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このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2011年5月9日
日本人よ、目を覚ましてください

 先月2日から21日にかけて一冊の原稿を書いていましたが、それが『本物の生き方』として今月20日すぎに海竜社から発刊され書店に並びます。
 以下はその目次です。この本ははじめ『「人間としての正しいあり方」と「宇宙の原理」』という題名で出版しようと書きはじめたのですが、初校後、題名を分りやすい『本物の生き方』に変更することにしたのです。目次も変りました。以下のとおりです。それは4月26日のことでした。もう再校も終りました。

【本物の生き方 目次】
『本物の生き方』
=3.11震災の地震、津波、放射能のトリプルピンチもこれで乗り越えられる=

はじめに 日本人は「本物の生き方」ができる

まえがき 日本人は必ず蘇る

第1章 トリプルピンチは乗り越えられる。2011年3月11日の東日本大震災で教えられたこと

 @ここ20年全く無能だった政治家と官僚。日本は「政愚と官愚の国」だ。
 Aトップが無能でも運営できた国から、有能なトップの国に日本は変ろうとしつつあるようだ。
 Bトリプルピンチは日本人の良さ、大衆の力、使命感、道徳心などのすばらしさを世界中に知らせたようだ。
 Cいまは変革期に入ったばかり。福島原発事故はマクロには心配不要だが、当面多くのむつかしいことが起きるだろう。
 D日本は雛形(ひながた)の国。この大難を小難に、日本人の「和の心」でしなければならない。

第2章 「宇宙の原理」に従った「人間の正しいあり方」が『本物の生き方』
 @人間は何よりも自由が大好き。自由を大事にしよう。
 A差別はやめよう。人間は人として、すべて平等なはずだ。
 B世のため人のためになることを親身でやろう。悪口や批判は、できればやめよう。
 C競争はやめよう。その代わり、よい人脈をつくろう。
 D働こう、学ぼう、経験しよう。悩もう。そして知恵を出し惜しみなく与えよう。

第3章 「宇宙の原理」と「あの世」と「この世」のしくみ
 @宇宙は「サムシング・グレート(創造主?)」の意志でできたようだ。
 A人間は知恵ある存在。どんなことがあっても人を殺したり、キズつけてはならない。
 B「あの世」と「この世」の仕組みは、このようになっている。
 C生成発展の方向は「美化」そして「善化」。宇宙で起こるすべての事象は「必要、必然、ベストになる」ようにできている。
 D「人類」はサムシング・グレートの傑作。「神」とは別の種類の存在のように思われる。やがて人類は「神」より進化する可能性があるようだ。

第4章 ここ数年中に知った「特に大事」と思えること
 @東日本大震災は人工地震と言えそうだ。
 A人類は独立した存在になったようだ。これからは自助努力し、よい地球づくりに邁進しなければならない。
 B生と死の本当の関係と、この世の役割がはっきりしてきた。いまは知りたいことや真実も早く分る時代だ。
 C真実についての勉強会が人気。いまこそ人々は真実を求めている。
 D日本人には大事な役割がありそうだ。

第5章 「真実情報」を知るうえに、「予測のプロ」として、いま言いたいこと
 @中国は日本と仲よくやっていくだろう。また覇権国にもならないだろう。
 A気になる会社は日本経済新聞社と三菱東京UFJ銀行。客志向がほとんどないように思われる。
 B同質だが、信念を持ち、異質の研究をしている人と本音の付きあいをしよう。
 C日本の大衆は賢明。ブログのアクセス数や文章の反応に私は反省中。
 D人気の秘密はやはり本音。本音で付きあい、本音で生きよう

あとがき 日本人よ、目を覚まそう(目次ここまで)


