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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2010年8月20日
いまや世界中が巨額のマネーを印刷するしかない状態

 7月後半になってアメリカの金融制度の改革案が議会を通ったり、欧州では金融機関のストレステストが行なわれました。
 ともかく欧米の主要国も中央銀行も現下の金融制度を維持するために必死になっていることがよく分ります。
 これらはある程度、ある期間は目的とする効果があるでしょう。
 とはいえ根元的には何ら問題は解決していません。世界中の実質経済は5,000兆円〜6,000兆円と考えられます。それに対して金融経済は1京円〜1.2京円ぐらいに、すでになっているでしょう。
 さらにデリバティヴという虚ともいえますし、表に出ると多分1/3以下に近くなると思える崩壊寸前のマネーが6京円から8京円もあると推定でき、5京円くらいは消えそうです。
 これが表出する時はマネー経済、すなわち資本主義の崩壊を意味します。それを一日でも伸ばすために、いまや世界中の中央銀行などがFRBを中心に巨額のマネーを刷り、ばらまいているだけだ、と言えそうです。
 CDO(債務担保証券)やABS(資産担保証券)、さらにそれらを保証するCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)など、つぎつぎ出てくる商品名をおぼえるだけでも大変です。
 ITバブル、住宅バブルのつぎにどんなバブルをつくるかが問題ですが、どうやらもう新しいバブルはつくれないと思います。
 このようにマクロに考えますと、現在は金融バブルで何とかお金をごまかし、動かせていることが分ります。
 それも、もう永持ちしないでしょう。
 と言って世界戦争という時代でもありません。それは不可能でしょう。どう考えてももうすぐに金融バブルは破綻しそうです。
 このHPでおなじみの朝倉慶さんは「1913年創立のFRBが自らの重みに耐えかねて創立100年目ぐらいに崩壊するのではないか?」と、彼なりに予想しています。 同感です。
 たしかにその可能性はありそうです。
 何千年もマネーに親しみ、特にここ100年くらいはマネーバブルに牛耳られたこの世界はどうなるのでしょうか?
 こんなことを考えねばならないいまは常識的には「びっくり」の時代と言えるでしょう。
 巨額のマネーは刷りつづけられないのです。
 戦争は不可能、インフレもそんなに持ちそうにない……と考えますと、大変な時代にわれわれは生きていることになります。
 こういう時こそ根元からものごとを把握、根元から対処しましょう。
                                           =以上=


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・水澤心吾                  ・白鳥哲、映画「不食の時代」上映
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2010.08.20:【先週のびっくりより】いまや世界中が巨額のマネーを印刷するしかない状態
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公益財団法人舩井幸雄記念館 代表理事
ライフカラーカウンセラー認定協会 代表
1964年大阪府生まれ。関西学院大学法学部政治学科卒業後、英語教師として13年間、兵庫県の私立中高一貫校に奉職。2001年、(株)船井本社の前身である(株)船井事務所に入社し、(株)船井総合研究所に出向。舩井幸雄の直轄プロジェクトチームである会長特命室に配属。舩井幸雄がルール化した「人づくり法」の直伝を受け、人づくり研修「人財塾」として体系化し、その主幹を務め、各業界で活躍する人財を輩出した。 2003年4月、(株)本物研究所を設立、代表取締役社長に就任。商品、技術、生き方、人財育成における「本物」を研究開発し、広く啓蒙・普及活動を行う。また、2008年にはライフカラーカウンセラー認定協会を立ち上げ、2012年、(株)51 Dreams' Companyを設立し、学生向けに「人財塾」を再構成し、「幸学館カレッジ」を開校。館長をつとめる。2013年9月に(株)船井メディアの取締役社長CEOに就任した。 講演者としては、経営、人材育成、マーケティング、幸せ論、子育て、メンタルなど、多岐にわたる分野をカバーする。
著書に、『あなたにとって一番の幸せに気づく幸感力』(ごま書房新社)、『ズバリ船井流 人を育てる 自分を育てる』(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)、『私だけに教えてくれた船井幸雄のすべて』(成甲書房)、船井幸雄との共著『本物の法則』(ビジネス社)、『あなたの悩みを解決する魔法の杖』(総合法令出版)、『幸感力で「スイッチオン!」』(新日本文芸協会)がある。 -->
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