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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2017年6月26日
最近読んで参考になった本 (※舩井勝仁執筆)

 日本の株式市場は出遅れているように感じますが、実は2万円を超えて推移して、この水準の値固めをしているように感じます。世界的な動きに比べれば出遅れ感は否めませんが、山高ければ谷深しということにならないようにするには、このペースが一番居心地がいいのかもしれません。為替も111円台ぐらいですので、FRBの追加利上げや金融緩和の縮小などのイベントがあって、それに伴って為替が120円を超えてくるような一段の株高もあるかもしれません。
 ただし、いつも言いますように相場はいつ何が起こってもおかしくない時期に入っているという風に考えて行動することは忘れないでください。どうも、大きなイベントが起こる時期がだんだん遅くなってきているように感じていますし、個人的にはなるべく遅くなってほしいとは思っていますが、相場に参加される方はそれなりの緊張感を持って臨んでいただければと思います。
 
 トランプ大統領がいることが異常なことから、だんだん当たり前のことになってきました。最初はFOMCや日銀の金融政策決定会合などはまったく相場の動きに関係ないぐらいトランプ大統領の動きに注目が集まっていたのですが、今月はかなり金融政策に注目が集まりました。ただ、イエレン議長も黒田総裁も来年任期を迎えるので、後任者がいったいどんな金融政策をとるのかは気になるところです。ここで人事を間違うと一気に奈落の底に行くことも考えられるので、慎重に注目していきたいと思っています。

 入梅の季節になりました。私は部屋の換気、清浄とともに、1年を通じて除湿を重視しています。むしむしとする時期、適度な潤いは必要ですが、過度な湿気は人をネガティブにさせ、循環を妨げる気がしています。本物研究所の「スーパークリーン1番」ほか、いい除湿グッズを活用しています。日々さまざまなことが目の前に起こりますが、いつも「カラリ」とした心に立ち返りたいな、と思っております。
 本日は3冊のご本を紹介します。最初はにんげんクラブでお世話になっている先生の本です。

1.吉野信子著『カタカムナ 数霊の超叡智』(徳間書房)
カタカムナ研究家 として数霊のセミナーを多数されている吉野先生。もと国際線のCA(客室乗務員)でいらっしゃる先生は通訳、翻訳のプロでもあり、一度海外に出た目線から、日本独特の生命エネルギー「幾何学的な古代文字のカタカムナ」に関心をもたれました。カタカムナの中に、内包された数霊でわかるメッセージを発見されたものをまとめたのが本書です。「数霊の思念で物事の本質がわかり、あるべき姿が見えてきます」と沖縄のカリスマ精神医、越智啓子先生が推薦文を寄せておられますが、読み解けるものがたいへん明晰で、私も1度セミナーを受講してみたくなりました。日本語の神秘に関心がある方に。是非読んでいただきたいです。

2.アマノコトネ著『イザナギ、イザナミの半身半霊の皇子 《ヒヨルコさま》言霊サンクチュアリ』(ヒカルランド)
太古の昔、イナザギ、イザナミとの間にできた子どもで、日本書紀では3歳になっても足が立たなかったため、岩樟船に乗せられたとされ、また「わが生める子よくあらず」と古事記に書かれている「ヒヨルコ」という神様がいたそうです。はかなげで優しい風情が私も気になり、読み進めました。龍と会話ができるという作者の不思議なお話、読者の中にもお好きな方が多いと思い、ご紹介させていただきました。

3.副島隆彦著『ニーチェに学ぶ「奴隷をやめて反逆せよ! 」―まず知識・思想から』(成甲書房)
ニーチェを副島先生の切り口で分かりやすく明快に理解できるすばらしい本です。アマゾンのベストセラーになっていますので、ニーチェに挑戦して挫折した私のような人たちから支持されているのだと思いますが、トランプ大統領の実現を断言してあてたことで、副島先生への注目が集まっているいま、金融経済の分野に限らずその見識の深さが改めて注目されているようです。
 有名な「神は死んだ!」というフレーズをアンチ・キリスト教という文脈で読み解き、それをここまではっきりと断言できるのは副島先生しかいないと思います。それでも内容が多少は難しいので心配していたのですが、日本の読者層もこの本をベストセラーにするということは多少目覚めてきたのかなと思いますが、まだまだ甘いと副島先生には怒られてしまいそうですね。
 AI(人工知能)などの発達で、人間の役割を深く考えざるを得ない時期になってきて、改めて哲学が見直されてくる機運を感じています。AIが何でもしてくれて人間のやるべき仕事がドンドン少なくなることが予想されるので、哲学的な考察が人間のあり方を考える上でとても大切になってきていると感じています。週末など時間のある時にじっくりと挑戦していただければと思います。

 たまには、仕事の本を離れて、心をカラリとさせるような読書もいいですね。
                                            =以上=

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2017.06.26:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】最近読んで参考になった本 (※舩井勝仁執筆)
2017.06.19:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】原理原則と時流 (※舩井勝仁執筆)
2017.06.12:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】超意識の目覚め (※舩井勝仁執筆)
2017.06.05:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】確率微分方程式 (※舩井勝仁執筆)
公益財団法人舩井幸雄記念館 代表理事
ライフカラーカウンセラー認定協会 代表
1964年大阪府生まれ。関西学院大学法学部政治学科卒業後、英語教師として13年間、兵庫県の私立中高一貫校に奉職。2001年、(株)船井本社の前身である(株)船井事務所に入社し、(株)船井総合研究所に出向。舩井幸雄の直轄プロジェクトチームである会長特命室に配属。舩井幸雄がルール化した「人づくり法」の直伝を受け、人づくり研修「人財塾」として体系化し、その主幹を務め、各業界で活躍する人財を輩出した。 2003年4月、(株)本物研究所を設立、代表取締役社長に就任。商品、技術、生き方、人財育成における「本物」を研究開発し、広く啓蒙・普及活動を行う。また、2008年にはライフカラーカウンセラー認定協会を立ち上げ、2012年、(株)51 Dreams' Companyを設立し、学生向けに「人財塾」を再構成し、「幸学館カレッジ」を開校。館長をつとめる。2013年9月に(株)船井メディアの取締役社長CEOに就任した。 講演者としては、経営、人材育成、マーケティング、幸せ論、子育て、メンタルなど、多岐にわたる分野をカバーする。
著書に、『あなたにとって一番の幸せに気づく幸感力』(ごま書房新社)、『ズバリ船井流 人を育てる 自分を育てる』(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)、『私だけに教えてくれた船井幸雄のすべて』(成甲書房)、船井幸雄との共著『本物の法則』(ビジネス社)、『あなたの悩みを解決する魔法の杖』(総合法令出版)、『幸感力で「スイッチオン!」』(新日本文芸協会)がある。 -->
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