トップが語る、「いま、伝えたいこと」
東京はせっかくの連休なのに台風接近で、また大雨です。日本のGDPを増やすことを考えると、最大の個人消費を増やすチャンスなのにもったいないなと思ってしまう自分がいます。でも、目に見えない世界の考え方で言うと、今年のように雨ばかり降っているのは、雨がお金と似たようなエネルギーを持っていることを考えると、一概に悪いことではないと、無理やりのプラス発想で乗り切りたいと思います。
先週、FRBと日銀は予定通り利上げを発表しました。普通なら相場にはマイナス要因と思われる所ですが、最近は前回書かせてもらった債券自警団(間違った政策には債券の投資家が売却することで結果として金利をあげることでとがめる力がある。トランプ大統領の泣き所にもなっています)が安心感を持ったことで、少なくとも短期的には長期金利が下がり、その影響で株価も回復しています。ただ、相場の格言では、9月は株価が下がりやすい「最悪の月」なので、今月を乗り切って年末に向けて再上昇を期待したいというところでしょうか。
以前にも紹介しましたが、相場に詳しい友人はこんな時だからこその儲け方について教えてくれます。コンピューターが1秒間に数千回もの売買を繰り返す高速取引の影響についての新聞記事を目にしますが、その背景には当然AIが動いていて自動売買をしています。そのアルゴリズムの裏をかけばいいので、具体的に言えばデイトレード、しかも午前中だけの売買に徹すると、いまのような相場だと確実に儲けを出せると言っていました。貴重な午前中の時間をそんなことに使うのは私には耐えられませんが、いろんな参加者がいるから相場が成り立つということを故・竹田和平師匠から教えていただいたので、いろんな人がいることを認めていきたいと思っています。
ちなみに、私がはじめて高速取引のことを知ったのはまだ父が元気で東京で直感力研究会を開いていた頃なので20年ぐらい前のことだと思いますが、そこで講演していただいた朝倉慶先生からの情報でした。朝倉先生は父が「経済予測の超プロ」として最も信頼していた経済アナリストですが、最近は株価について超強気のアナリストとして人気を集めています。
例えば、昨年末に今年の年末の日経平均は7万円台になると予想されていて、6月25日に終値ベースでの最高値72,366円34銭を付けているので説得力があります。朝倉先生は来年2027年には10万円到達の可能性があるとも発言されています。
朝倉先生の予想に依存するのはよくありませんが、しっかりと仰っていることをまず受けとめる。それこそ生成AIとの対話などを通じて消化して、その上で独自の考えまでに昇華されたら様々なやり方でマーケットに挑戦していただければと思います。デフレからインフレの時代に変わったことを考えると、何らかの形で投資の世界のことを知り、実際に参加することは豊かに生きようと思った時には必須事項だと感じています。経済感覚も自然に磨かれますので、不要不急のお金を使った投資活動をぜひ始めていただきたいと思います。
一見まったく毛色は違いますが、今週は山田ヒロミ著『もっと叶う!未来先取り日記【完全版】 朝3分のなぞり書きで、人生が望み通りに動きだす』(大和出版)を紹介させていただきたいと思います。思考を整理し、目標を具体化する。山田先生が紹介する「未来先取り日記」という手法は、出発点がナポレオン・ヒルの「思考は実現する」という考え方にある、いわば言霊的なものに近いように感じます。
思い込みの力は非常に強く、言葉によって自らをコントロールすることが可能であるのは、様々な研究でも明らかになっています。また手書きである方がより強く記憶できるという研究も紹介されています。私は、電子版で読んだのですが、実際に紙の本として手に取ってみて、付属しているワークに沿って書き込んでいくと、なお強い効果が得られるのかもしれません。本文と同じくらい書き込む部分が多い本であるので、できれば紙の本で読まれるというか実践されることをお勧めします。
山田先生とは、本書でも紹介されている出版プロデューサーの山本時嗣さんや著者仲間から紹介されて名刺交換ぐらいはしていましたし、何度か京都のお寿司屋さんで偶然お会いして飲んだこともあります。本の中で紹介されているように本当にご苦労を乗り越えてこられたので、とても優しい素晴らしい人格者で、一緒に飲んでいるととても楽しい時間を過ごせます。ただ、私の興味のある分野とは異なる、どちらかというと女性向けの自己啓発の本だと勝手に分類していたのですが、本書を読んで考えを新たにしました。特にチャプター2ではしっかりと心理学や脳科学の分野の論文に基づいた裏付けをさりげなく紹介されていて、山田先生に対してのイメージが変わってきました。
