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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2011年10月3日
最近つくづく考えること、汗水流してまともに働こう。せめて「にんげんクラブ」に入って勉強しよう。

 私が最近、つくづく考えることがあります。その第一は、まず、休日が多すぎることです。並外れて多すぎると思います。
 戦争中は「月月火水木金金」と言って、休みは皆無でした。
 戦後も日本人は、ほとんど休まずに働いて、日本を復興させたのです。
 ところが最近の日本は土日は休みです。それにプラスして、9月にも3連休が2回ありました。17(土)、18(日)、19(敬老の日)日と、23(秋分の日)、24(土)、25(日)日です。
 10月も8(土)、9(日)、10(体育の日)日と3連休がありますし、会社や官庁づとめなら、有給休暇、正月休暇、お盆休みなどもありますから、1年で半分くらいは休みでしょう。こんなに休んだら、景気が悪くなり、収入が減り、就職先が減るのは当り前です。
 しかも汗水流して働くことよりも、お金や株式、為替などで儲けようとするゼロサムゲームばやりで、われわれ戦前や戦中派人間にとっては、なげかわしい世の中になったものだといえます。
 だれが、こんなに休日を増やし、遊ぶことを奨めるようになったか……はよく分りますが、社員に給料を払い、会社も利益を出さねばならない経営者の立場になれば、多くの中小企業のトップは「泣きたい思い」をしているはずです。
 人は働かねばならない。しかも稼がねばならないのです。そうでないと喰べられません。自立もできません。経営者としては何とかして、まともには従業員を人並み以上に働かせる以外、うつ手がありません。
 しかし、汗水流して「まともに働かない人」は急速に生活できなくなるようになってきました。人間失格です。
 よい例がギリシャの経済危機です。もはや、どうにもならないでしょう。イタリアやスペイン、ポルトガルも大変です。これら南欧諸国の人々は、シエスタが大好きです。昼寝を楽しみ、できるだけ働かない方がよいと考えているようにすら思えます。
 彼らにお金を貸した国、貸した銀行などもとも倒れしそうです。ゼロサムゲームや金融などはまともな汗水流して働く働き方ではないですから、とうとう具合が悪くなってきたのです。
 多分、資本主義は、もうすぐ崩れるでしょう。
 このような大事なことは、やはり人間として正しい理由を知って対処しなければなりません。
 そのためにどうすればよいか? ……といわれますと、私は「まず、にんげんクラブにお入りなさいよ」と多くの人に言いたいのです。
 ここで少し話しの方向を変えます。
 私が最近もっともびっくりしたのは、息子(船井勝仁 船井本社社長)の近著『未来から考える新しい生き方』(2011年9月13日 海竜社刊)を読んだ時です。
 このくらいストレートに親父である私のことを書いた本は他にありません。彼は40数年、しっかり見ていたのです。他の人は絶対に書けないでしょう。
 はじめから終りまで、一字一句残さず読みました。親がいうのも変ですが、この本は名著です。子を持つ親として、創業経営者として、また人間として数々教えられました。
 できれば1,600円+消費税80円を出して購入してお読みください。最高の「船井幸雄研究書」でもあるし、船井流経営法のポイントなどが、同書の中にみんな入っていました。私としてはいろいろ反省しました。それとともに、「船井本社」や「にんげんクラブ」を息子に委せてよかったな……と正直に思いました。
 にんげんクラブにつきましては、その本の「まえがき」に次のような文章がありました。ほぼ原文のまま紹介します。

[はじめに]
「有意の人」と豊かな未来をつくりたい


 未曾有の危機が日本を襲いました。多くの貴重な命が失われ、いまなお生活を立て直す目処(めど)すら立たない多くの被災者の方がいらっしゃいます。この状況を変えていくには、私はいままでのやり方に戻すのではなく、いままでとは違うやり方を考えなくてはいけないのではないかという問題意識を持っています。
 3.11大震災を境に、私たちはいままでの常識的な世界とはまったく違う世界に生きていかなければならないということを、読者の皆様自身も気づき始めているのではないでしょうか。
 本書には、少し不思議な話も出てきますが、決して地に足がついていない話をするのではありません。逆に常識にとらわれていて、現実に起こっていることをきちんとみていないのではないかというところから、問題提起をさせていただきたいと思っています。
 いま私の活動の中心になっているのが「にんげんクラブ」です。昨年(2010年)9月に行われた「にんげんクラブ全国大会」では、父・船井幸雄の最終講演で、父はこれからの「にんげんクラブ」は主宰者を私に変えて続けていくという話をしました。
 それ以来、父とは違う自分のやり方で「にんげんクラブ」の活動を盛り上げるために、全国各地の仲間と共にすばらしい世の中づくりのための話し合いをするために、毎週のように日本全国の支部を駆け回る日々を過ごしています。

