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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2011年1月24日
船井幸雄よ、最高だよ、ありがとう、愛しているよ

 『ザ・フナイ』の今年新年号に作家でセラピストの加治将一さんの「青い鳥の住処(すみか)」という文章があります。
 加治さんは、私の大好きな人です。私は彼の本を、ほとんど完全に読んでいます。また、その大変だったと思えるいままでの彼の人生を、心から尊敬しています。ともかく気の合う人です。
 彼の経歴は以下のとおりです。

1948(昭和23年)生まれ。著作に、坂本龍馬の真の姿を描いた『龍馬の黒幕』(祥伝社)、望月先生シリーズ歴史ミステリィ三部作『幕末 維新の暗号』『舞い降りた天皇』『失われたミカドの秘紋』(祥伝社)、日本初のカウンセリング小説『アルトリ岬』(PHP研究所)、その他多数。最新刊に『大僧正とセラピストが人間の大難問に挑む』(ビジネス社)がある。執筆のかたわら、加治式セラピーで、1000人以上の心の凝りをほぐして救う。
【連絡先】
帝国クリニック TEL:03−3503−8681
加治将一公式音声ブログ http://kajimasa.blog31.fc2.com/
ツイッター http://twitter.com/kaji1948


 彼は波乱万丈の人生を送ってきました。最愛の奥さんが彼の29才の時、1才の娘さんを残してロスアンゼルスで殺されたのです。
 それからの彼はアメリカで金儲けに没入しました。そして大金持ちになり、ぜいたく(?)な生活を送りますが、それらを投げ出し、やがて日本へ帰ります。その途時で、どういうわけでか、プロレスラーの猪木さんと親しくなり、メディテーションをおぼえたり、林原生物科学研究所に行ったり、政木和三さんを知ったとのことです。
 彼らは、みんな私とも特別に関係のあった人なので、びっくりしました。
 それはそれとしまして、そのうちに作家になったとのことです。
 これらにつきましては『ザ・フナイ』の2011年新年号をお読みください。
 失明直前まで目が悪くなり、娘さんは大病を患い、どうにもならない時に、彼は私に出会ったようです。
 そして私から「2008年の船井幸雄オープンワールド」の講師をたのまれ、「ホ・オポノポノ」というハワイに伝わってきた問題解決法を知ったとのことでした。
 彼の「ホ・オポノポノ」のマントラは「あんた最高だよ! 愛している! ありがとう!」にして、毎日毎日100回も200回もくりかえして唱えたようです。
 そこのところを『ザ・フナイ』の1月号からピックアップして紹介します。
 
 そんなとき、知人から妙な連絡がありました。
 船井幸雄先生の講演会場で、僕の本を売ってくださっているというのです。
 縁もゆかりもないのにと、半信半疑ではあるものの、嬉しくなって、お礼かたがた表敬訪問と相成ったわけです。
 実を申せば、船井幸雄先生の噂は、今から約30年ほど前、バブルが始まる前のロサンゼルスで、すでに耳にしておりました。
 その噂は、驚天動地(きょうてんどうち)の一語です。
 何万社も診ている超売れっ子の企業コンサルタントで、経済界でその名を知らぬものはいないのだが、誰とも逢わずに超能力を持って診断する、という卑弥呼(ひみこ)のごとき人物だというのです。
 伝言ゲームに尾ヒレがついて、海外に伝播したのでしょうが、その噂をもたらしたのは、またまたアントニオ猪木です。
 当時の猪木はまだ全盛を誇っていたものの、本人曰く、プロレスで稼いだビル一、二本分のカネを豪快にもブラジルの自分の事業に費やしてしまっていた時期で、金銭的には完全に行き詰まっていました。
 それを打開するために、伝説のコンサルタント、船井幸雄氏と面会したというのです。
 猪木の自慢気な顔は、今でも覚えています。
 雲上人(うんじょうびと)との会話がどういう内容だったのかは、ただでさえ猪木の説明はファジーであるところにもってきて、ほぼ30年前の話であることも手伝って、記憶は忘却の彼方ですが、若かりし僕の額の裏には、世界一の超能力コンサルタント「船井幸雄」の名が、燦然(さんぜん)と刻み込まれたのは言うまでもありません。
 そんなヴェールに包まれたカリスマとの面会です。
 応接室、視力を失っていたために御尊顔(ごそんがん)はよく拝せなかったが、噂に違わぬ強い波動。それは受容波動ともいうべき光栄なもので、僕は流れに身をまかせるばかりです。
 その上、伝説の本人から気取りのない口調で、僕の本のファンだとさらりと告げられ、さらに「船井幸雄オープンワールド」の講演を依頼されたとあれば、僕の心境はいかばかりか、みなまで申さなくとも、読んでおられる方は、充分お察し可能だと思います。

