船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです(このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください)。

船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
リーダーシップの本当の意味を知る (テーマ:最近読んでオススメしたい本)
2008.11.18(Tue)
社名:(株)船井ビジョンクリエイツ
名前:砂田 ともゑ

著書『シンクロニシティ 〜未来をつくるリーダーシップ〜』

 皆さま、こんにちは。
 (株)船井ビジョンクリエイツの砂田ともゑです。

 寒くなると体が硬くなってしまいますね。実はわたしも、つい3日前に(お恥ずかしい話ですが)転んで左足を剥離骨折!なんてことになってしまいました。 
 幸いテーピングだけで済んだのですが、通常の歩行などに多少の差障りがあり「健康って大事だなあ」などと“当たり前のこと”なんですが、改めて認識してしまいました。

 今度は怪我をしてから思うのではなく、日々心に留めようと決意しています。

 さて、話がズレましたが、今日は「最近読んでオススメしたい本」をご紹介したいと思います。

 『シンクロニシティ 〜未来をつくるリーダーシップ〜』(英治出版) 著者:ジョセフ・ジャウォースキー

 この本を読み始めたとき、わたしは「本を読むこと(読書)が、どんなに素晴らしい行為」であるかを実感しました。
 感動する・泣ける・面白い・勉強になる・・・世の中にはたくさんの色んな書籍があり、それらの本に対して「この本を読んで最後は感動して号泣した!」「ずっと笑いっぱなしだった」 と多種多様な書評を耳にします。

 今回わたしがご紹介するこの本は、正直に言うと、さほど感動するわけでもなく、泣けるものでもありません。
 ですが、(わたしにとって、ですが)非常に「腑に落ちる」本ではあります。たくさんの示唆があったからです。

 本中に登場するのは、1973年、39歳になった「私」・・・著者であるジョセフ。アメリカ史に残る汚職事件「ウォーターゲート事件」を皮切りに、弁護士ジョセフの周囲は、一見平穏に見えながらもめまぐるしい変化をしていきます。
 「大佐」と呼んでいた父のこと、アメリカの政界のこと、事件に直面したからこそ求めるようになった「真のリーダーシップ」。
 ジョセフは、「真のリーダーとは何か」を求めて旅へ出ます。
 重なる「内なる声」の呼びかけに、自ら大きくした弁護士事務所を辞め、夢の実現へ向かって走り出した彼が出会ったのは、人間力の高い超一流の先導者達(哲学者、物理学者、企業家、経営者など)でした。
 出会うたびに起こる奇跡とも思える素晴らしい出来事(シンクロニシティ)の数々。

 シンクロニシティを経験するほどにジョセフは新たな境地を見出し、目には見えない世界と人間の存在や、その「在り方」について理解を深めていきます。

 自らの経験を『旅』と称して、ジョセフはわたし達に素晴らしい「人生の生き方」を示してくれています。
 自由であることの重要さや、人は一人では生きていけないその意味、共に生きる者との関係性、夢を実現させようと頑張っている時に陥りやすい三つの罠の話、対話(ダイアローグ)をすることの大切さ、つながり合う世界での感動・・・。

 本書を読み、リーダーシップが集団のトップになるために必要な力ではない、ということをわたしは学びました。
 高い意識や人間性、未来を予測する頭脳や願ったことに向かってやり遂げることの出来る強い精神力(心)・・・、それらを備え持った人が「リーダーシップ」を持った人間と呼べるのであり、まさしく『旅』を続けたジョセフは、様々な経験を経てリーダーシップを身に付け、そしてリーダーシップを備え持った人たちとの素晴らしい出会い(フロー)を得たのだと思います。
 読めば読むほど、各所に示唆がある本と出会ったのは久々でした。
 特に「責任」「依存」「過剰な活動」という3つの罠の事項は、今のわたしにとって気持ちの上で重なる部分が多々あり、「働く」ということに対する大きな学びと気づきとなりました。

 また、本書には、『船井幸雄.com』のファンの方ならお馴染みの言葉もたくさん出てきます。シンクロニシティ、フロー、デヴィッド・ボーム、シェルドレイク、「場」の影響・・・。

 そうです、連載コラム『スピリチュアル・エナジー』で人気のほおじろえいいち先生がよく使われる言葉ですね。

 つい先日、ほおじろ先生の心★サイエンスセミナーの第二弾があったばかりでしたので、本を読み進めるほど出てくる「知っている言葉や人名」に、余計に感じ入ることがありましたよ(笑)。

 どんなに大きな夢であっても、それを実現させることは決して不可能ではない。ただ、強く願い、そこに進む努力を怠らなければ、シンクロニシティは起こるのだということを、本書からも改めて学びました。

 わたしの現時点の夢は、たくさんのお客様に、今以上に身も心も「豊かな生き方」をしていただくことです。
 そしてたくさんの幸せを感じていただき、共に笑うことです。

 わたしは決してリーダーに向いたタイプではありませんし、進んでリーダーになりたいとも思いませんが、本書を読んで大きな学びを得ることができました。

 それは、リーダーシップを学ぶことは、高い人間力を養うことにつながり、自分が属する組織のリーダーのサポートに直結するということです。

 たくさんの素晴らしいお客様のために。
 (株)船井ビジョンクリエイツという会社で、リーダーである林彩子をサポートしながら、感謝の気持ちを忘れずに夢に向かって頑張っていきたいと思います。

 最後までお読みくださり、ありがとうございました。


12周目:「わたしがオススメしたい学びと気づきの本 (テーマ:最近読んでオススメしたい本)」
13周目:「学びと気づき、感謝のツアー:神秘の富士山バスセミナーを経て (テーマ:仕事をしていて感動したこと)」

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