トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄の遺志を引き継ぐ舩井勝仁と佐野浩一が、“新舩井流”をめざし、皆様に「いま、伝えたいこと」を毎週交互に語っていきます。
毎週月曜日定期更新
2025年7月28日
現代の赤ひげ先生 (※舩井勝仁執筆)

 日経平均は4万円の壁を越えられないでいると先週書いたのですが、参議院選挙で自民党が完敗した直後にアメリカとの相互関税の合意ができて、それが日本のトヨタなどの自動車関連の大企業には許容範囲に収まったことで株価は急騰し、一時的には42,000円の壁を越え昨年7月の最高値にもう少しという水準にまで持ち直しました。選挙前にこの合意ができていたら自民党はここまで完敗しなかっただろうなと思いますが、最重要懸念事項が解決したので、逆に石破降ろしの勢いが増す結果になったのが皮肉に思えます。
 あまり賛同してくれる人はいないのですが、外務省出身の作家の佐藤優先生が石破総理とトランプ大統領はプロテスタントの中でも同じ宗派を信じていて、石破総理は狙撃事件を紙一重で生き残って大統領に再選されることが実質的に決定したトランプ大統領が神に選ばれたということに深く共感しているという説を唱えています。私は敬虔に信じている宗教はないのですが、その信条は理解できるような気がします。後世から見たときに相互関税の合意という花道を用意して退任したことが評価されるようにも感じるので、選挙前からこのタイミングで合意することは決まっていたのかなというナラティブ(この場合は妄想)を巡らせています。
 マーケットの見方は特殊で、選挙結果も予想よりは与党が善戦したと捉えているようです。石破総理は早晩退陣するとは思いますが、自民党の総裁選挙を経て自公が少数与党状態で新しい内閣が組閣される可能性が高くなったと見ているようです。市場関係者からするとやはりリベラル勢力の内閣ができることを最も懸念するので、衆参両議院で少数与党状態では、絶えず不安定な政治の状態が継続することにはなりますが、逆に財政規律を気にすることなく減税などの政策が通りやすくなり、それによって個人消費などが刺激されて景気がよくなるという連想も働いているようです。
 これからもまだまだ不確定要因は残っているので、年末に5万円になるというバラ色のシナリオだけではうまくいかないと思いますが、株価が上がる大きな要因としてのインフレ基調は歴然としてありますので、大きく変動する可能性はまだまだありますが、基本的には株価は上がっていく傾向だと考えています。こうなってくると投資信託を買うのもいいのですが、決算書の見方などを学んでいただいて、個別株への投資にも挑戦するのもいいのかなと思います。
 投資をすると世の中のトレンドが自分事として感じられようになります。目先の利益に右往左往することなく、世の中のダイナミックな流れを体感するつもりで学び始めればいいのかなと思います。投資は自己責任でお願いしますと、いつも責任回避を主目的に書きますが、自己責任で取り組むことで自分事にできる効果もあります。政府の肩を持つわけではありませんが、貯蓄から投資へのトレンドにある程度は乗らないと豊かな生活は送れなくなると感じますので、無理のない範囲で取り組み始めていただければと思います。
 蛇足ですが、年配の方と話しているとネット証券ではなく、いままでのように証券会社に電話をする方が安心だという方と出会いました。手数料は高いのですが、そんなに頻繁に売買を繰り返すのでなければ、自分が一番快適な方法で取り組むのがいいとも思いますので、慣れ親しんだやり方を続けていただくのも当然アリだと思います。

 今週は、アナログな治療方法で驚くような実績をあげていらっしゃる医師の青木秀夫先生の『あなたにもできる!自ら病気を治す真の波動療法-生体共鳴を起こすバイオサンビームカードの作り方』(ユサブル)をご紹介させていただきたいと思います。静岡県富士宮市にある青木クリニックの院長である青木先生は誰でも簡単にできる波動療法や健康法をセミナーや著書で紹介していて、実際にバイオサンビームという名前は派手ですが、きわめて地味で誰でも実践できる手法をたった2,200円の書籍の中で作れる素材も提供しながら解説している一冊です。
 早速、巻頭で自作する事で誰でも健康になれる特別なバイオサンビームカードの作り方を知る事ができます。見本になっている様々な図形があり、4枚のカードにそれに書いて指定の方法で情報エネルギーを入れ、指定の順番で重ね合わせるだけで、持ち歩いたり患部に近づけるだけで健康促進効果のある素晴らしいカードを手にできます。定期的な交換は必要ですが、それで健康を守れるのならば安いものでしょう。私はものぐさなので手作りはしませんが、数年前本当に体調が悪くなった時は東京から車で出かけて、何時間も待って治療をしていただきました。
 青木先生は父が一番親しかった医師である矢山利彦先生が理事長のバイオレゾナンス医学会に属していて、その考え方に基づく検査をやってくださいます。通常の医学では、わからならい未病の状態でも対応ができ、診察を受けた場合はバイオサンビームと主に漢方薬を処方されて治療をうけることになります。あくまで個人的な感想ですが、普通の病院での検査や治療と違って根本原因をしっかり改善することに重きを置いているので、生活習慣の改善と合わせてこのカードが治療の切り札になっているようです。
 電磁波から自らを守ってくれるカードの作り方の解説もあり、電磁波過敏症の方などには非常に大きな効果が期待できます。電磁波についてはその危険性についても別途解説されており、事実であれば非常に恐ろしい記述が並んでいることから、この対策が簡易に安価できるというのは非常に助かります。牛乳や金属など、身近なものも非常に危険性を秘めているので、当たり前にあるものについても再考する必要があると警鐘を鳴らされているのも興味深いです。なかなか気がつかない自覚症状が出る前のアレルギーなどの問題も実際あるので、改めて見直すのも健康にとって重要なのかもしれません。
 治療を受けても本当に安価な診察料で終わってしまいます。失礼な言い方になりますが、クリニックも辺鄙な場所にあり、余計なコストをかけておられません。まさに、現代の赤ひげ(黒澤明監督で映画化された山本周五郎先生の清貧の医師が主人公の小説)先生の本に触れてみていただければと思います。
                      =以上=

