
トップが語る、「いま、伝えたいこと」

個人的には、まだまだトランプショックが続いていますが、11月20日にアップした山内尚子さんの「私から見た舩井勝仁」に、私よりもうまい言い訳を書いてもらいましたので、ぜひご一読ください。私たちの想いが、現実を創っていて、そういう意味では現状維持よりも破壊を選んだ集合意識に一番衝撃を受けているのかもしれません。
金融マーケットは、トランプ次期大統領が減税をして税制出動政策を取ることを歓迎していて、かつ上下両院で与党共和党が過半数を押さえたことで政権運営がスムーズに進むことなども歓迎しています。FRBのイエレン議長も12月の利上げを明言していて、いままでは金融政策のみで、彼女の発言によって市場のブレが激しく、慎重な発言が求められていたのですが、財政政策に主眼が置かれるようになって金融当局者としてはフリーハンドが増えてやりやすくなったというところでしょうか。
日米の金利差が広がるであろうことを素直に受けて、為替市場は円安ドル高の方向に動いていて、金曜日(11月18日)の朝の段階では久しぶりに110円台の円安水準に突入しています。これを受けて、日経平均も18,000円台を久しぶりに回復することが予想され、私のトランプショックに反比例するように、マーケットにとっては新政権との蜜月の感じが続いています。
ただし、トランプ大統領が本格的な経済政策を始めると、保護主義的な動きを取ると思われますので、そうなると基本的にはドル安政策になるはずです。いつも書いている通り、国内の株式市場は3分の2が海外の投機マネーによって動かされていて、為替市場の反映に過ぎないのが実態ですので、円高になってくると下がってくることが予想されますので、どこで手じまいするかを常に考えながらマーケットに参加するぐらいの姿勢が望まれると思っています。
はせくらみゆきさんと先日出させていただいた『NEW MONEY THEORY お金は5次元の生き物です! まったく新しい付き合い方を始めよう』(ヒカルランド)が、好評を頂いています。いま確認したら、アマゾンにはレビューが1つもなく、出ている部数と鑑みると、少々意外な気もしますが、読者の方はお目にかかると、頬を紅潮させながら、私に感想を話してくださいます。読むべき人が読むべきタイミングで、出合ってくださっているのかな、と嬉しく思っています。
一緒に対談をし、筆を執ってくださったはせくらみゆきさんの「マネー論」は年々進化していて、お金と時間、次元がつながっていることを実感しています。
去年、保江邦夫先生がお話してくださった「幸せになる秘訣」を思い出しました。先生が舩井フォーラムでご自身の奇跡とも呼べる人生の軌跡を語ってくださったのは、数々の試験をクリアした時の話、旅で思いもかけない僥倖とも呼べる出会いがあった話……自分の人生でミラクルな引き寄せがあり、流れに乗れたのは、ただ1点「いま、いる場に感謝し、リスペクトしていたからだ」と先生はおっしゃいました。常に先生はいま自分がしていることに集中するだけでなく、その時、自分のいる場所に関心を払って味わい、たとえばホールの客席の座っている椅子にまで思いを馳せて「ありがとうね」と心をこめて感謝するそうです。「場を味方につけることが、その時最上の結果を引き寄せる」との、物理学者の先生の言葉を興味深く受け止めました。
はせくらさんのおっしゃる「お金の引き寄せ方」も、きっと「次元を理解し、味方につけること」なんだろうなと思います。「次元」については、視覚化してイメージすることがとても解釈が難しいとおっしゃる方も多いのですが、この本には私の仲良しの若き物理学者も登場して「次元事典」ともいえるほど、わかりやすく次元について語ってくれていますので、未読の方にもぜひ読んでいただきたいと思っています。
そして、12月14日には船井勝仁&はせくらみゆき「お金との新しい付き合い方」という講演会を東京・四谷の舩井セミナールームで開催します。はせくらさんのお話は、何が飛び出すかわからない子どものおもちゃ箱のようにワクワクしますし、本を読んでいただいて参加していただくと何倍、いや何十倍にも楽しめると思います。
私は、これからの世界の激変に際して、日本人がいかにお金に向き合うべきかという話題にも触れたいと思います。しっかりと勉強して臨む所存ですので、当日はみなさんとここでしか話せない情報を共有したいと思っております。来年2017年は経済の年。お金は神さまが与えてくださった高次元のツールだというのが本書の結論ですので、マネーの使い方が私たちの未来を決定する大事な要素になると思いますので、現実的な金融経済の話にもつながる大事な話をさせていただきますね。
詳細はコチラです。席もだいぶ埋まってきておりますので、早めのお問い合わせをお願いします。師走の忙しい時期ですが、みなさんにお目にかかれるのを楽しみにしています。
また、舩井幸雄.com内の「本物に携わる人たち」の二枝たかはるさんの原稿がおもしろいので、私たちの住環境の未来を変える光冷暖のルーツを知る意味でもそちらもご覧いただければと思います。
=以上=

2016.11.21:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】お金との新しい付き合い方 (※舩井勝仁執筆)
2016.11.14:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】まじトラ (※舩井勝仁執筆)
2016.11.07:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】法則 (※舩井勝仁執筆)

ライフカラーカウンセラー認定協会 代表
1964年大阪府生まれ。関西学院大学法学部政治学科卒業後、英語教師として13年間、兵庫県の私立中高一貫校に奉職。2001年、(株)船井本社の前身である(株)船井事務所に入社し、(株)船井総合研究所に出向。舩井幸雄の直轄プロジェクトチームである会長特命室に配属。舩井幸雄がルール化した「人づくり法」の直伝を受け、人づくり研修「人財塾」として体系化し、その主幹を務め、各業界で活躍する人財を輩出した。 2003年4月、(株)本物研究所を設立、代表取締役社長に就任。商品、技術、生き方、人財育成における「本物」を研究開発し、広く啓蒙・普及活動を行う。また、2008年にはライフカラーカウンセラー認定協会を立ち上げ、2012年、(株)51 Dreams' Companyを設立し、学生向けに「人財塾」を再構成し、「幸学館カレッジ」を開校。館長をつとめる。2013年9月に(株)船井メディアの取締役社長CEOに就任した。 講演者としては、経営、人材育成、マーケティング、幸せ論、子育て、メンタルなど、多岐にわたる分野をカバーする。
著書に、『あなたにとって一番の幸せに気づく幸感力』

