船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:瀧澤 仁
にんげんクラブの瀧澤です。
にんげんクラブで瀧澤戦略塾という小学生から高校生向けの塾を開催しているのですが、塾生に限らずいろいろな相談ごとが毎日舞い込んできます。
どうやら自分は、平常な毎日よりも波瀾万丈な毎日のほうが楽しいようで、不思議なことにそうしたことに対処するのが毎日楽しいのです。
このコーナーは、「本音で書け」ということなので本音で書かせていただきますが、いろいろな子どもたちの悩みや相談を聞いて思うことは、「不思議なことに、親は自分の子どもに対しては正しい判断・接し方ができていないことが多い」ということです。
ほとんどの親がそうです。
どういうことかというと、例えば「学校でいじめられていてどうしても学校に行きたくないと言っている子がいるんですよ」という話には、「そうですね。それなら無理して学校に行かなくてもいいんじゃないですかね」と言うのですが、自分の子どものことになると、「どうしても学校に行ってもらわないと困る」と言って、その理由をもっともらしく並べるのです。
なぜこんなことがおこるのかというと、おそらく自分の子どもについてはあまりに思い入れが強すぎるために、親の自分自身の「エゴ」というか、そういうものが出てしまうのではないかと思います。
自分が持っているコンプレックスを子どもで解消させようとしていたり、「自分の理想の子ども」にならせようとしていて、一番大切な子ども自身が何をしたいのか、子ども自身がどう感じて、どう考えているのか、はほとんど考慮していないのです。
この前、塾のセミナーの講師をして下さった宮島賢也先生もたまたま全く同じことを仰ったのですが、親と子どもをシャッフルしてみたらきっとうまくいくと思います。
不思議なことに、よその子に対しては、ほとんど正しく対処できるのです。
非常に難しいことだと思いますが、自分の子どもに対して、肩の力を抜いて、第三者的に接することができたらすばらしいのだと思います。
とあるお父さんが、「昔は子どもは天からの預かり物だと思っていたけどいつの間にか自分のものだと思っていた」と仰っていましたがとても大切なことなのかもしれません。
12周目:「最近特にびっくりしたこと」
13周目:「最後の船井幸雄オープンワールド2012」
2012.12.27: 新しい挑戦をするときにはモデル付加法
2012.12.26: マヤ暦とマヤ文明について
2012.12.25: 米債務問題について
2012.12.21: 2012年変革の年
2012.12.20: 復興支援のカタチ
2012.12.19: 本物を感じる
2012.12.18: 所有意識とパワーコントロール
2012.12.17: 青空を見上げながら
2012.12.14: 佐藤式メソッドを受けて
2012.12.13: 好きこそ物の上手なれ
2012.12.12: 今日の言葉 船井幸雄語録を配信
2012.12.11: 目に映る全てのものはメッセージ
2012.12.10: 白熱☆コーチングLIVE!
2012.12.07: 自分で決める
2012.12.06: 「日本語」を考える−その7
2012.12.05: 目に見えている世界・見えない世界
2012.12.04: カウンセラーが一番お得なんです
2012.12.03: 自分の子どもに対してこそ肩の力を抜いて接する