トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄の遺志を引き継ぐ舩井勝仁と佐野浩一が、“新舩井流”をめざし、皆様に「いま、伝えたいこと」を毎週交互に語っていきます。
毎週月曜日定期更新
2024年3月18日
「問題は『外』ではなく『内』にある……」 (※佐野浩一執筆)

 あなたは、「常にポジティブじゃないといけない」と思うタイプですか?
 私は、かつて、このことでずいぶん悩んだ一人ですが、いまは「常に…」とは、実は考えていません。つまり、ポジティブ=前向きでないときがあってもよいというとらえ方です。
 常に注目を浴びるアスリートたちはどうなのでしょうか?
 実は、アスリートのメンタルケアについても、「常にポジティブ思考」である必要はないとされているそうで、とても驚きました。
 いまをときめくあの大谷翔平選手はどうか……?
 彼は、「自分はネガティブ思考である」とも言っています。
 「良かった試合より、失敗してしまった試合の方が心に残るんです。もう少し、こう出来たんじゃないか。もっとこうやれば良かったとか……」といった発言もしています。
 あの大谷選手でもそうなんだ……と思えると、少し肩の力が抜ける気がします。
 「プラス発想」「ポジティブ思考」とよく言われますし、舩井幸雄のひざ元なので、どうしても「ネガティブはあかん!」と刷り込まれていて、ときに自己嫌悪に陥ったりもしました……。
 では、心理学的にはどうかというと、やはり、ネガティブ思考自体は悪いことではないとしています。むしろ現実の問題点を整理して改善する力が強いとも言えるということなのです。
 では、「ネガティブ思考=よくない」と思われがちなのはなぜなのでしょうか?
 ネガティブ思考が問題になるのは、ネガティブに考えることで、「だからどうせ自分はできない」といったように自分の行動に蓋をしてしまう場合です。
 舩井幸雄も若かりし頃、よくないことが次々に起こって、マイナス発想の権化のような時期もあったといいます。でも、マイナス発想をしても何もよいことはない……と気づき、「プラス発想」を提唱するようになったわけです。もとよりマイナス発想で物事を見たり、とらえたりしても、そこに見えたり、感じたりすることは、決してよいものではないからだと思います。
 ところで、大谷選手が高校時代に「好きな言葉」として挙げたものに、花巻東高校の佐々木洋監督がおっしゃった「先入観は可能を不可能にする」という言葉があります。
 「どうせ自分はできない」とか、「誰もやったことがないからきっと自分もできない」と思ってしまっては、できるものもできなくなってしまいます。
 逆に言えば、ネガティブな気持ちがあっても、「いや、自分はできる」「あのときは上手くいかなかったけど、次はこう改善しよう」と自分の大切にしたい方向に向かって行動できていれば、プラスの方向にベクトルは向いていきます。
 むしろ、ネガティブに考えることが、ポジティブな行動に活かせていることになります。
 実はこの状態、心理学的には「心理的柔軟性」と表現されます。
 心理的柔軟性とは、自分らしい人生を歩むために「どんな行動を目指したらよいか」を示したものです。これは、心理学の「アクセプタンス&コミットメントセラピー(ACT)」
 という理論の中に登場します。
 舩井幸雄は、よく「こだわりは手放したほうがいい」と口にしました。「プラス発想」を求めてネガティブ思考をした自分を責めるよりは、いっそ、どちらも包み込んでしまったほうが心理的には健康で健全だとも言えます。舩井幸雄の考え方や生き方というのは、決して、1つの法則やルールで成り立っているのではなく、ここでも、「プラス発想」や「長所伸展法」あるいは「こだわりは手放した方がいい」といういろんな視点を集めてみると、今回の考察も、否定されるものではないことが浮き彫りになってくるように感じます。ネガティブが、結果としてはプラスにつながることも多々あるので、大谷選手のように柔軟であることはとても大事だと感じました。

 とはいうものの、積もり積もったネガティブ思考が、ある種のトラウマになって、潜在意識のなかにベタっと張り付いてしまっている状態……。これもよくあることです。
実は、こちらの方が大いにマイナスに働いている可能性が高いと考えられます。これには、やはり「対処」が必要です。
 「ホ・オポノポノ」って覚えていらっしゃいますか?
 ヒューレン博士が来日されたとき、舩井幸雄が「ぜひ、オープンワールドで話しておらいなさい」というので、お声をおかけし、実現しました。
 その際、ヒューレン博士はこうおっしゃいました。
 相手を変えたい、変わってほしいと思うなら、
 世の中を変えたい、変わってほしいと思うなら……。
「ありがとう」
「ごめんなさい」
「許してください」
「愛しています」
 の4つの言葉を唱えよう……と教えてくださいました。要するに、すべての問題の原因や理由は、自分自身のなかにあるということでした。
 実際に、何度も試してみましたが、あくる朝、その相手や周りの状況に変化が生まれていることを何度も経験しました。
 そうなんです。
 やはり、“問題”は外ではなく、“内側”にあることは、私だけでなく、あなたも、そして皆さんももうどこかで気づいているんですよね……。問題や悩みは、たえず自分の周りの世界に生じています。だから、外側に目を向けがちです。でも、答えは、自分の意識の中に根本的な原因があるということなのです。
 とはいうものの、私たちが生きるこの現代は、もはやストレスに満ち満ちています……。この大問題を解決したいと思ったのです。
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                          感謝

