。NASAが打ち上げた惑星探査機ボイジャー1号が、太陽系の最外殻部にあたる冥王星の軌道の外側に到達し、星間雲に接近しており、観測したデータを地球に送ってきたからだ。
 そのデータによれば、星間雲には約5マイクロガウスの磁場が存在するという。この磁場により、星間雲がガスバブルの圧力により押しつぶされたり、分散させられたりしない程度の強度を内部に保てることがわかった。つまり、星間雲はたしかに「存在」することが明らかになったのである。
 太陽系は、天の川銀河を秒速250キロメートルというものすごいスピードでまわっている。その軌道上に今回遭遇している星間雲があり、今、太陽系全体がそのエリアに突入しようとしているわけである。
 太陽系は、太陽から噴き出す太陽風によって取り巻かれている。その幅は約100億キロメートルあり、これを太陽圈(ヘリオスフィア)と呼ぶ。
 太陽圈は現在すでに圧縮が始まっているようだが、星間雲に突入すると、さらにこの圧縮が増大すると見られている。そうなれば、「有害な宇宙線が太陽系内部に侵入し、地球上の天候や生命に大きな影響を及ぼす可能性がある」――と予測しているのが、ロシア科学アカデミーのシベリア支部に所属するアレクセイ・ドミトリエフ博士(Dr. Alexey N. Dmitriev)である。
 ドミトリエフ博士は、銀河系の軌道上にある太陽系がエネルギーの強い星間雲の中に突入しつつあり、それが太陽系全体に温暖化をもたらす原因になっているとかねてから主張していた。
 博士は1998年に“PLANETOPHYSICAL STATE OF THE EARTH AND LIFE(地球の惑星物理的状況と生命)”という画期的な論文を発表し、その中で「太陽系全体が活性化している理由は、太陽系がエネルギーの凝集した星間空間に入ったことである」とした。この論文の一部を、先月号の本欄でご紹介したわけである。

太陽活動は今年に入って活発に
 星間雲は超新星爆発の残骸と言っても、六千度もの高温と強い磁場を持ったエネルギー帯である。私たちの棲む太陽系はここに突入しつつあるわけだか、幸いにも私たちの地球は、太陽圈により有害な宇宙線や星間雲からは保護されている(あたかもそれは子宮に包まれている胎児のようだ)という。
 しかしこの「圧縮」がもたらす太陽系全体の変化――前号で紹介したように、すでに太陽系全体で異変は起きている――は当然ながら地球にも影響をもたらすだろうし、もう一つ気になる推測もある。
 それは、この星間雲に突入するとその影響で太陽のプラズマ活動が励起(れいき)(量子力学用語で、原子や分子が外からエネルギーを与えられ、元のエネルギーの低い状態から高い状態へと移ること)されるというものだ。簡単なたとえで言えば、点灯している電球に強い電流を送りこむと、さらに明るく光り出すのと似ている。
 つまり太陽プラズマが励起されることによって、明るさが異常に増したり、膨張を始めたりするのではないかというのである。
 実際どうなるかはわからないが、いずれにせよ、これから太陽活動は活発になり、極大期を迎えることになる(転載ここまで)。


 ともかく人間社会も太陽系も、これから大変動を迎えようとしていることが、ベンジャミン・フルフォードさんと中矢伸一さんの最新の文章で分ります。お二人とも対応策も大体書いていますので、できればこれらの文章をぜひお読みください。よろしく。
                                               =以上=

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