日日日是好日 〜熱海だより〜 -熱海秘書 相澤智子-

このページは、2009年11月から(株)船井本社 熱海本社で船井幸雄の秘書として勤務することになった相澤智子(あいざわ さとこ)によるコラムページです。
日々、船井幸雄やまわりの人たちと接する中で気づいたこと、学んだことなどを皆さまにお伝えしていきます。
2010年5月25日
柔軟に考える

  お庭に咲いているビオラ
 皆さまこんにちは。

 世の中には、いろいろな考えの人がいますね。
 時には自分と価値観が違う人や考え方がまるで違う人に出会うこともあると思います。

 以前はそういった人に出会ったとき、「どうしてあの人はあんな考えなのだろう」とか「納得いかないな〜」と思ってしまうことがよくありました。

 最近気づいたのは、そういった人に出会っても、以前のように不快に感じることが少なくなってきたということです。おそらく船井の影響からだと思います。

 船井は人を否定したり、悪く言ったりしません。私は船井の側で仕事をするようになって、船井からそのような言葉を聞いたことはなく、船井が話す言葉は、いつも前向きな言葉ばかりです。船井と話しているだけでこちらも明るい気持ちになり、自然とマイナスの言葉がだんだん浮かばなくなってきます。

 船井の考えの中で好きな言葉があります。
 「否定も肯定もできないことは、否定も肯定もしない」という言葉です。

 船井の周りにはさまざまな情報が集まってきます。世の中にはまだあまり知られていないような情報もたくさんあります。
 大切なことは、世の中にはさまざまな考えや視点があることを知ることであり、そして自己責任で判断し選んでいくことだと船井は言います。

 例えば宇宙人などは、いるかもしれないし、いないかもしれない。今の時点では確実には私にはよく分りません。でも、そこで絶対にあり得ないと否定するのではなく、「いるのかもしれないな〜」という気持ちでいたほうが、楽しいし、新しい発見もできるような気がします。
 絶対にこうだ!とカチカチになっているよりも、「そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない」と少しゆるめに考えていたほうが楽しく生きられるような気がします。
 
 この言葉は、情報に対してだけではなく、人に対しても言えるようです。

 人と喧嘩をするときというのは、どこかで「自分の考えの方が正しい」と思っています。だから相手の考えが受け入れられないし、自分の価値観に合わせて相手を変えようとします。しかし、どちらも同じように「自分が正しい」と思って感情をぶつけていたら対立するばかりです。

 お顔も違えば考え方もみんなそれぞれ違います。大事なのは、考え方はそれぞれ違うけど、「あなたはそう思っているのですね」と受け止めることだと思います。100%相手のその人のことを理解しなければいけないということではなく、否定も肯定もせず、相手がそう思っているということをただそのまま「そうなのですね」と受け止めること。そうすることで「自分は自分の考えを持っていてもいいんだ」と思えるし、相手のことも認めてあげることができるようになる気がします。
 人は否定されると反発してしまいますが、認められると素直に反省することができるように思います。認め合うとより良い答えが出てくるかもしれません。

 自分が今の時点で正しいと考えていることは、正しいかもしれないし、正しくないかもしれない (後になってわかるということもありますよね) 。
 自分が正しいと思っていることは、相手にとっては正しくないかもしれない。
 世の中には今の自分には思いもつかないようなもっとすばらしい答えがあるかもしれない。

 肯定もせず否定もしないということは、ただそのままを受け止めるということであり、そんな考えを頭の片隅に置いておけば、柔軟に物事を考えることができるような気がします。

 
  ビオラ(赤)
 
バックナンバー
2010.05.25:柔軟に考える
2010.05.18:おすすめの本
2010.05.11:楽しいとは?


以前のバックナンバー
2013年
2013.032013.022013.01
2012年
2012.122012.112012.102012.092012.082012.072012.062012.052012.042012.032012.022012.01
2011年
2011.122011.112011.102011.092011.082011.072011.062011.052011.042011.032011.022011.01
2010年
2010.122010.112010.102010.092010.082010.072010.06 ・2010.05 ・2010.042010.032010.02

Profile:相澤智子(あいざわ さとこ)

船井家の愛犬ゴンちゃんと一緒に。

1981年仙台市生まれ。6年間美容室に勤務後、一転して、2008年に船井幸雄グループに入社。学生時代から、船井幸雄の著書を愛読し、2007年の「船井幸雄オープンワールド」に参加。その後、すぐに「にんげんクラブ」に入会。2009年11月より、(株)船井本社の熱海本社にて、船井幸雄の秘書業務に携わる。現在、大好きな船井幸雄のそばで、いろいろな刺激を受けながら楽しく働いている。好きなものは、音楽鑑賞、ジブリ映画、犬。



数霊REIWA公式サイト 佐野浩一 本物研究所 本物研究所Next C nano(ネクストシーナノ) 成功塾説法 舩井幸雄動画プレゼント 高島康司先生の「日本と世界の経済、金融を大予測」 メールマガジン登録 舩井メールクラブ 佐野浩一note