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このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2005年7月8日
天皇の前立腺ガンは手術不要(?)

 私の愛読している月刊誌に『ぺるそーな』(マキコデザイン(株)発行 TEL:03-3508-4522、発行人 浜田麻記子さん)があります。
 同誌の2005年7月号に「ガンもどき論」で有名になった慶応大の近藤 誠さんと浜田さんの対談が載っています。ガン専門医である近藤医師の話は、非常に参考になりますから、できればぜひお読みください。
ところで、私がびっくりしたのは、その中に『天皇の前立腺ガンは手術不要』という小見出しがあったからです。
そこには、つぎのようなことが書かれていました。

浜田: 先生が放射線科を選ばれたのは、どんなキッカケでしょうか?
近藤: 大したキッカケじゃなくて、その話をすると誰もが呆れます。もちろん将来性ということも考えましたが、どうも放射線科だと時間がたっぷりありそうだ、言葉を変えればヒマそうだなということ。(笑)あのころは、もう結婚していましたし、子どももいて、夫婦でその子を育てていかなければならないし、あんまり当直なんかね・・・。(笑)最初はガンをやろうと思っていたわけでもない。放射線科というのは、診断と治療の二つがありまして、片や患者とほとんど触れ合わなくてもいいけれど、片やドップリと患者と付き合わなければならない。ぼくは診断をやろうと思っていたんですが、そのうち治療もおもしろいかなと・・・。
浜田: 神様がすうっと近藤先生をそちらの方へ押しやったんですね。それはそれとして、これも新聞で最近読んだのですけれど、放射線科のガン治療では最近小さな針みたいなものを埋め込んで・・・。
近藤: いま流行になってきた方法です。とくに前立腺ガンでそれが行なわれていて注目されているけれど、長い針を会陰部のところに刺して小さなカプセル――中に放射線を出す物質が入っている――を入れる。手術をしないですむし、後遺症も少ない。いままでは前立腺ガンといえば全摘手術が多く、ほとんどの人が性的機能を侵されたし、前立腺の中には尿道が通っていて、全摘手術のあと尿漏れしやすくて三割ぐらいの人はオムツをしていた。2002年、アメリカでは比率が逆転して、いまや、放射線治療の方が多い。しかし、日本ではなかなか新しいことは認知されない。一つの例をあげれば、天皇の前立腺ガンの治療です。天皇は全摘手術を受けられた。そのときアメリカでは放射線治療の方が優勢だった。宮中では、インフォームドコンセントがあったように見えて実はなかったんだなあと。天皇の前立腺ガン、何もせずそのままにしておいてよかったのではないかと思う(抜粋ここまで)。

 なお、この対談の中での近藤医師の発言には、「抗ガン剤の影響では、毛が抜けるが、放射線治療では毛が抜けることはない」とか「60才をすぎたら抗ガン剤のことは考えない方がよい」など、びっくりすることというか参考になることが多く出ていました。
 私の身近にも、前立腺ガンで悩んでいる人がいますが、ガンでお悩みの方は、まずこの記事を読み、近藤医師に相談してから対応策を考えてほしいな・・・と私は、いま思っています。
                                                =以上=

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公益財団法人舩井幸雄記念館 代表理事
ライフカラーカウンセラー認定協会 代表
1964年大阪府生まれ。関西学院大学法学部政治学科卒業後、英語教師として13年間、兵庫県の私立中高一貫校に奉職。2001年、(株)船井本社の前身である(株)船井事務所に入社し、(株)船井総合研究所に出向。舩井幸雄の直轄プロジェクトチームである会長特命室に配属。舩井幸雄がルール化した「人づくり法」の直伝を受け、人づくり研修「人財塾」として体系化し、その主幹を務め、各業界で活躍する人財を輩出した。 2003年4月、(株)本物研究所を設立、代表取締役社長に就任。商品、技術、生き方、人財育成における「本物」を研究開発し、広く啓蒙・普及活動を行う。また、2008年にはライフカラーカウンセラー認定協会を立ち上げ、2012年、(株)51 Dreams' Companyを設立し、学生向けに「人財塾」を再構成し、「幸学館カレッジ」を開校。館長をつとめる。2013年9月に(株)船井メディアの取締役社長CEOに就任した。 講演者としては、経営、人材育成、マーケティング、幸せ論、子育て、メンタルなど、多岐にわたる分野をカバーする。
著書に、『あなたにとって一番の幸せに気づく幸感力』(ごま書房新社)、『ズバリ船井流 人を育てる 自分を育てる』(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)、『私だけに教えてくれた船井幸雄のすべて』(成甲書房)、船井幸雄との共著『本物の法則』(ビジネス社)、『あなたの悩みを解決する魔法の杖』(総合法令出版)、『幸感力で「スイッチオン!」』(新日本文芸協会)がある。 -->
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