 で、講演は無事終わりました。
 彼が見事に仕切った神秘のエリア。ここでまたまた運命的なものを知ったのです。それがホ・オポノポノでした。
 ここだという時に、これだと思うものが降ってくるのは僕の真骨頂というべきもので、これは加治式セルフ・セラピーの仕上げなのだと、ぴんときたのです。
 「分かっているけど、できない」、この難攻不落の壁がホ・オポノポノ一発で乗り越えられる。「分かっていれば、なんでもできる」強力なツールだと直感したのです。
 瞑想が、静かで明晰な時間をつくり、そのときに僕の身体に開く神秘のアンテナがホ・オポノポノを受け入れたのだと感じて、試してみると、予想通り断然具合がよかった。というより、これ以外に自分や他人に愛を贈る方法はない、と確信したのです。
 読者のみなさんはホ・オポノポノを知っていると思いますが、おそらく、こう言っては失礼ですが、一万分の一も理解していないのではないだろうか。あれから僕は一日も欠かさず、日に百回も二百回も口にしているのですが、それはもう大変な効果です。
 僕に合ったやり方は、瞑想の導入部に僕オリジナルの「癒し言葉」をマントラのごとく繰り返し唱えることでした。
 「あんた最高だよ! 愛している! ありがとう!」
 自分流の癒す言葉。自分を愛す言葉。
 たまげるほど効果的な加治式セルフ・セラピーの完成です。
 初回の試みから、自分に愛情エネルギーがグングンと満ちるのが分かりました。
 瞑想、そしてセルフ・セラピーを続けました。
 すると魔法のように娘の状態が良くなってき、クスリの量が一月、また一月と減ってきたのです。これを奇跡と言わず、何を奇跡と言うのでありましょう。

 そして、またまたシンクロニシティが起こりました。
 諦めていた僕の目を、手術してくれる医者が現れたのです。
 三井記念病院、赤星医師。神の手を持つという名医です。
 さらに手術前の検査で、なんと僕の右目に新たなる網膜剥離(もうまくはくり)が偶然発見されたのです。
 網膜剥離は、一夜にして失明することもあるという恐ろしいもので、この偶然の発見がなければ、右目は危なかった。こっちが先で、専門医によっての緊急手術です。
 眼の玉を百八十度ひっくり返して、裏にある剥がれた網膜を縫い合わせるという実に野蛮な手術。その痛みはどんな豪傑をもってしても、二度するくらいなら死んだほうがましだ、と言わしめるほどですが、否も応もありません。
 歯を食いしばり、脂汗と呻き声で耐えること一時間半、むろん手術中のセルフ・セラピーは忘れなかったのですが、終わった時は腑抜(ふぬ)けのようにぽかんとしておりました。痛みが極限を超えると、仮死状態になるのかもしれません。
 回復を三ヵ月待って、いよいよ赤星先生の執刀です。

