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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
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2011年12月8日
われわれの心体は「本物」か「ニセ物」かを見分けられる

 あらゆる人間の心体にプラスになるのを「本物」、悪い影響を与えるのを「ニセ物」と定義しますと、いまではすべての人には「本物」と「ニセ物」を完全に見分ける能力があることが分っています。
 仕事がら、このようなことに興味を持っていた私は、1975年〜1995年の20年間、あらゆるチャンスを把えて、この面の研究をしてきました。
 結論だけを先に言います。肉体反応としては、「本物」にあう(見たり、ふれたり、感じたりする)と、力が強くなり、筋肉が柔らかくなるのです。「ニセ物」は、この逆の反応を人間のカラダにもたらします。
 最近、私の秘書の相澤智子さんに実験をして教えました。
 それについての彼女の感想は11月16日の「にんげんクラブ」ホームページの『船井幸雄から学んだこと』(会員様ページ)に彼女が詳述しています。かなりびっくりしたようですが、自分のカラダの反応で納得したようです。ぜひ御一読ください。しかし私は、私の近くにいる彼女が、その方法を知らなかったことにびっくりしたのです。
 ところで、私の長年の親友に矢山利彦医師がいます。
 九州大学の医学部を卒業した名医で、いま佐賀市内でY.H.C.矢山クリニック(TEL:0952−62−8892)の院長として大活躍中です。空手の達人であり、「気」の研究家としても有名です。本当に頼りになる親切な名医で、彼の「ゼロ・サーチ」は医学界では有名です。長年私どもとは家族ぐるみのお付きあいをしています。奥さまもすばらしい人なのです。
 この矢山さんとの初対面は80年代終りだったと思いますが、その時の印象を拙著『船井幸雄の人間の研究』(「完本」は1998年12月4日、PHP研究所刊)の中に、つぎのように記しております。はっきり印象に残っているのです。

 会ってまずびっくりしました。若いのです。聞いてみたら昭和27年生まれということです。次に感じたことは、カラダも大きいし、武道できたえたいかついカラダつきをしているのですが、なぜかかわいくて仕方がないのです。肉親、それも自分の子供に対して感じるのと同じような感情が湧き出してきます。しかもはじめて会ったような気がしないのです。
 この人が矢山利彦さんというお医者さんです。矢山さんは九州大学の医学部を卒業後、同学部博士課程で免疫学を研究した外科医ですが、『気功』の研究家、実践指導者としても有名な人です。現在の本業は、佐賀県立病院、好生館、東洋医学診療部長兼外科医長ですが、人間的にすばらしい人なのでファンが多く東京でも矢山ファンにより矢山気功教室が開催されており、二ヵ月に一度くらいのわりで彼が上京、直接指導しています。
                         (中略)

