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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
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2011年12月29日
日本人よ、考え方を変え、健全に生きよう。

 これが今年さいごの、この『船井幸雄.com』の私の発信文になります。
 私にとりましては、今年は1年中、口内の異常に悩まされた1年でした。
 3月、8月、11月、そして12月と4回も左下アゴ骨の手術をしました。それで、生まれてはじめての病気での入院というのも経験しました。おかげで一年中のほとんどを「話しにくい」「喰べにくい」そして「睡りにくい」日々を送りました。いずれも大変でした。
 それだけによく勉強しました。多くの著書を世の中に出しました。カラダはまだ半人前以下ですが、アタマと心の方は、やはりかなり進化したように思えます。
 以上のような私ごとは、どうでもよいことですが、ベッドで多くの本を読み、友からのメールや手紙、資料などに目を通していますと、マクロにものごとが見えるものです。
 いろいろ見えたことがありますが、年末にあたり、@日本人にとってもっとも大事だと思うことと、A私が実行したことの二つだけをきょうはカンタンに記そうと思います。

1.日本人にとって、いま、もっとも大事だと思うこと。
 これは大きく言って二つあります。
 40兆円弱の税収で、100兆円近い一般会計、そして1,000兆円の公的借入金という現状は、現実に当てはめて分りやすく言いますと、年間400万円の収入で、1,000万円を使う生活をし、すでに1億円の借金があるということと同様です。しかも毎年、収支の差の600万円は借金を増やしているということです。
 だれが考えても、これでは家計が破綻します。借入金を返す方法はありません。実にだれにもよく分ります。
 こんなカンタンなことを政治家、官僚をはじめ、多くの一般日本人はほとんど認識していないようです。しかも収入を増やそうとも努力しないし、生活の質を落とそうとも考えていないように私には見えるのです。
 ともかく永年、経営者として人さまに働いてもらい、給料を払って来ましたが、最近の日本人は働かなくなったし、休みはふえるし、遊ぶこととお金を使うことだけが好きになったと思えてなりません。もう限界だと思います。多分、近々、収入はいやおうなく減るでしょうし、仕事も無くなり、会社などの企業体も利益が出なくなり、赤字にならざるを得ないと思うのです。

(1)だから日本人に大事なことの一つめは、「もっと働き、節約しよう」ということです。
 私は来年79才、ここ5年来は半病人でまともに働けませんでしたが、やはり自分の収入の数倍以上は病中も稼いでいましたし、会社のための収入もそれなりに恥ずかしくないように挙げておりました。
 働きぐせ、稼ぎぐせが身についているからとも言えますが、五体満足で健康なら、多分いまの10倍や50倍くらいは働き稼ぐでしょう。
 ともかく自分が、年に1,000万円の生活をするのなら、すくなくともその2倍から3倍は、知恵をしぼり、カラダを動かして稼ぐように各自で働いてほしいのです。
 その方法はいくらでもあります。各自で考えてもっと働いてください。まず、その気持になることが大事です。
 それとともにもっと節約してほしいのです。
 自分を例にしますが、ここ4年間、口内の異常で、大酒呑みだった私は、一滴のアルコールも口にしておりません。また肉好きで有名だったのですが、肉類は4年間ほど、ほとんど喰べておりません。というより喰べられないのです。
 家内も付きあってくれています。本当に彼女には申しわけがないと思っていますが、こんな状況でも生きて行くのに、そんなに不都合なことはありません。
 外出や外食ができないために、いやおうなく節約生活をしているとも言えますが。
 とはいえ、1945年の終戦前後に比べますと、いまの日本人はまったくぜいたくになったと思います。
 もっと働いて節約しましょう。そうしますと、いま400万円の収入は年に600万円になり、1,000万円の支出が年に500万円になるでしょう。これくらいはカンタンだと思います。
 これで1年に100万円を返せる方へ回せます。それで、はじめて希望が出てくるのです。

(2)二つめは、「ムダなことはやめよう」ということです。
 5年間の医者通いで分ったことは、@薬というのは、ほとんどが現実的に副作用があり、毒だから、なるべく服用しない方がよい……ということでした。
 最近は、医師の前で、このように公言し、薬の処方は最低限にしてもらっていますし、不用な健康食品の類いも、ほとんどストップしました。
 また、パソコン、携帯電話(特にスマートフォン)は、人間のカラダに有害なことが分っています。最低限の使用にとどめていますが、不便さは一切感じていません(これには12月8日のこのホームページ11月16日のにんげんクラブの相澤智子さんのHP(会員様専用ページ)をみてください)。
 それに株式の売買などの投機的なこと、いわゆるゼロサムゲームは一切といってよいほどやめたのです。
 これでストレスが無くなり、時間が有効に使えるようになりました。
 これらのことの一部を各自が心がけますと、一挙にムダな経費が減ると思われます。
 いまでは、浪費せよ、浪費せよ、投資しろ……などという資本主義システムが、近々崩壊するのは、はっきりしてきました。
 とすれば以上の(1)(2)をやり、資本主義に1日も早く引導を渡してもいいのではないかと思います。
 このようにして時間に余裕ができますと、勉強や働くなど、時間を有効に使う方法はいくらでもあるものです。

2.私が実行したこと、それは健康が何より大事だ。だから不注意をやめ、心身を適度に活性化しよう……ということ。
 5年近くも体調を崩していますと、健康の大事さが身に沁みます。
 私もちょっとした不注意がもとで病気になったのです。
 医療機関に行けば治る……と考えたのが、一番大きなまちがいでした。
 病気は、自分で注意してならないようにし、自分で治療するべきものだ……ということがいまでは、はっきり分りました。
(1)は、不注意なことはしないことです。
 ムリもいけません。ええカッコもしない方がよいでしょう。
(2)は、適度に心身を活用することです。
@少しずつはアタマを使いましょう。
Aストレスになるようなことはやめましょう。
B毎日少しでも歩いたり、運動したりして、適度に心身を活用して活性化しましょう。

 私がいまお奨めしているのは両手ふり運動です。
 両手をカラダの横で同時に一緒に前後にふればよいのです。
 来年になると、船井メールクラブの会員さんには、私が詳しく書いて発信しますが、ぜひ両手ふり運動をやってください。
 私は毎朝20〜30分つづけていますが、健康な方なら、5−10分で充分でしょう。効果抜群、すぐ効きます。
 これで今年さいごの私の発信文を終ります。
 読者の皆さま、今年もありがとうございました。
 来年はこのふつうのホームページならびに有料の「メールクラブ」でお目にかかります。
 どうぞよい新年をお迎えください。
 来年もよろしく。
                                          =以上=

★「私の健康法」として、「両手ふり運動」について詳しく紹介したページはコチラをクリック★

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