舩井幸雄写真館(船井幸雄写真館)
このページは、ありし日の舩井幸雄の日々の活動や船井グループのイベントなどの様子、その他もろもろを写真でご紹介したアルバムです。
2010年07月
2010年7月25日 |
本日、高島康司さんの講演会が、中矢伸一さんが代表をつとめる日本弥栄の会主催で、都内会場にて開催されました。 高島さんは今年の6月に『未来予測コルマンインデックスで見えた 日本と経済はこうなる』(徳間書店)を出版され、同書の序文・推薦・解説を船井幸雄が書いています。 高島さんが注目する“ウェブボット”では今年の7月8日から、“コルマンインデックス”では7月17、18日からすでに大きな転換期に入っており、この時期はだいたい今年の11月まで続くと予測されているのだそうです。 |
まず、中矢さんより挨拶があり、高島さんとのご縁で知り合ったという大石憲旺(のりお)さん(仮名)を紹介しました。 大石さんは有名なマーケティング学者で、今年6月18日の「いま知らせたいこと」ページで船井幸雄も紹介しています。 マーケティングの仕事をされる一方で大石さんは、1985年頃から突然、神々の声がきこえはじめ、毎日メッセージを受け取っているのだそうです。ご自身が大学生の頃、野球の練習の後、突然立てなくなり、1年半ほど寝たきりの生活を余儀なくされたそうです。その頃から見えない世界のことを意識するようになった、とお話されていました。 |
その後、高島康司さんの講演に移りました。 講演の中で、「1980年代、日本がバブルの時代、日本の下請け制のシステムは非常にうまくいっており、中国も日本をモデルにしていた。しかし1989年に中国で天安門事件が起こり、世界経済から2年間ボイコットをされた影響で、中国は安い労働力を世界に提供するシステムに転向し、それが成功し、現在に至る。一方、製造業で日本やドイツに敗れたアメリカは、製造業から金融業に路線を変更し、世界に市場を開放し、世界中からモノを買いまくった。ローンを証券化することで膨大な借金が可能になり、たとえ無収入の人であってもクレジットカードをバンバン使えるというおかしな状況が当り前になり、ついには先のリーマン・ショックに端を発する金融恐慌に至った」という流れを説明しました(このあたりの詳しい内容については、にんげんクラブHP(会員専用ページ)の「船井勝仁のウィークリーレポート」(7月28日発信)をご参照ください)。 |
そして高島さんはいま、中国やインドなど新興国の発展ぶりに注目しているようです。中国もアメリカへの輸出には見切りをつけ、今後は、中国国内の内陸部の貧しい農民でも買えるような低価格商品の提供を始めているようです。たとえば42型液晶テレビが6,500円だったり、女性のワンピースなどの洋服が数百円だったりと、まさに価格破壊が起こっているのです。そんな中国の超低価格の商品がインターネットなどを通じてすでに日本市場にも流出してきており、今後の日本経済への打撃を考えると不安をよぎらせます。 |
さらに高島さんは、中国の(無関税の)自由貿易協定が世界各国にどんどん広がり、中国勢力が増大している現状を危機感を持って伝えました。その事実を日本のマスコミがまったくと言っていいほど報道しないことにも不気味さを感じます。 さらに、中国で『レッドクリフ』を超え、中国市場最大の興行収入を記録したという映画『狙った恋の落とし方』を紹介しました。 この映画は、心に傷を持った中国人の男女が、一緒に北海道を旅行することでだんだん癒されていく、という内容のようです。この映画が中国で大ヒットしたことで、大勢の中国人がいま、北海道に観光に押し寄せているのだそうです。映画の撮影地を巡り、ついでに北海道の土地を購入していく中国人観光客も多いのだとか。 |