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2025.07.28:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】現代の赤ひげ先生 (※舩井勝仁執筆)
2025.07.21:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】右腕から見た舩井幸雄 (※舩井勝仁執筆)
2025.07.14:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】科学的思考 (※舩井勝仁執筆)
2025.07.07:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】株主総会を終えて (※佐野浩一執筆)
舩井 勝仁 (ふない かつひと)
株式会社船井本社 代表取締役社長
1964年大阪府生まれ。1988年(株)船井総合研究所入社。1998年同社常務取締役 同社の金融部門やIT部門の子会社である船井キャピタル(株)、(株)船井情報システムズの代表取締役に就任し、コンサルティングの周辺分野の開拓に努める。
2008年「競争や策略やだましあいのない新しい社会を築く」という父・舩井幸雄の思いに共鳴し、(株)船井本社の社長に就任。「有意の人」の集合意識で「ミロクの世」を創る勉強会「にんげんクラブ」を中心に活動を続けた。(※「にんげんクラブ」の活動は2024年3月末に終了)
著書に『生き方の原理を変えよう』(2010年 徳間書店)、『未来から考える新しい生き方』(2011年 海竜社)、『舩井幸雄が一番伝えたかった事』(2013年きれい・ねっと)、『チェンジ・マネー』(はせくらみゆき共著 2014年 きれい・ねっと)、『いのちの革命』(柴田久美子共著 2014年 きれい・ねっと)、『SAKIGAKE 新時代の扉を開く』(佐野浩一共著 2014年 きれい・ねっと)、『聖なる約束』(赤塚高仁共著 2014年 きれい・ねっと)、『失速する世界経済と日本を襲う円安インフレ』(朝倉慶共著 2014年11月 ビジネス社)、『智徳主義【まろUP!】で《日本経済の底上げ》は可能』(竹田和平、小川雅弘共著 2015年 ヒカルランド)、『日月神示的な生き方 大調和の「ミロクの世」を創る』(中矢伸一共著 2016年 きれい・ねっと)、『聖なる約束3 黙示を観る旅』(赤塚高仁共著 2016年 きれい・ねっと)、『お金は5次元の生き物です!』(はせくらみゆき共著 2016年 ヒカルランド)がある。
佐野 浩一(さの こういち)
株式会社本物研究所 代表取締役会長
公益財団法人舩井幸雄記念館 代表理事
ライフカラーカウンセラー認定協会 代表
1964年大阪府生まれ。関西学院大学法学部政治学科卒業後、英語教師として13年間、兵庫県の私立中高一貫校に奉職。2001年、(株)船井本社の前身である(株)船井事務所に入社し、(株)船井総合研究所に出向。舩井幸雄の直轄プロジェクトチームである会長特命室に配属。舩井幸雄がルール化した「人づくり法」の直伝を受け、人づくり研修「人財塾」として体系化し、その主幹を務め、各業界で活躍する人財を輩出した。 2003年4月、(株)本物研究所を設立、代表取締役社長に就任。商品、技術、生き方、人財育成における「本物」を研究開発し、広く啓蒙・普及活動を行う。また、2008年にはライフカラーカウンセラー認定協会を立ち上げ、2012年、(株)51 Dreams' Companyを設立し、学生向けに「人財塾」を再構成し、「幸学館カレッジ」を開校。館長をつとめる。2013年9月に(株)船井メディアの取締役社長CEOに就任した。 講演者としては、経営、人材育成、マーケティング、幸せ論、子育て、メンタルなど、多岐にわたる分野をカバーする。
著書に、『あなたにとって一番の幸せに気づく幸感力』(ごま書房新社)、『ズバリ船井流 人を育てる 自分を育てる』(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)、『私だけに教えてくれた船井幸雄のすべて』(成甲書房)、船井幸雄との共著『本物の法則』(ビジネス社)、『あなたの悩みを解決する魔法の杖』(総合法令出版)、『幸感力で「スイッチオン!」』(新日本文芸協会)がある。
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