日日日是好日 〜熱海だより〜 -熱海秘書 相澤智子-

このページは、2009年11月から(株)船井本社 熱海本社で船井幸雄の秘書として勤務することになった相澤智子(あいざわ さとこ)によるコラムページです。
日々、船井幸雄やまわりの人たちと接する中で気づいたこと、学んだことなどを皆さまにお伝えしていきます。
2010年10月12日
船井の言葉から学んだ私の日月神示の読み方

 スカーッと晴れた青空がさわやかな秋日和が続いております。外を歩いていると本当に気持ちがいいですね。
 皆さまいかがお過ごしでしょうか?


 さて、最近私が勉強しているものに「日月神示」があります。
 日月神示については、船井がよく著書の中で紹介したり、講演などで話しているので、ご存知の方も多いと思います。
 私は、この日月神示について、何年か前に中矢伸一さんと船井との共著『いま人に聞かせたい神さまの言葉』(徳間書店刊)の著書を読んで詳しく知りましたが、その時は「このようなものもあるのだなあ」というくらいで、そんなに気にはしていませんでした。
 
 船井は日月神示について、「私たち日本人が正しく生きるための道しるべである」と述べています。最近船井から話を聞くようになって、もう少し深く勉強したいと思うようになりました。

 ここで、日月神示がどういうものなのかを簡単にご説明いたします。

 昭和19年6月、天之日津久神社に参拝した岡本天命さんに自動書記の現象が起こり、自分の意思に反して何か文字のようなものを書かされるという出来事が起こりました。
 日月神示の原文は、漢数字やカナ文字や記号のようなものが含まれていて、何が書かれてあるのか岡本天命さん自身も読めずわからなかったそうです。
 はじめは、どうせタヌキかキツネの霊だろうということで相手にしなかったそうですが、仲間の研究者たちといっしょに解読が進められると、どうやらこれは大変な啓示のようだということがわかったそうです。
 日月神示には、「人が真に幸せに生きるためにはどうしたらよいのか」や、「これからの世の中の大変革に向けてどのように生きたらよいのか」などが書かれてあります。

 この日月神示は、「この神示(ふで)八通りに読める」と示されているように、読み手によって感じ方や捉え方は、それぞれに違うようです。この日月神示が預言書のように読める人もいれば、人生の指南書として読める人もいます。ある人にとっては真の健康体になるにはどうしたらよいのかを教えてくれるものだったり、ある人には古神道の謎を教えてくれるものだったりします。
 日月神示のすべてが必要だという人もいれば、この日月神示に出て来たたった一つの言葉が自分には必要だという人もいるのかもしれません。それも、それぞれの人によって違うように思います。

 日月神示には、「〜ぢゃぞ」や「〜と申してあろうが」などの独自の口調が出てきます。
 例えば、
・「神の国は神の国のやり方あると申してあろがな、善きは取り入れ悪きは捨てて、皆気付け合って、神の国は神の国ぢゃぞ」(『雨の巻 第十五帖』)

・「神に厄介かけぬようにせねばならんぞ。神が助けるからと申して臣民壊手していてはならんぞ。力の限り尽くさなならんぞ」(『日月の巻』 第二十五帖)

 などです。

 私は日月神示の本を読みはじめた頃、この神様の口調について、少しこわいなという印象がありました。「神様はどうしてこのような言い方するのだろうか」と少し疑問に思っていたので、最近、船井にそのことについて聞いてみました。
 すると船井は、「神さんもいろいろで、人間っぽい神さんもいるんじゃないかな。ちょっとえらそうだなと感じるところもあるかもしれないけど、よく読むと、決して威張っているのではなくて、私たちのことを思って何度も大事なことを伝えようとしてくれているのがわかるよ。人思いの神さんなんじゃないかな^^」と言っていました。
 船井は神様に対しても誰に対しても平等で同じ態度で、おもしろいなと思いました。
 そしてそれを聞いて、「そうか、別に上から目線で言っているのではなく、私たちのことを思って、『こうしたらいいよ』と言ってくれてるのか」と思うようになり、とても読みやすくなりました。

 そして最近、日月神示の本を読むときは、「〜ぢゃぞ」「〜と申してあろうが」「まだ分らぬか」などの言葉を自分なりに、「〜だよ」、「何度も言ってるけど〜ということですよ」、「ちゃんと理解しなさいよ」などというように、自分の中で少し言葉を穏やかにしながら読んでいます(「〜と申してあろうが」と言われると、なんだか少し怒られているような気持ちになってしまうからです。これはあくまで私のレベルに合わせてのことなので、そのままの日月神示を読んで、神様が言おうとしていることをきちんと理解できる方もたくさんいらっしゃると思います) 。
 日月神示をきちんと読んでいなかったときは、なかなか心に入ってこなかったことも、「私たちのことを思って言ってくれているのか」と思ったとたん、すなおに「教えてくれてありがとうございます」という気持ちになります。人に対しても、神様に対しても、心を開いて話を聞くことが大事なのは一緒なのだなと思います。
 
 日月神示の中に、「一色に染めるのではない。色とりどりの教えがあって、みんなが和合するようになる」という言葉があります。とてもいい言葉だなと思いました。日月神示は、これだけが絶対に正しいなどとは言っていません。 みんなそれぞれにちがっていていいし、大事なところでつながっていれば大丈夫だよということではないかと思います。
 日月神示を降ろしてくれた神様は、今の時代に、私たちにどうにかよくなってほしいと思って大切なことを伝えてくれているように感じます。

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Profile:相澤智子(あいざわ さとこ)

船井家の愛犬ゴンちゃんと一緒に。

1981年仙台市生まれ。6年間美容室に勤務後、一転して、2008年に船井幸雄グループに入社。学生時代から、船井幸雄の著書を愛読し、2007年の「船井幸雄オープンワールド」に参加。その後、すぐに「にんげんクラブ」に入会。2009年11月より、(株)船井本社の熱海本社にて、船井幸雄の秘書業務に携わる。現在、大好きな船井幸雄のそばで、いろいろな刺激を受けながら楽しく働いている。好きなものは、音楽鑑賞、ジブリ映画、犬。



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