“本物主義”時代の幸せな生き方
このページは、(株)本物研究所と(株)船井メディア 社長の
佐野浩一の義理の父でもある舩井幸雄は、1980年代のバブルの真っただ中の頃からすでに、「競争主体で矛盾のありすぎる資本主義はもうもたない」、そして「資本主義にとってかわるのは『本物主義』ではないか」と考えており、2003年に(株)本物研究所をつくりました。
その(株)本物研究所の設立当初から社長として、佐野は常に、“本物”や、人々の“本当の幸せ”について真剣に考えてきました。
そんな佐野が、いよいよ間近に迫ってきたと思われる「本物主義」時代に向け、私たちはどう生きていけばいいのか、また「幸せに生きる」とはどういうことだろう? ということを先駆けて模索し、皆さまと一緒に考えていきたいと思います。
心の平穏。
時代はどんなに変化しようとも、これは永遠のテーマではないでしょうか!
いま、世界は確実におかしくなってきているように感じます。「狂ってきている」という表現の方が正しいかもしれません。少なくとも、アメリカにおけるトランプ政権の誕生以来、いま世間を揺るがす数々のニュースは、これまでタブーとされてきた意識や感情が噴火するかのごとく、これまで前提とされていたことが覆されるようなものばかりです。
一方、私たちの日常においても、こうした社会現象も誘導しているのか、精神的に病む人が増加し、家庭でも、企業においてもこれまで以上に大きな問題としてのしかかってきているように感じます。
心を強く、しなやかにしていかないと、息苦しい……。
そんな感覚を持たれている方も少なくないのではないでしょうか?
そこで、今回は、“本物時代”を意識しつつ、あえて「いま、ここ」で必要だと感じることを書かせていただこうと思います。
いま、私が経営する本物研究所でも取り入れようとしているのが「マインドフルネス瞑想」、要するに心のトレーニングです。マインドフルネスとは、最高のパフォーマンスを発揮するためのセルフ・アップデート術。「いま、この瞬間」に注意を向け、感じていることを「あるがまま」に観察している意識状態のこと。
いわば、心の「筋トレ」です
スタイルとしては、「瞑想」を活用します。
でも、たかが瞑想と思うなかれ!
世の名だたる達人や成功者がこぞって、自身の成長や大きな成果の基盤は、瞑想でつくられた……と言っています。
仕事始め、仕事中、朝起きたとき、寝る前……、いつでも結構ですから、まずやってみる……!
人生を変えます!
そう信じています。
瞑想の基本は、(1)姿勢を整える、(2)呼吸に意識を集中する。この二つだけです!
意識が呼吸から離れたら、また戻す。「いま、この瞬間」の呼吸の状態に、気づき続けること。
正しい座り方は、次のとおりです。
(1)骨盤を安定させる(骨盤をどっしり大地に根づかせる感覚)、(2)背筋を気持ちよく伸ばす(頭のてっぺんが天から引っ張られている感覚)、(3)首と肩のリラックス、(4)目を軽く閉じる。
とってもカンタンです。
実際に瞑想をやってみると、自身の「マインドのくせ」に気づきます。
1)集中力がない
2)ぼんやりと無自覚に考えごとをする
3)心ここにあらずの状態
4)過去のことをくよくよと考えてしまう
5)心配してもしかたのないこと(未来)を心配しすぎる
6)ちょっとしたことで苛立ってしまう
「マインドフルネス瞑想」をしながら、上記にあるような思考や感情が浮かんだとき、ただその事実を受け取り、また呼吸に意識を集中させればよいのです。
長年瞑想を続けた人は、脳のなかにある「島(とう)」と「背内側前頭前野」の部位の厚みが増すことを、2005年にアメリカの心理学者が発表されています。
ちなみに、「島」とは、すべての身体感覚をまとめあげて、情動調節の中枢である偏桃体に信号を送る部位。「背内側前頭前野」とは、自分や他人の感情や思考の動きについてメタレベルで対象化し、理解する能力を司る部位のことだそうです。
瞑想を習慣化することで、衝動を抑制し、自分や他人への思考、感情の動きを理解する力や、自己コントロール力を向上させることができます。
そして、期待できる効果として、(1)ストレス軽減 (2)集中力・想像力・直感力が高まる (3)健康になる (4)痛みや不安が和らぐ (5)睡眠の質が高まる (6)幸せを感じやすくなる (7)気持ちが前向きになる (8)いまの自分に自信が持てる (9)姿勢がきれいになる (10)人間関係がよくなる……と、いいこと満載です。
シンプルにいうと、心が落ち着きます。穏やかな気持ちで自分を観察できるようになり、自分を責めてしまうクセや、嫌なことを何度も繰り返し考えてしまうクセから解放されるという体験談もたくさんあるそうです。
そうなると、いまの自分をあるがまま受け入れられるようになり、健全な自信が芽生えてくれるようです。
瞑想が深まると、リラックスしていながらも集中力が高まっている状態が引き出され、趣味でも仕事でも自分本来のパフォーマンスが発揮できるので、やってみない手はないと思うのです。
はじめは1分でも2分でもよいと思います。
いずれ、20分、30分と増やしていけると、さらにさらに心は落ち着き、平穏を感じられるようになるでしょう。
ぜひ、トライしてみられてはいかがでしょうか!
*参考図書
『3分間マインドフルネス』 吉田昌生著 Gakken刊
『世界のトップエリートが実践する集中力の鍛え方』 荻野淳也、木蔵シャフェ君子、吉田典生著 日本能率協会マネジメントセンター刊
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1964年大阪府生まれ。関西学院大学法学部政治学科卒業後、英語教師として13年間、兵庫県の私立中高一貫校に奉職。2001年、(株)船井本社の前身である(株)船井事務所に入社し、(株)船井総合研究所に出向。舩井幸雄の直轄プロジェクトチームである会長特命室に配属。舩井幸雄がルール化した「人づくり法」の直伝を受け、人づくり研修「人財塾」として体系化し、その主幹を務め、各業界で活躍する人財を輩出した。
2003年4月、(株)本物研究所を設立、代表取締役社長に就任。商品、技術、生き方、人財育成における「本物」を研究開発し、広く啓蒙・普及活動を行う。また、2008年にはライフカラーカウンセラー認定協会を立ち上げ、2012年、(株)51 Dreams' Companyを設立し、学生向けに「人財塾」を再構成し、「幸学館カレッジ」を開校。館長をつとめる。2013年9月に(株)船井メディアの取締役社長CEOに就任した。
講演者としては、経営、人材育成、マーケティング、幸せ論、子育て、メンタルなど、多岐にわたる分野をカバーする。
著書に、『あなたにとって一番の幸せに気づく幸感力』(ごま書房新社)、『ズバリ船井流 人を育てる 自分を育てる』(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)、『私だけに教えてくれた船井幸雄のすべて』(成甲書房)、船井幸雄との共著『本物の法則』(ビジネス社)、『あなたの悩みを解決する魔法の杖』(総合法令出版)、『幸感力で「スイッチオン!」』(新日本文芸協会)がある。