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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
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2010年10月29日
大学3年からの就活

 先週のことです。長男の次女(私にとっては孫娘)が電話で「相談にのってくれませんか?」といってきました。
 彼女は、いま慶應義塾大学の3年生で20才ですが、「恋人でもできたのかなあ」と思って待っていたら、「実は就職についてなのです。どんなところへ就職したらいいのでしょうか?」と時期的(?)に考えてびっくりするような相談でした。
 きいてみますと、今年4月に3年生になったばかりですが、いまの学生たちは3年生の夏休みが終ると就職に駆けずり回るらしいので、大体学業(?)よりは就活がもっとも大事な3年生と4年生を過す……というのです。
 これには、びっくりしました。
 私が大学を卒業したのは1956年ですから、50年余り前になります。
 当時、就職のことを考え出したのは大学4年生の正月ころからで、ひどい就職難の時代でしたが、正月以降もいっしょうけんめい勉強し、そのひまを見て就職試験を受けに行ったものです。
 私のように世の中を多く見てきますと、学歴や就職先によって、その人の将来や値打ちが定まるものでないことはよく分ります。
 とはいえ、20才〜23才(大学3−4年生)というのは、もっとも勉強の出来る年ごろです。知識が吸収できる時期です。
 その時に就職に走り回って学業を二のつぎにするようないまの世相にともかく、びっくりしました。
 孫娘には「おじいちゃん(私)が、ゆっくり考えて相談にのるから、ともかく大学に行ってしっかり勉強しろよ。いまごろから就職なんて考えなくていいぞ」と言ったところ、「そうしたいけれど、回りを見るとそんな時代ではないのです。みんな大変なんです」ということでした。
 いま、ともかく世の中おかしくなってきているように思います。
 私らの年代は、幼稚園にも行かなかったし、戦争中ですから塾などもなかったのです。戦後、旧制中学から新制高校になり、その当時在学中でしたから、そのまま高校での勉強だけで、大学受験をしたものですが、60年前の方が健全だったような気がします。
 社会のあり方全体を考えなおさねばならない時になりつつあるのではないかと思って、びっくりした大学3年生のはじめからの就活事件でした。
                                           =以上=

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