特に高速取引でも使われているであろうAIが、いまはすべての現象のキーワードであると思っています。そして、AIの進化を理解するためには脳科学(私が最もシンパシーを感じているのは茂木健一郎先生のクオリア(質感)の考え方です)が大事であると感じているので、しっかりとした脳科学の知見を踏まえた空間の魔術師であり、カウンセラーであることがわかって、失礼な言い方になってしまいますがびっくりしています。読者に寄り添って、くじけないようにワークが設計されていて、ここまでやればかなりの確率で結果が出るだろうなと思います。
アナログ的な手法でありながら、今も強い効果を発揮するこの方法は、現代社会にも通用する、素晴らしい行動の一つなのではないでしょうか。図らずも私が自己啓発本に分類してしまったように、一見似たような内容の本や方法論は多く存在するのですが、著者の過去の経験、実際の成功体験からブラッシュアップされたものであり、他の類似した自己啓発本との差別化は図れているように感じます。
難しく考えず、まずは本に沿って実行してみると面白い結果が出るように感じます。私は、勉強会にわかりやすい事例として使わせていただいたりしようと思っていますが、まずはAIを理解するキーワードになり得る実践的な脳科学の本として紹介させていただきます。そして、また一緒に飲みたいなと考えています。
=以上=
2026.09.14:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】出版業の未来 (※佐野浩一執筆)
2026.09.07:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】経済成長 (※舩井勝仁執筆)
舩井 勝仁 (ふない かつひと)
株式会社船井本社 代表取締役社長1964年大阪府生まれ。1988年(株)船井総合研究所入社。1998年同社常務取締役 同社の金融部門やIT部門の子会社である船井キャピタル(株)、(株)船井情報システムズの代表取締役に就任し、コンサルティングの周辺分野の開拓に努める。 2008年「競争や策略やだましあいのない新しい社会を築く」という父・舩井幸雄の思いに共鳴し、(株)船井本社の社長に就任。「有意の人」の集合意識で「ミロクの世」を創る勉強会「にんげんクラブ」を中心に活動を続けた。(※「にんげんクラブ」の活動は2024年3月末に終了) 著書に『生き方の原理を変えよう』 |
佐野 浩一(さの こういち) 株式会社本物研究所 代表取締役会長ライフカラーカウンセラー認定協会 代表 公益財団法人舩井幸雄記念館 代表理事 あたみ・パンダの森ほいくえん 学園長 株式会社ヴォイス 代表取締役会長 他 1964年8月5日、大阪生まれ。大阪府立北野高等学校、関西学院大学法学部政治学科卒業。 大学卒業後13年間、私立中高一貫教育校の英語科教員として従事。2001年4月、株式会社船井総合研究所に入社。舩井幸雄より「人づくり法」の直伝を受け、企業幹部向け研修「人財塾」として体系化、その主幹を務め、経営者向け、社内研修向けに150回以上の講演、研修を実施した。2003年4月、株式会社本物研究所を創設し、代表取締役社長(現在会長)に就任。商品の「本物」、技術の「本物」、生き方、人づくりの「本物」を研究、開発し、広く啓もう、普及活動を行う。また、2008年にライフカラーカウンセラー認定協会を、2012 年5月には株式会社51 Dreams’Companyを、2015年9月に株式会社51コラボレーションズを設立。(2023年本物研究所と合併)さらに、2015年1月、舩井幸雄の思想、哲学を世に広めるために、公益財団法人舩井幸雄記念館を設立し、代表理事となる。2021年2月には、株式会社51メディカルを創業。そして、2022年11月、小規模保育事業B型として、「あたみ・パンダの森ほいくえん」を設立。学園長に就任。 2026年6月にヴォイスグループ5社を経営統合し、代表取締役会長に就任。現在に至る。 著書に、『あなたにとって一番の幸せに気づく 幸感力』(ごま書房新社)、『ズバリ船井流 人を育てる自分を育てる』(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)、『私だけに教えてくれた 船井幸雄のすべて』(成甲書房)、『本物の法則』(ビジネス社)※船井幸雄との共著、『あなたの悩みを解決する魔法の杖』(総合法令出版)、『幸感力で「スイッチオン!」』(新日本文芸協会)、『SAKIGAKE 新時代の扉を開く』(きれい・ねっと)※舩井勝仁との共著、『幸せになる働き方の法則』(創藝社)、『舩井幸雄の魂が今語りかけてきたこと』(ヒカルランド)※矢山利彦氏、舩井勝仁氏との共著がある。 講演は、年間講演、研修多数。会社経営、学校経営、幹部育成、健康、食育、カウンセリング、話し方など、幅広いテーマで多数の講演を行っている。 |











株式会社船井本社 代表取締役社長



