今後の世の中のあり方としては、「地域主体の自給自足型経済になるだろう。そしてそれが望ましいのではないか」と、高島さんは予測されています。その一つのツールとして、「地域通貨」の可能性を紹介しました。 実際、アメリカのイサカ市という小さな町が1991年に始めた「イサカアワーズ」という地域通貨は、年々その参加者が増え続け、いまもイサカアワーズは、盛んに出回っているのだそうです。 また、これと同じようなものとして、ドイツのハレという町で「交換リング」という、通貨は使わず、通帳式に会員同士で物や仕事、サービスを交換できるというシステムが導入されているようです。その単位は「デイマーク」で、利子はつかないようです。 「イサカアワーズ」や「交換リング」を実際に活用している市民の様子が映像で紹介されていましたが、どちらもシンプルな生活ながら、人との交流を大切にし、生活を楽しんでいるという印象でした。 |
最後に高島さんは、『逝きし世の面影』(平凡社ライブラリー)という、江戸時代の日本人の生活の豊かさを、当時訪日した外国人の目から綴った著書を紹介しました。これによると、外国の勢力が入る以前の江戸時代の日本人の生活はまさに循環型、自給自足型の生活をし、皆、幸福に満足して暮らしていたようです。 また今後、資本主義の崩壊がどのように起こると考えているのかについて、お客様から質問されると高島さんは、「ある日突然何かが起こり、一気に(資本主義が)崩壊するというよりも、長期的不況から、なし崩し的にダラダラと崩壊に向かっていくのではないか」と予測されました。 ★高島康司さんのHP『ヤスの備忘録』:http://ytaka2011.blog105.fc2.com/ |
2010年7月3日 |
本日、兵庫県尼崎の会場にて、にんげんクラブ関西大会が開催されました。 お天気はあいにくの雨でしたが、関西を中心に全国より、約550名の方が足をお運びくださいました。 まず、映画監督の入江富美子さんのお話からスタートしました。「いい人になろう」と思うことで自分をずっと苦しめていたことに気づき、ありのままの自分でいいんだ、と心から思えた時に感謝の気持ちがあふれにあふれてきたというエピソードを心をこめてお話くださいました。そしてその経験をきっかけに、「映画をつくろう」と思い立ち、ハンディカメラを片手にまさにゼロからの映画づくりを始めたエピソードを語ってくださいました。その映画がいまや、日本だけでなく、世界からも高い評価を得るというまさに奇跡のような展開になっているようです。 入江監督のお話の後、そのドキュメンタリー映画『1/4の奇跡 〜本当のことだから〜』が上映されました。この映画では、石川県で養護学校の先生をする山元加津子さんの、障害を持つ子どもたちとの触れ合いを中心に描かれています。山元さん(通称かっこちゃん)の子どもたちへの心からの愛情や、人生をありのまま受け入れ、病気や障害さえも宝に変えていく子どもたちの力強い生き方が鮮明に映し出され、会場は感動の涙に包まれました。 |
昼食休憩の後には、(株)船井本社 代表取締役社長の船井勝仁より、にんげんクラブ関西地区の支部リーダー3人の紹介がありました。 にんげんクラブの代表会員で、東京の汐留にある「オーラカフェ」にて、隔週ウェルカムパーティーを主催している川島伸介さんのナビゲートで、3人の関西地区のにんげんクラブ支部リーダーが、それぞれ自己紹介をしました。 にんげんクラブ支部リーダーの“うず”はいま、全国に広がり、盛り上がりを見せているようです。 |
その後、女優でヒプノウーマン代表の宮崎ますみさんの講演に続きました。 宮崎さんは、10代で女優として芸能界にデビューし、映画、テレビなどで活躍するも、どこか満足しきれていない自分に気づき、渡米されました。そしてアメリカで結婚し、2児の母となり、子育てをしながら、ひたすら自己探求のための瞑想をしていたという日々を振り返り、お話しされました。家族でハワイで生活をされていた時にはいろいろなスピリチュアルな体験もあったそうです。日本に帰国し、新しい生活をスタートさせようとした矢先に、ご自身の体に乳ガンが発覚。いまではそれを克服し、離婚後、講演活動やヒプノセラピストとしてご活躍されています。最後の締めくくりとして、宮崎さんの誘導で皆を瞑想に導いてくださいました。軽やかでとても心地良い気分の中、講演は終了しました。 |