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2024.03.18:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】「問題は『外』ではなく『内』にある……」 (※佐野浩一執筆)
2024.03.11:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】ユダヤの成り立ち (※舩井勝仁執筆)
2024.03.04:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】いまのいまからでも人生は変えられる!(アドラーに学ぶ) (※佐野浩一執筆)
舩井 勝仁 (ふない かつひと)
株式会社船井本社 代表取締役社長
1964年大阪府生まれ。1988年(株)船井総合研究所入社。1998年同社常務取締役 同社の金融部門やIT部門の子会社である船井キャピタル(株)、(株)船井情報システムズの代表取締役に就任し、コンサルティングの周辺分野の開拓に努める。
2008年「競争や策略やだましあいのない新しい社会を築く」という父・舩井幸雄の思いに共鳴し、(株)船井本社の社長に就任。「有意の人」の集合意識で「ミロクの世」を創る勉強会「にんげんクラブ」を中心に活動を続けている。
著書に『生き方の原理を変えよう』(2010年 徳間書店)、『未来から考える新しい生き方』(2011年 海竜社)、『舩井幸雄が一番伝えたかった事』(2013年きれい・ねっと)、『チェンジ・マネー』(はせくらみゆき共著 2014年 きれい・ねっと)、『いのちの革命』(柴田久美子共著 2014年 きれい・ねっと)、『SAKIGAKE 新時代の扉を開く』(佐野浩一共著 2014年 きれい・ねっと)、『聖なる約束』(赤塚高仁共著 2014年 きれい・ねっと)、『失速する世界経済と日本を襲う円安インフレ』(朝倉慶共著 2014年11月 ビジネス社)、『智徳主義【まろUP!】で《日本経済の底上げ》は可能』(竹田和平、小川雅弘共著 2015年 ヒカルランド)、『日月神示的な生き方 大調和の「ミロクの世」を創る』(中矢伸一共著 2016年 きれい・ねっと)、『聖なる約束3 黙示を観る旅』(赤塚高仁共著 2016年 きれい・ねっと)、『お金は5次元の生き物です!』(はせくらみゆき共著 2016年 ヒカルランド)がある。
佐野 浩一(さの こういち)
株式会社本物研究所 代表取締役社長
株式会社51コラボレーションズ 代表取締役会長
公益財団法人舩井幸雄記念館 代表理事
ライフカラーカウンセラー認定協会 代表
1964年大阪府生まれ。関西学院大学法学部政治学科卒業後、英語教師として13年間、兵庫県の私立中高一貫校に奉職。2001年、(株)船井本社の前身である(株)船井事務所に入社し、(株)船井総合研究所に出向。舩井幸雄の直轄プロジェクトチームである会長特命室に配属。舩井幸雄がルール化した「人づくり法」の直伝を受け、人づくり研修「人財塾」として体系化し、その主幹を務め、各業界で活躍する人財を輩出した。 2003年4月、(株)本物研究所を設立、代表取締役社長に就任。商品、技術、生き方、人財育成における「本物」を研究開発し、広く啓蒙・普及活動を行う。また、2008年にはライフカラーカウンセラー認定協会を立ち上げ、2012年、(株)51 Dreams' Companyを設立し、学生向けに「人財塾」を再構成し、「幸学館カレッジ」を開校。館長をつとめる。2013年9月に(株)船井メディアの取締役社長CEOに就任した。 講演者としては、経営、人材育成、マーケティング、幸せ論、子育て、メンタルなど、多岐にわたる分野をカバーする。
著書に、『あなたにとって一番の幸せに気づく幸感力』(ごま書房新社)、『ズバリ船井流 人を育てる 自分を育てる』(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)、『私だけに教えてくれた船井幸雄のすべて』(成甲書房)、船井幸雄との共著『本物の法則』(ビジネス社)、『あなたの悩みを解決する魔法の杖』(総合法令出版)、『幸感力で「スイッチオン!」』(新日本文芸協会)がある。
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