トップが語る、「いま、伝えたいこと」
日経平均の上げが止まりません。5月19日(金)の終値は30,838.35円を付け33年ぶりのバブル後最高値を更新しました。高額の有料メルマガである舩井メールクラブでは毎月初めに主宰の佐野浩一による識者へのインタビューをお送りさせていただいているのですが、今月はエコノミストでスリーネーションズリサーチ株式会社代表取締役の植草一秀先生でした。植草先生は1月に「千載一遇の金融大波乱」(ビジネス社)という著書を上梓されているのですが、その本の帯に「日経平均36,000円突破も!」と書いていらっしゃいます。
過去にも先生が日経平均の上げが確実に予想されると思った年のご著書には強気の予想数字が書かれていたのですが、ほとんど当てていらっしゃいます。過去に冤罪事件で大手マスコミなどには登場できない状況で社会的に抹殺されたと言っても過言ではないことを考えると、会費を払ってくださる顧客からの支持を失わないように命がけで相場の行方を考えていらっしゃるので、必ず当てるという気概とそれだけの豊富なエコノミストとしての知見を活かされているからこその実績だと思っています。
最近の日経新聞を見ていても、弱気な意見も散見されますが、その中にもまだまだ日本株が上がるのではないかという見方も紹介されるようになってきていて、個人的にはまだ上に行きそうな雰囲気を感じています。
有料メルマガの内容をここに詳しく書くわけにはいきませんが、世界経済や特にアメリカ経済は不安定さをはらんでいるものの、比較的ましだという消去法ではありますが、日本株は外国人投資家からも注目されているようです。私たちより上の世代の方はどうしてもバブル崩壊の記憶が忘れられずに、なかなか投資に対して前向きになれませんが、若い人たちは割合に平気に投資について考えて実行しているようです。2千兆円を超える個人金融資産がいま以上に日本株に振り向けられるようになれば、もっと上がっていくことは確実だとも思うので、私も日本の国力アップのためにも投資を前向きに考えてもらえればという話をよくさせてもらうようになりました。
ちょうど広島サミットも開催され、世界の注目が日本に集まりやすい環境になっています。まず、各国の首脳が揃って原爆記念館を見学されたということですので、ダークツーリズムにも注目が集まるのかもしれません。ちなみに、いま流行りのChatGPTに「ダークツーリズムについて教えて」と質問してみたら、以下のような答えが返ってきました。
(引用開始)
ダークツーリズム(Dark Tourism)は、人々が過去や現在の歴史的な悲劇や災害、戦争、犯罪、苦境などの場所や出来事を訪れる旅行形態を指します。ダークツーリズムは、その名前が示すように、一般的な観光とは異なり、暗い、不快な、あるいはトラウマ的な要素を持つ場所やテーマに焦点を当てています。
(以下省略)
(引用終了)
ググるという行為が、ChatGPTに代替されてしまうのではないかという意見があるようですが、はじめて使ってみたのですが間違いも多いですが、どんどん使い勝手が良くなっていくのだろうと予想されます。そのうちに、このブログもAI(人工知能)が書いてくれるようになるのかもしれません。
私はアウシュビッツに行ったときに、この言葉をはじめて聞きましたが、広島も欧米人に人気のダークツーリズムの訪問先になっているようです。原爆被害の悲惨さをより多くの人が実感できるようになることは世界平和に大きく寄与していくであろうと思いますので、そんなことも考えながらサミットや相場のことを考えてみるのにもいい機会なのかもしれません。
今回紹介するのは、親しくしていただいている医師で名経営者でもある大浦敬子先生の「超訳『五輪書』 強運に選ばれる人になる」(海辺の出版社)です。大浦先生のご尊父は医師としても武道家としても偉大な存在で、私は舩井幸雄という父を持ったプレッシャーに悩んでいたのですが、大浦先生の苦悩に比べたらたいしたことはないと思った瞬間があって、生きるのが楽になったことが大分前にありました。そんな大浦先生の強さの秘密が垣間見られる1冊になっています。
内容としては、宮本武蔵の「五輪書」を読み解きながら現代風の経営書として訳すことで、現代を生きる我々にとって必要な部分を抜き出しつつ、理解し易くした解説書のようなものとなっています。医師、そして経営者として広く活躍されている方であり、宮本武蔵を継ぐ流派である野田派二天一流の師範を父に持つからこそ理解できる「五輪書」についての解読は、ほとんど初めて五輪書に触れる私にとってもとても参考になりました。
真剣勝負で生きた武蔵は60歳まで生き残り続けた=非常に強運であったという部分に着目し、五輪書を通じて運を得る方法を考えるところから始まります。まずは前知識として必要な実際の宮本武蔵の人となりについて触れるのですが、巌流島の戦いについての現実など、興味を惹かれる部分についても書かれており、本の世界に入り込むことできます。
