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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2009年5月4日
私の新著『人間力』(羽生善治さんとの「ほんねの対談書」ビジネス社刊)が、今月出ます。

 以下は『人間力』の「まえがき」です。これは私が書きました。
 ともかく、いま話題の将棋の天才 羽生さんとの数時間の「ほんねの対談」です。
 もうすぐ発刊されますので、できれば同書をお読みください。

まえがき

 最近の私(50才をすぎてからの私)は、何かに興味を惹かれると、集中して会得できるまで追求するクセがついています。
 1980年代からの「直感力」「フーチ(扶乩)」「氣」、90年代からの「経済予測」、最近では「未来予測」の一環としての「日月神示の研究」や「聖書の暗号の研究」がいい実例です。飽きっぽい性格ですが、短時間で、プロになるくらい詳しくなります。
 しかし、30歳くらいまでの私には、そうした「クセ」はありませんでした。何事にも飽きっぽい性格は、若いころも今も変わりません。すぐ新しいことをしたくなるのです。
 将棋も小学校の2年生くらいに覚えたのですが、小学校の高学年のころから囲碁を覚えると、いつのまにか将棋とは無縁になりました。その囲碁も高校生になり、マルクスやニーチェ、キェルケゴール、カントなどに興味が移ると、すっかり見向きもしなくなりました。このような性格ですから将棋については指せますが、ほとんど知りません。うまくもありません。

 2008年12月26日、熱海の私のところへ将棋で有名な羽生善治さんが見えました。この日、朝の10時ころから夕方まで、主として羽生さんから「人間の能力」などについて質問を受け、私が答える形式で数時間も話しあいました。それをまとめたのが本書です。
 私は当日、羽生さんとは初対面でした。しかし、彼は私のことを、拙著や講演などで多少はご存知だったようです。するどい質問が来ました。私は前日に、秘書からもらった羽生さんの経歴などをとばし読みしただけで、対談に臨(のぞ)みました。
 羽生さんは、あかるいポジティブ人間で、いろんなことをよく勉強して知っている素晴らしい青年でした。その物識りぶりは本書内で随所に出てきます。
 一方、私は、当時、病人でした。2007年3月12日から体調を崩し、2008年10月にはほとんど良くなったかに見えていたのですが、12月中旬から口腔内がたえず痛みはじめ、話しづらく、充分に食べられずに眠れない日々を過ごしていました。
 ただ、対談の日、そのような私を、彼はシャキッとさせてくれました。実に魅力的な人だったからです。おかげで楽しい一日を過ごせました。終日、病気を忘れていました。
 昨日、本書の原稿を読み、初校の朱筆を入れながら、「今、羽生さんと対談したなら、このときとは多分、かなり違ったことを言うだろうな」と思いました。
 というのは、今年の2月になって、あることで急に「聖書の暗号」に興味が出たのです。三千何百年も前に書かれた旧約聖書のモーセ五書が暗号になっているようだ…というのは、数十年前に発見され、今では学者も否定できなくなっていることです。そして、私のことが、この暗号中に数多く出ていることを、ある研究者が見つけ、その内容を詳しく教えてくれたのです。
 2007年からの私の病気のことや治療法はもとより、私の生没年月日や使命までも、聖書には暗号として、メッセージが書かれていました(これらの要点は、私のホームページ『船井幸雄.com』の2009年3月6日3月27日の私の発信文に少し書きました。よろしければご一読ください)。
 びっくりした私は、「世の中の仕組み」や「人間のあり方」を、2009年2月中旬から3月にかけて再研究せざるを得ませんでした。その結果、今なら羽生さんの質問に、多分このように答えただろう…という新しい答えをかなり多く摑みました。
 それらにつきましては、近々に執筆をはじめ、近日中にビジネス社から発刊する予定の拙著に『二つの真実』(仮題)として発表したいと思っています。
 
 以上のことは、突然のびっくりすることだったのですが、そこで知ったことが本書には書かれていないために、本書はかえってだれもが納得できる「上手に生きるための、人間力を磨く素晴らしい入門書」になったと言えそうに思います。ただ、私は少し残念です。
 本書の内容には、考えすぎると難しいところもありますが、羽生さんのおかげで具体的な実例が豊富なわかりやすい人間としての力の付け方についての実践書になったといえそうです。彼の経験談が新鮮です。
 そういう意味で羽生さんに感謝し、本書を企画し、一冊にまとめてくれたビジネス社の唐津隆氏にもお礼を申します。対談を整理してくれた兒玉裕子さんにも感謝しています。

 また、読者の皆さんに、本書を上手に活用してほしいと期待しています。
 今日は2009年3月29日、まだ寒い一日ですが、庭の桜や花々があちらこちらで咲きはじめ、春の息吹を感じさせてくれます。
 まだ私の体調は完全ではないだけに、いま生きている幸せをより深く感じます。
 それではこの辺で、読者のご多幸を祈って、「まえがき」のペンをおきます。

          2009年3月29日  熱海市西山町の自宅書斎で(転載ここまで)


 ようやくカラダが回復してきた私ですが、体調を考えて6月終りまで仕事のスケジュールをほとんど入れていませんでした。ただ真実の情報は世界中から入って来ますし、世の中のことや時流はよく分ります。
 そこで4月下旬から本の原稿を書きはじめました。
 多分、6月には「これからの景気と対処法」(仮題)を徳間書店から、7月には、ビジネス社から「人間にとってもっとも大事な二つの真実」(仮題)のことを書いた本を出そうと思っています。よろしく。
                                           =以上=

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