トップが語る、「いま、伝えたいこと」
20世紀最大の神秘家の一人とも呼ばれる エドガー・ケイシー は、「眠れる預言者(Sleeping Prophet)」として知られています。彼は催眠状態のような深い意識の中で、多くの人々の病気の原因や治療法、人生の目的、人類の未来について語りました。そのリーディングは1万4000件以上に及ぶと言われ、現在でも日本エドガーケイシーセンターの光田秀先生を筆頭に研究が続けられています。
エドガー・ケイシーの功績の大きな特徴は、単なる未来予言ではなく、「人間はいかに生きるべきか」という魂の成長に焦点を当てていた点にあると思います。健康、仕事、人間関係、祈り、奉仕……そのすべてが霊的成長のために存在すると語りました。
ケイシーは、こうした人生観を通して、人間を「宇宙の中で孤立した存在」ではなく、「神とつながる存在」として見ていたと知りました。そして、その思想の中心にある重要な言葉の一つが、「祝福の水路」という考え方です。
ケイシーはリーディング中「祝福の水路になりなさい」「祝福の水路でありなさい」と、様々な状況の人に、言葉を変え表現を変え、時にやさしく、時に厳しく、そう生きよといさめました。
エドガー・ケイシーが、「自分の残したリーディングの中で最大の業績」と述べるほど、その教えのエッセンスが凝縮された作品、『神の探求』の第一課の課題は『協力』。 そのアファメーションにも「祝福の水路」という言葉がでてきます。
ケイシー流の瞑想では、瞑想に入る前に何度かこのフレーズを唱えます。ケイシーは敬虔なクリスチャンでしたので、ケイシーを通して伝えられた言葉にはキリスト教的な表現がたくさん使われています。
(以下、同書より引用)
【神の探求T 第1課 アファメーション】
わたしの意志ではなく、おお主よ、あなたの御意(みこころ)が、わたしの内に、わたしを通して行われますように。 わたしがさまざまな形で接するすべての人に対して、わたしを今日、いま、祝福の水路としてください。 わたしが(心の奥深くに)入るときも、(そこから)出るときも、いつもあなたがわたしに望まれるものと調和していますように。 あなたが呼ばれるとき、私は答えます。「わたしはここにおります。どうかわたしを遣わし私を用いてください」(262-3)(引用終了)
「祝福の水路」と書くと何か特別なことをしようと身構えてしまいがちです。もちろん、出来るならしてもいいでしょうが、まずは、今、自分がいる場所、今いる環境で、目のまえにいる人、ご縁のあった方に自分ができることを少しずつ行っていく……。そうすれば自然に次なる道が示されてくるとケイシーは述べています。
ケイシーはさらに、次のように語っています。
「他者への祝福の水路となりなさい。そうすれば、あなた自身も祝福される。」
これは、ケイシー思想の核心ともいえる言葉です。
水は、流れている時には澄んでいます。しかし、流れを止めると淀みます。人間の心も同じであり、愛や親切、善意、知識、お金、才能を“自分のためだけ”に抱え込むと、次第に停滞し、苦しみが生まれてしまいます。けれども、それらを誰かのために流し始めると、不思議と自分自身も活かされていく……。それが「祝福の水路」の思想です。
この考え方は、舩井幸雄 の教えとも非常に深く響き合っているように思います。
舩井は、「世の中は必要・必然・ベストでできている」と語り、人は“与える側”に回ることで運が開けると説いていました。また、「ツキのある人」は、損得よりも“人の喜び”を優先しているとも語っています。
舩井のいう本物の生き方とは、自然の法則に沿って生きることでした。そしてその法則の一つが、「循環」だと考えて間違いないと思います。水も、空気も、血液も、経済も、人間関係も、流れているものは健全になる……。
これはまさに、ケイシーの「祝福の水路」と同じ思想です。
舩井幸雄は、「まず与えること」「人のために動くこと」を成功法則として語りましたが、それは単なる精神論ではありませんでした。人に尽くした人のところに、人・情報・運・お金が集まり、結果として人生が豊かになるという“宇宙の仕組み”を語っていたのです。
ケイシーもまた、同じようにこう述べています。
「自分の利益だけを求める者は失う。しかし、人類への奉仕を目的とする者には道が開かれる。」
この言葉には、現代社会への重要な警鐘があるように思うのです。今の時代、多くの人が「自分がどう得をするか」を考えがちです。しかし、その方向だけでは、心は満たされません。便利になっても孤独は増え、物が増えても安心感が減っているのは、そのためかもしれません。
ケイシーは、人間の本質は「愛すること」にあり、その愛は“行為”として表れなければ意味がないと語ったそうです。
つまり……、
祈るだけではなく、
思いやること。
励ますこと。
与えること。
支えること。
微笑むこと。
それらが、きっと「霊的な生き方」という意味なんだろうと思います。
彼は有名な言葉として、次のようにも残しています。
「理想を持ちなさい。そして、その理想に向かって今日何をするかを決めなさい。」
これは非常に現実的な教えです。