続いて、(株)アビリティトレーニング代表取締役の木下晴弘さんの講演がありました。テーマは、「魂を揺さぶる生涯忘れない90分 〜感動は人を動かす〜」でした。 大学時代に大手進学塾の講師経験で得た充実感が忘れられず、大学卒業後、銀行に就職するも、すぐに退職し、同塾の専任講師となったという木下さん。 講演中は終始謙虚な低姿勢で、きめ細やかな映像の準備など、気配りが隅々まで行き渡り、かつエネルギッシュでテンポがよく、心のこもったお話に皆、釘付けになっていました。 |
面談で親御さんに、「なぜ、お子さんに勉強してほしいのか?」という質問からはじまり、「なぜ?」「なぜ?」と、どんどんつきつめていった先には、皆に共通した答えがあったそうです。 それはどの親も、「子どもに幸せになってほしいから」という答えだったというお話。 また、皆から“感謝”や“お金”や“信頼”が得られる幸せな生き方ができるのは、「他人を喜ばせることができた人」、そしてそれらが得られないのは、「自分が喜びたい人」という、興味深いお話もありました。 木下さんから、子どもたちの真の幸せのために、受験を通して深い視点から真摯に応援する姿勢が伝わり、皆の感動を呼んでいました。 |
最後に、(株)本物研究所 代表取締役社長の佐野浩一の講演がありました。テーマは「あいとゆめとしあわせと 〜7つの幸感度アップ法で豊かに幸感力を育てる〜」でした。 最初に、“愛”の大切さが語られました。自身の家庭内における“愛”のあり方について、とくに夫婦間では、「お互いの違いを認められた時に愛が生まれるのではないか」という自身の信念が語られました。 また、「大きな声で他人のことを怒ったり、ネチネチと人のことを説教するのは、劣等感が強い人の特徴だ」と、ある人に指摘されたことをきっかけに、自身のことを振り返った話などもしていました。 そして、「幸せになる」のではなく、いま自分がこんなにも「幸せであることに気づく」“幸感力”を高めることの大切さ。そんなことを気持ちをこめてお話しました。 これで、本日のすべてのプログラムが無事終了しました。 |
講演の合間のには、ブースもとてもにぎわっていました。 船井幸雄や船井勝仁も愛用しているドイツ製の靴「ヤコフォーム」を取り扱っているシンドウ(TEL:0422−37−4621)のブースでは進藤さんご夫妻が靴の相談に乗っていました。 船井幸雄は進藤さんに大変信頼を寄せ、応援しています。 |
船井勝仁も「仕事もプライベートもスニーカー以外、100%ヤコフォームを愛用しています!」というほど、ヤコフォームの靴を大変気に入っているようです。 |
また、船井幸雄がいま、大変注目している、植物用氣代謝誘導装置「いやしファーム」(2010年5月7日の「いま知らせたいこと」ページなどで紹介)を開発された近藤和子さんが代表をつとめる(株)BMDのブースも出ていました。「いやしファーム」の光を浴びているだけでとても気持ちよく、癒される感じです。 この装置を使って簡単に「いやし活性水」も作れるようです。 |
そのほか、天野聖子さんが代表をつとめるコズミックアカデミーや、小沢泰久さんが代表をつとめるインド雑貨のお店「アムリット」、船井幸雄が勧める精氣源の(株)精氣源臨床研究所、(有)ペプチドプリマなど、おなじみの会社のブースが並び、どこもお客さんでにぎわっていました。 ご来場いただきました皆さま、本当にありがとうございました。 |
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