船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
自分にしかできないこと
2011.7.27(Wed)
社名:イリアール(株) 販売促進部
名前:塚田 明彦

 今回はじめてこの『船井幸雄グループ社員の本音で生きよう』に載せていただく
ことになりましたイリアール株式会社販売促進部の塚田と申します。

 未曾有の震災が発生してから4ヶ月。
 日本全国・世界各国から被災地に向けて、
「何かできることはないか」と、各団体や個人の方が行動を起こし、
いまだ、ご活躍中の方がたくさんいらっしゃいます。

 また、起りうるであろう災害に備え日々訓練を続けている
自衛隊・警察・消防をはじめとする各種機関も多数存在しています。
 その中で少し特殊な団体で活動する、西日本在住の救急救命医のM先生に
お話を聞く機会がありましたのでご紹介したいと思います。

 皆様「DMAT(ディーマット)」の存在をご存知でしょうか?
 災害発生時にテレビのニュースで、「被災地に医師団が到着しました・・」
 というアナウンスの中で、揃いのパーカーに身を包んだチームが
てきぱきと医療行為を開始するシーンをご覧になったことがあると思います。

 「DMAT」は1995年1月17日に発生した戦中・戦後を通じて最大の自然災害であった、「阪神・淡路大震災」をきっかけに“一人でも多くの命を助けよう”を
スローガンに、10年後の2005年4月に厚生労働省により、
災害医療派遣チーム、日本DMATが発足しました。
 災害派遣医療チーム Disaster Medical Assistance Team の
頭文字をとって略して「DMAT」と呼ばれています。
(DMAT事務局ホームページ[http://www.dmat.jp/]より抜粋)

 「DMAT」の訓練を受けた、医師・看護師・薬剤師・医療関係者の方々が
病院や同僚の方々に協力してもらいながら、有時にはチームを組んで活動を開始しま
す。
 昨今の医師・看護師不足から、参加できない(させない)病院もあるそうで、
自分の担当する患者さん達を残し、後ろ髪引かれる思いで参加される
「DMAT」隊員のご本人はもとより、周りの皆さんのご苦労は一方ならぬものです。

 今回の大震災では、M先生は第一陣では出動せず、被災した患者さんが
広域搬送された場合の対応準備と、連動して南海地震が発生した場合、
隣接県に出動することを想定し、ご自分の担当患者さんと
同病院から出動したドクターの担当患者さんをケアしながら待機。
 3月後半に宮城県に出動し、のまなければならない薬を、家ごと流されてしまった
方々に、絶対数の不足する医薬品のなかから、必死で処方する毎日だったそうです。


 さて、文頭で「DMAT」を、少し特殊な団体と書きました。
 それは、国が率先して立ち上げ、後押しする団体ですが、
実は、出動時は基本的に、移動手段・宿泊・食事の段取りも
参加するメンバーが自分で手配し、万が一、出動中に事故にあっても
国からは保証されない可能性もあるそうです。
 「医療行為」、これは私達には、やりたくても絶対に不可能な
有資格者のみに許される行為です。
 「DMAT」とは、仕事の一環ではなく、サポートする所属病院や同僚の皆様も含め
「自分にしかできないこと」として、個人の崇高な意思で活動する集団なのです。
 このことを皆様に知っていただきたくて、本文を書かせていただきました。

 もし、どこかで「DMAT」の隊員の皆さんを見かけることがあったら、
一言、声を掛けてあげてください「ありがとう!」と・・・。

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