さらにどんな読者でも問題のないように原書についても解説がなされており、文字数を少なく、しかし丁寧で読書に慣れていない方でも読みやすい構成となっています。本書内の全体に言えることですが、前書きの最後で使われていた『時短』というコンセプトに沿って、重要な部分を丁寧に抜き出して超訳されていることから、五輪書に触れたことがなかった方でも安心して読むことができるのは、素晴らしい構成だと言えます。
あまり内容について触るわけにもいきませんが、名誉を求めるよりも己の探求を生涯続けていた武蔵の言葉は非常に重みがあり、五輪書は変化の進む社会の中でも必要である人間として必要な生き方を教えてくれる本である、大浦先生の訳を通じて、そんな感想を得る事ができました。いまでも残る最強の自己啓発本である五輪書とその有用性をさらに高めてくれる本書をぜひ読んでみてください。
=以上=
2023.05.22:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】超訳「五輪書」 (※舩井勝仁執筆)
2023.05.15:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】本当の『無知の知』 (※佐野浩一執筆)
2023.05.08:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】インベスターZ (※舩井勝仁執筆)
2023.05.01:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】人生はご縁のたまもの (※佐野浩一執筆)
舩井 勝仁 (ふない かつひと)
株式会社船井本社 代表取締役社長1964年大阪府生まれ。1988年(株)船井総合研究所入社。1998年同社常務取締役 同社の金融部門やIT部門の子会社である船井キャピタル(株)、(株)船井情報システムズの代表取締役に就任し、コンサルティングの周辺分野の開拓に努める。 2008年「競争や策略やだましあいのない新しい社会を築く」という父・舩井幸雄の思いに共鳴し、(株)船井本社の社長に就任。「有意の人」の集合意識で「ミロクの世」を創る勉強会「にんげんクラブ」を中心に活動を続けた。(※「にんげんクラブ」の活動は2024年3月末に終了) 著書に『生き方の原理を変えよう』 |
佐野 浩一(さの こういち) 株式会社本物研究所 代表取締役会長ライフカラーカウンセラー認定協会 代表 公益財団法人舩井幸雄記念館 代表理事 あたみ・パンダの森ほいくえん 学園長 株式会社ヴォイス 代表取締役会長 他 1964年8月5日、大阪生まれ。大阪府立北野高等学校、関西学院大学法学部政治学科卒業。 大学卒業後13年間、私立中高一貫教育校の英語科教員として従事。2001年4月、株式会社船井総合研究所に入社。舩井幸雄より「人づくり法」の直伝を受け、企業幹部向け研修「人財塾」として体系化、その主幹を務め、経営者向け、社内研修向けに150回以上の講演、研修を実施した。2003年4月、株式会社本物研究所を創設し、代表取締役社長(現在会長)に就任。商品の「本物」、技術の「本物」、生き方、人づくりの「本物」を研究、開発し、広く啓もう、普及活動を行う。また、2008年にライフカラーカウンセラー認定協会を、2012 年5月には株式会社51 Dreams’Companyを、2015年9月に株式会社51コラボレーションズを設立。(2023年本物研究所と合併)さらに、2015年1月、舩井幸雄の思想、哲学を世に広めるために、公益財団法人舩井幸雄記念館を設立し、代表理事となる。2021年2月には、株式会社51メディカルを創業。そして、2022年11月、小規模保育事業B型として、「あたみ・パンダの森ほいくえん」を設立。学園長に就任。 2026年6月にヴォイスグループ5社を経営統合し、代表取締役会長に就任。現在に至る。 著書に、『あなたにとって一番の幸せに気づく 幸感力』(ごま書房新社)、『ズバリ船井流 人を育てる自分を育てる』(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)、『私だけに教えてくれた 船井幸雄のすべて』(成甲書房)、『本物の法則』(ビジネス社)※船井幸雄との共著、『あなたの悩みを解決する魔法の杖』(総合法令出版)、『幸感力で「スイッチオン!」』(新日本文芸協会)、『SAKIGAKE 新時代の扉を開く』(きれい・ねっと)※舩井勝仁との共著、『幸せになる働き方の法則』(創藝社)、『舩井幸雄の魂が今語りかけてきたこと』(ヒカルランド)※矢山利彦氏、舩井勝仁氏との共著がある。 講演は、年間講演、研修多数。会社経営、学校経営、幹部育成、健康、食育、カウンセリング、話し方など、幅広いテーマで多数の講演を行っている。 |











株式会社船井本社 代表取締役社長



