 5月4日に同書の「あとがき」を書きました。
 つぎに紹介するのは「あとがき」の全文です。

あとがき
日本人よ、目を覚まそう


 私は、いつも「結論ばかりを言う」「読む人や聞く人のための親切さが足りない」と、家内や周辺の人々から注意されております。時間をかけますと、説得でき、納得してもらえると確信のあることしか言ったり書いたりはしないようにしているのですが、たしかに「結論だけ言う人間だ」と反省しております。
 しかし本書では、その反省のうえにたって、私としましては、分りやすく納得してもらえるように努力して(?)書いたと思っています。というより、自分の最近のブログの発信文や、その他の必要文章の引用なども行い、私としては、これ以上ていねいに説明できないというような本を創りました。珍しいことです。
 それは、3.11大震災を通じて、いまこそ日本人に目ざめてほしいと痛切に思っているからです。
 いま再校を終り全文を読み返しますと、もっと親切に書くべきだったとも思います。とはいえ、本書の中で紹介しました高橋洋一著『官愚の国』(祥伝社刊)とか、百田尚樹著『永遠の0(ゼロ)』(講談社刊)や、私が以前から参考にしています太田龍著『地球の支配者は爬虫類人的異星人である』(成甲書房刊)、佐藤愛子著『日本人の一大事』(海竜社刊、のちに集英社文庫)などの著作は、できれば読んでほしいと思っています。また本書「はじめに」の中で記しました副島隆彦さんやベンジャミン・フルフォードさんのブログ、そして、私が絶えず参考にしていたと書いた二冊の本、さらに『ザ・フナイ』の2011年5月号と6月号をお読みいただきたいのです。そのうえ、4月に入ってからの『船井幸雄.com』で私が発信した文章も一読していただけますと、私が何を言いたくて、本書を短い日時で書き下ろしたのかが読者にも充分にお分りになってもらえると思うのです。時間がありましたら、ぜひよろしく。
 それらの本書のポイントは、つぎの二つになります。
 まず一つめです。日本人は、世界でも珍しく「お人よし」で「性善説発想」、そして「和」を大事にし、自然を主にして「自然との一体化」を大事にする民族です。陰謀、策略は大の苦手です。
 それに対して、世界の人々の常識は「性悪説発想」そして「エゴこそ大事」「自然を征服するのが人間の役割」と考えているようですし、「競争は善」であり、「陰謀、策略は賢者の必要欠くべからざるもの」という発想で生きているようです。
 なぜ、このようなことになったのかは、太田龍さんと私の共著『日本人が知らない「人類支配者」の正体』(2007年10月、ビジネス社刊)を読んでもらいますと、ほぼお分りいただけると思います。
 ともかく、私は、この日本人の生き方を『本物の生き方=「宇宙の原理」に従い「人間としての正しいあり方」に則った生き方』と考えています。ありがたいことに、日本人は、もっとも「本物の生き方」のできる人たちだと思うのです。
 それを3.11大震災を機に、日本人に自覚してもらいたくて本書を書きました。
 二つめは、しかし「日本人はいま狙われているようだ」ということを知ってほしかったのです。
 「闇の勢力」という存在はやはりいたようです。「聖書の暗号」にあるように、その本体は地球域から去ったようですが、いまもその残滓がアメリカやヨーロッパを本拠に、「お人よしの国」である日本を狙っているように思われます。
 3.11大震災は、彼らからの人工地震兵器での攻撃であった可能性が高いと思われます。ベンジャミン・フルフォードさんや飛鳥昭雄さんのこの意見は無視できません。
 『ザ・フナイ』の2011年6月号の原稿がいま集まりはじめています。その中で「正しい情報通」と言っていい飛鳥昭雄さんは「緊急報道」として『東日本沖で「地震兵器」炸裂―放火魔&救世主を演じ分けるアメリカ』という題で彼なりの情報と分析を長文の記事で書いてきました。本書の出た直後くらいに『ザ・フナイ』の2011年6月号は発刊されますから、ぜひ御一読ください。
 アメリカ人の一般人は、ほとんど好い人です。しかしリーダーやアメリカという国のやることは要注意だと思います。発表されることを100%そのまま受けとれないのは残念です。オサマ・ビンラディンの件も同様です。
 それらに気づかないのか気づいても脅しに弱く、完全にアメリカに従っているのが、菅政権であり、官愚・政愚の国の日本のいまのリーダー層のように思えるのです。
 私は飛鳥さんの文を100%信じるわけではありませんが、80%以上は信じられると思います。ぜひ賢明なる日本人として、読者にそれらのことを認識して、目覚めてほしいのです。
 そして日本人として『本物の生き方』をしながら、よい日本、よい世界づくりのために立ち上がってほしいとの思いで本書を書きあげました。
 ともかく、今後の正しい方向と生き方を示しているという「日月神示」の内容と、最近、特に1980年代からの日本や世界の状態があまりにも酷似しています。びっくりさせられます。3.11大震災以降のことも同様に思えるのです。
 同書で書かれているこれから到来すると思われる日本の大難を、どうしても小難にしなければなりませんし、われわれは闇の勢力の残滓たちを上手に包みこまねばなりません。できれば中矢伸一さんの『「魂の叡智」日月神示 完全ガイド&ナビゲーション』(徳間書店刊)を読んで、それとフルフォードさんや飛鳥さんの文章とを照合してみてください。あまりにも一致しているのにびっくりされるでしょう。さいごに一言。日本の国債がこれから危険なようです。気をつけてください。
 以上、日本の賢明な皆さまに強い期待をしまして本書の「あとがき」といたします。


                          2011年5月4日
                             自宅書斎で  船井幸雄(転載ここまで)


 この本は、情報通であり、予測のプロである私が、やむにやまえない気持で書き下した350ページにもおよぶ大著です。それでも本体価格は多分1700円になると思います。
 できることなら御一読ください。
 なお、『ザ・フナイ』5月号と6月号もぜひお読みください。よろしく。
                                          =以上=

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