 ここで、矢山さんとの初対面の話にもどります。矢山さんははじめから次のようにいいました。
 「船井先生、私は気の研究を、O−RING−TESTを使いながらやってきました。そのうち、気の感触を利用して『YES』か『NO』かを知る私なりの直感コンピュータで、未知のものを探知する手法を開発しました。これはラジエスセシアの応用のようなものですから、フーチと同じ原理です。ただ振り子を持ち歩かないでもよいし、どこででも答がわかるからフーチより便利でしょう。
 それと『気』で『チャクラ』を開ける方法、すなわちヨーガでいうチャクラ覚醒法のいたってカンタンな方法も見つけました。一人の人の、どのチャクラが開いているかどうかは、オー・リング・テストで調べればすぐわかります」と。
 ともかく、話の内容はみな理解できたのですが、びっくりしました。夢のようなことばかりです。
 そこで、「一度、私の前で実演しながら説明していただけませんか?」とたのみました。
 ここで、『O−RING−TEST』について少し説明しておきます。
 人間はとんでもないほどすばらしい能力を持っています。その一つに、どのような人も、自分の心身のためによい働きをする物やことがらを意識したり、そのようなものに触れますと、筋肉が柔らかくなって、力が強くなり、その逆の場合は筋肉が硬くなって、力が弱くなるという反応をしめすという現実があります。これは筋肉の硬軟や筋力の強さを計測できる場合、どれが自分のためによい働きをし、どれが悪い働きをするかを見分ける判別法になります。
 いうならば、人間は自分にとって良い物、良いこと、悪い物、悪いことを客観的に筋肉の硬軟の変化や筋力の強さの変化によって見分けることができるわけです。これは、すばらしい生まれながらの能力といえましょう。
 この能力の応用法が、オー・リング・テストといわれるテスト法で、大村恵昭さんによって開発されました。大村さんは昭和9年生まれで早大理工学部と横浜市大医学部を出た人です。医学者として研究中に『バイ・デジタル・オー・リング・テスト』として、最近有名になった人の指の輪の開閉によって、病気の診断や食物・薬物などのカラダヘの適否を知る方法を開発されたのです。この手法は日本の医学界では、まだ公認されていませんがアメリカでは脚光を浴びています。また日本でも鍼灸をはじめ東洋医学関係者の間では数年前からすばらしい診断法だというのでおおいに活用されています。 大村さんは現在ニューヨーク心臓病研究ファンデーション研究所長の他、シカゴ医大教授、マンハッタン大学や昭和大医学部の客員教授として活躍中です。いま医学者など有志の間でこのテストの応用法も研究され、私の知っている範囲ででもいろいろのことがわかりつつあります。それらを知ると、大村さんは画期的な診断手法の開発をされたものだと思いますし、心から敬意を表したくなります。      
 ところで私はこのテストを次のように理解しています。人間の筋肉の力の変化は、利き腕の指に一番よく表われます。したがって利き腕の親指と人さし指、親指と中指などをO(オー)の輪にし、まず力を入れます。その時の力の強さをおぼえておき、つぎに片側の手に食品でも持った時の、同じ指間のOの輪の力の強さをはかります。その力の強弱で、片側の手に持った物が被験者の心身に良い物か悪い物かがわかるはずですね。すなわち片手に持った物が被験者の心身にとって良い物なら、彼がなにも持たない時よりも両指間のOの輪の力が強まりますし、悪い物なら弱まるはずだからです。このような現象がなぜおこるかということは、いまの科学では説明不能ですが、それはまちがいなくおこる現象なのですから、この現象そのものは、人間をつくられた創造主(?)が、人間に与えたもうた「自分に対して他者が与える効果の良悪判断のための能力」とうけとめ、利用するのが、人として正しい生き方だと思います。
 ともあれ大村恵昭医博の発見されたオー・リング・テストの手法について詳しく知りたい人は、昭和61年に医道の日本社より発刊された同氏の著書『図説バイ・デジタルO−リングテストの実習』をお読みください。また同社へお問い合せになるのがよいと思います。
 ところで、矢山さんですが、
「船井先生は頭頂のチャクラがすでに開いていますから、他の人で実験します」というので、その席へ私どもの男子社員を二人ほど呼びました。
 まず、彼は、その二人の利き腕(右手)の指でOリングをつくらせ、その強さを調べました。二人とも、力が強く、力いっぱい引っぱってもOリングは開きません。今度は二人の左手にタバコを持たせました。そうすると、矢山さんがほとんど力を入れていないようなのに、今度はOリングが開きます。この二人にとって、タバコはカラダによくない物だということが、これでわかったのです。
 今度は、タバコも何も持たせなかったのですが、二人ともの胸の前5センチメートルくらいのところで矢山さんが手を下から上へとすりあげました。その後でOリングの強さを測りますと、カンタンに開きます。あきらかに力が弱くなりました。
 「男の人は、『気』が背中の方は下から上へ、そして頭の上では後から前へ、さらにカラダの前方では上から下へ、そしてカラダの下方は前から後へと流れて、たえずカラダの周りを回っています。そこで、これをたしかめるためカラダの前方で逆方向に少し気の流れを動かしたのです。一挙にお二人とも力が弱くなりましたね。これで『気』の存在も、それがどのように回っているかも、どのような場合に体調が悪くなるかもおわかりになりますね。
 ところで船井先生、先生はタバコを持たれても、私がカラダの前で手を下から上へ振ってもOリングには関係ありませんよ。決して力が弱くなりませんから」
 と、今度は、私の指でOリング・テストをして試してくれました。彼のいうとおりです(転載ここまで)。


 当時、私は大村恵昭さんのことを、すでにかなり研究しており、彼の著書の『図説バイ・デジタルO−リングテストの実習』(1986年3月15日、医道の日本社刊)の内容を実験中でした。この本は名著です。
 それだけに矢山さんとの初対面は’87年〜’90年ごろ、東京、芝の船井総研の社長室でのことだったのを思い出します。このようなことがあり、初対面で矢山さんとは本当に親しくなりました。
 O−リングテストは、すでに世界中で活用されているテストになりましたが、このような筋力や筋肉反応によるテストはキネシオロジーテストの応用です。だれでも、すぐに手法を調べ、実践できます。
 いまでは、すこし勉強している医師や、本物に興味のある人は、ほぼ全員が知り活用しているものです。
 ともあれ、私が言いたいのは、自分の周辺の土地、家屋、家電機器、喰べるもの、使用するものなど全てが「本物」か「ニセ物」というか「悪いもの」かは、だれにでもすぐに分ります。
 悲しいことは、90%以上の人工の物が「ニセ物」であり、それを識別する人間の本能的能力が、急低下しつつあると思えることです。
 拙著には、何回もテストの方法や、その結果や警告などを、いままでに発表してきましたが、商業主義と一時的な便利さに毒される多くの人々の傾向を見て、自ら(株)本物研究所(TEL:03−5769−0271)をつくったのです。
 ぜひ本物研究所や「本物」と付きあい、「ニセ物」をなるべく排除してください。
 なお、最近では「ニセ物」の「本物化テクニック」の理論や実際のやり方も分ってきました。すぐに効果が出ます。それだけに健康のためにも読者に少し勉強して実践してほしいと思っています。よろしく。
                                            =以上=

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