 極端に薄い僕の角膜は0.1ミリ単位の手術を要求し、しかも良くは圧力に耐えられないので時間との戦いでもありました。眼球や顔を少しでも動かしては手元が狂って目が爆発すると聞かされていた僕は、窒息死寸前まで呼吸を止めて応じたつもりです。
 手術の間中、自分の唱えるセルフ・セラピーの文言が、僕を支えてくれました。
 「終わりましたよ。眼球は無事です」
 手術台にいる僕の耳元に、優しく先生が囁きました。感謝と感激で、思わず抱きしめたい衝動にかられましたが安静第一、ぐっとこらえて手術室を後にしたものです。
 その日のうちに視力が回復し、ほぼ同時に、入院してほぼ一年、難病を克服した娘が退院したのです。
 ここまでが僕の「青の時代」です。

ゼロの時代
 もし、僕に自慢するキャリアがあるとすれば、酸いも甘いも味わったすごい経験の数々かもしれません。
 五里霧中での波乱が、良き学びを与えてくれました。

 「自分のミスを認めると、他人は自分を認める」
                (サミュエルの導き)
 「瞑想による精神スペースの存在」
             (アントニオ猪木の導き)
 「愛は受容で、受容こそが愛」(田中牧師の導き)
 「自分に愛を満たす、ホ・オポノポノ」
             (船井幸雄先生の導き)


 この一つでも欠ければ、加治式セラピーは完成しなかった。
 人は一億円の宝くじを当てれば欣喜雀躍(きんきじゃくやく)しますが、僕の計り知れない宝物は、間違いなく彼らとの邂逅(かいこう)です。天は僕を誘(いざな)い、出会いをセットしたのです。
 この世に成功も失敗もなく、勝ち負けもなく、頂点などどこにもなく、どこにいようと、今いる場所が頂点なのだと知った今、僕はゼロ・ポイントと呼ばれるエリアで暮しているのだと思います(転載ここまで)。


 私は、この加治さんの文章に感激しました。
そして78才の誕生日を迎えた今月の10日から1日に100回以上「船井幸雄よ、最高だよ、ありがとう、愛しているよ」というマントラを唱えはじめました。
 というのは2007年3月12日以降、超健康体だった私は原因も治療法も半分くらい不明の難病に悩まされ、いまだ完治しないからです。ただ、今年中に完治しそうです。名医を見つけたのです。
 まだ、やりはじめて2週間、効果は分りません。
 しかし、この「船井幸雄よ」というところは、何にでもできます。
 「船井和子よ、最高だよ、ありがとう、愛しているよ」と家内の名前に替えてもいいし、友人や秘書の名前に替えてもいいわけです。
 多分、効くだろうと信じています。
 加治さんが、本物のホ・オポノポノを私に教えてくれたような気になって、毎日、毎日唱えつづけようと思います。
 できれば「大宇宙よ」とか「人々よ」とか「すべての存在よ」を早く呼びかけ語にしたいと思っていますが、とりあえずいまは「船井幸雄よ」を、もっとも多くにして声に出さずに唱えています。効果が楽しみです。
 みなさまも、自分にもっともよいマントラを考えて、ちょっと試されたらいかがかと思い、きょうはこんなことを書きました。よろしく。
                                           =以上=

※加治将一さんの以下のコラムページが今年の1月1日よりスタートし、現在大好評連載中です。また、『船井幸雄の「この人いいよ!」』ページでも紹介しています。

★『加治将一のよろずご意見スペース』
★『船井幸雄の「この人いいよ!」』(2010.11)



★☆★にんげんクラブ東京大会に参加して、次代を背負うよいリーダーになるだろうと船井幸雄が期待している人たちの講演を聴きませんか。★☆★
  ・日時 1月29日(土)
  ・場所  ベルサール新宿
  ・アクセス:http://www.bellesalle.co.jp/bs_shinjuku/access.html
  ・チケット お申し込み こちら → http://www.ningenclub.jp/nct/#top

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