父・船井幸雄と「にんげんクラブ」
 「にんげんクラブ」は2006年4月に船井幸雄が主宰するクラブとしてスタートしました。船井幸雄という人はとても気楽な人なので、はっきりとしたターゲットや目的を明確にしません。それが「にんげんクラブ」がわかりにくい原因にもなっているのですが、私は逆にそれが「にんげんクラブ」の魅力だと思っています。
 何にでも効く万能薬はなかなか信用されずに売れないと言われていますが、「にんげんクラブ」は万能薬です。どんな問題でも解決できる魔法の薬なのですが、使い方はなかなか難しく、しっかりとした勉強が必要です。なぜなら、その薬はあなた自身だからなので  す。
 私たち人間は、その本来の能力を使うことができるようになれば、病気は治せますし、他人の気持ちはわかるようになりますし、真理を究めることもできます。要するに悟ることができるようになるのです。
 船井幸雄が『にんげんクラブ誕生』(李白社)の中で兒玉裕子さんのインタビューに本音で答えている部分を引用します。


――船井幸雄のこれからの使命とは何でしょう。

船井
 僕の使命というか、やりたいことのひとつは、地球系の世の中のしくみを変えることだと思っているよ。地球系の世の中というのは、現界、幽界、霊界を含めた地球と地球人をとりまく世の中のことだけれどね。
 いまの世の中は、楽しいこともあるけれども、はっきり言って地獄のような世の中だと思うんだ。肉体を持つと、病気になったり、苦しみがあったりするよね。僕は今回病気になってよく分かったけれど、本来病気とは自分を成長させたり、何かを気づかせてくれるありがたいものではあるけれども、なくて済むなら、ないほうが絶対にいい。病気にならなくても正しいことに気づけるようにしたらいいなと思う。
 残念だけど、いまの地球人には病気にならなければそれなりに気づけなかったり、苦しみを与えられないと当たり前のことのありがたさが分からないようなしくみになっているようだよ。このしくみはもともと地球にあったというよりは、地球上の人間がつくり出したものだと思うけれどね。
 僕はそのしくみを、みんなと相談して良いしくみに変えたいと思っているんだ。
 僕は本来組織などをつくったり、なんらかの形で人を縛ることは大嫌いなんだ。だけど、世の中のしくみを変えるための手段のひとつとして、「にんげんクラブ」という組織を創ったようにも思うよ。
 もちろん、世の中のしくみを変えるっていうのは、僕の個人の使命でもあるようだけれども、僕だけの使命だとは思っていない。僕はどう考えても普通の人間だし、僕一人でできることなんて、たかがしれているからね。このような大事なことは、僕の思いに共感してくれる「にんげんクラブ」の会員になった人や、「にんげんクラブ」以外でも世の中のために何か良い行いをしてくれる「有意の人」、この世の中に生きる人々、それぞれの使命でもあるとも思っているんだよ。
 だから、「にんげんクラブ」は、より早く、より効果的に「有意の人」を増やし、よい世の中を創るための足場、ひとつの場だと思うんだよ。


 地球系の仕組みは、地球上だけで通用している特別の仕組みです。このことは科学的にも明らかになってきています。量子力学が扱う微視的な世界では、私たちが認識している世界とはまったく違い、粒子の位置と運動量は同時に正確に測定することができないという不確定性原理や、粒子としての性質と同時に波としての性質も持つことなどがわかってきています。私たちが普段認識しているのはニュートンの古典力学の世界ですが、この理屈で動くのはごく限られた世界にすぎないのです。
 「にんげんクラブ」は、地の理の「いまだけ、自分だけ、お金だけ」という地獄のような世の中をつくってしまっている現状から脱却するために、世の中の構造と正しい人間のあり方を知っている「有意の人」の集合意識を集めることで、自然と一体化した理想的な生き方である「天の理」の世の中を実現するためにできた組織です。
 「にんげんクラブ」は父のインタビューの中にもあるように、会員になってもらうことが大事なのではなく、「有意の人」になってもらうことが大切なことだと思って運営しています。だから、船井幸雄がたまたま言い出しっぺだったので主宰者になっていましたが、父の本当の思いはそこから船井幸雄色がだんだん薄れていくことだと思います(転載ここまで)。


 息子のいうとおりです。ただ、まだ残念ながら薄れておりません。
 この「にんげんクラブ」は入会金も会費も実に安いのです。それに会員になると月刊の会報誌も届きますし、ホームページも無料で読めます。他にも特典があり、クラブとしては一銭も儲からない仕組みになっています。そのように私がつくったのです。
 それでも、経営のプロの私は、充分に採算を合わせていました。ところが息子は1年間で1,000万円以上の赤字を出したのではないかと思いますが、この本を見ると、10億円も100億円もの知恵と知識と経営者的経験や感覚を1年間で積んだようです。
 ぜひ、息子の運営している「にんげんクラブ」に入って勉強してごらんになりませんか?
 赤字では経営がつづきませんので、私なりに、「こうすればいいと思うよ」と近々にアドバイスしようかと思っています。多分、なぜ赤字になるか、彼は気づいているかとも思いますが、それよりも私には彼の成長ぶりが分るだけにたのしいですね。人間として正しく生き出している息子の生きざまを知るのが何よりうれしいことです。
 ともかく人間としてみんな正しく生きてほしいのです。
 そのためには、最低限の大事なことを知り、汗水流して働いてほしいのです。
 休みの日は遊ぶのをやめ、自由に勉強し、それなりに働きましょう。汗水を流す仕事など休日でもいくらでもあります。仕事がないなどは知恵不足です。
 ぜひよろしくお願いいたします。
                                          =以上=

★お知らせ★
9月11日のにんげんクラブ全国大会での船井幸雄の挨拶講演の内容を、CD、DVDにてお聴きいただくことが可能です。
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