理想だけでは人生は変わりません。しかし、毎日の小さな実践が人生を変えていくことを明確に示した言葉です。舩井幸雄もまた、「コツコツ型が最後は強い」とよく語っていました。大きな成功より、小さな善意を積み重ねること。派手な理論より、毎日の実践を重視するところにも、両者の共通点があると考えます。
また、よく知られているのは、ケイシーは健康についても多くの言葉を残していることです。
「心と身体と魂は一つである。」
ケイシーは病気を単なる肉体現象ではなく、心や生き方の歪みの結果として捉えていました。怒り、不安、恐れ、自己否定……。そうした感情の蓄積が身体にも影響すると見ていたのです。これは近年の統合医療や心理学とも通じる考え方です。
舩井幸雄も晩年、「これからは波動の時代になる」と語り、食べ物、言葉、人間関係、住環境など、あらゆるものが人間のエネルギーに影響すると考えていました。
だからこそ、
良い空気の場所に行くこと、
感謝を持つこと、
自然に触れること、
イヤシロチに身を置くことなどを大切にしていたのです。
この視点から見ると、「祝福の水路」とは単なる精神論ではなく、“エネルギーの循環”のことだとも言えますね。
人を恨めば、自分の内側にも重い波動が残ります。
人を喜ばせれば、自分の心も軽くなります。
その循環の中で、人は本来の自分へ戻っていくのです。
さらに、ケイシーは人生の目的について、次のように語っています。
「人生の目的は、神との関係を知ることである。」
これは宗教を超えた、本質的な問いではないでしょうか!
私たちは何のために生まれてきたのか。
なぜ人と出逢うのか。
なぜ苦しみがあるのか。
ケイシーは、それらすべてを「魂の成長」のためだと見ていたようです。すべての出来事は、魂の教材ということなんですよね。
そう考えると、人生の見え方は変わります。苦しい出来事も、「なぜ自分だけが」と考えるのではなく、「ここから何を学ぶのか」という視点に変わるからです。
最後に、ケイシーの言葉の中でも、とても象徴的な一節だと思えるフレーズを挙げておきます。
「愛とは、神が人を通して働くこと。」
人は一人では生きられません。誰かに支えられ、誰かを支えながら生きています。
だからこそ、自分を閉じるのではなく、“流れる存在”になること。
祝福を受ける人ではなく、祝福を流す人になること。
それが、エドガー・ケイシーのいう「祝福の水路」として生きるということなのだと思います。
与えたものは、巡り巡って還ってきます。自然は循環しています。そして、宇宙も循環しています。だからこそ、人を生かす者が、最後には自分自身も生かされていくのではないでしょうか!
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株式会社本物研究所 代表取締役会長 佐野浩一
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感謝
2026.05.04:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】我欲の克服 (※舩井勝仁執筆)
舩井 勝仁 (ふない かつひと)
株式会社船井本社 代表取締役社長1964年大阪府生まれ。1988年(株)船井総合研究所入社。1998年同社常務取締役 同社の金融部門やIT部門の子会社である船井キャピタル(株)、(株)船井情報システムズの代表取締役に就任し、コンサルティングの周辺分野の開拓に努める。 2008年「競争や策略やだましあいのない新しい社会を築く」という父・舩井幸雄の思いに共鳴し、(株)船井本社の社長に就任。「有意の人」の集合意識で「ミロクの世」を創る勉強会「にんげんクラブ」を中心に活動を続けた。(※「にんげんクラブ」の活動は2024年3月末に終了) 著書に『生き方の原理を変えよう』 |
佐野 浩一(さの こういち) 株式会社本物研究所 代表取締役会長公益財団法人舩井幸雄記念館 代表理事 ライフカラーカウンセラー認定協会 代表 1964年大阪府生まれ。関西学院大学法学部政治学科卒業後、英語教師として13年間、兵庫県の私立中高一貫校に奉職。2001年、(株)船井本社の前身である(株)船井事務所に入社し、(株)船井総合研究所に出向。舩井幸雄の直轄プロジェクトチームである会長特命室に配属。舩井幸雄がルール化した「人づくり法」の直伝を受け、人づくり研修「人財塾」として体系化し、その主幹を務め、各業界で活躍する人財を輩出した。 2003年4月、(株)本物研究所を設立、代表取締役社長に就任。商品、技術、生き方、人財育成における「本物」を研究開発し、広く啓蒙・普及活動を行う。また、2008年にはライフカラーカウンセラー認定協会を立ち上げ、2012年、(株)51 Dreams' Companyを設立し、学生向けに「人財塾」を再構成し、「幸学館カレッジ」を開校。館長をつとめる。2013年9月に(株)船井メディアの取締役社長CEOに就任した。 講演者としては、経営、人材育成、マーケティング、幸せ論、子育て、メンタルなど、多岐にわたる分野をカバーする。 著書に、『あなたにとって一番の幸せに気づく幸感力』 |











株式会社船井本社 代表取締役社長



















