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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
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2013年1月28日
死を考え続けた12/25〜1/12の私の心身状況

 私は先月(2012年12月)25日からきょうの午前中(1月12日午前中)まで、病院や医師のところへ行く以外、ほとんどBEDに伏せたきりでした。
 これは今月(1月)28日のHPの発信文ですが、今朝、歯科医師のところへ行き、もどって来てから、この貴重な記録をとりあえず残しておこうと、ペンを走らせはじめたのです。
 この間は、テレビ、パソコンなどはもとより、来た多くの年賀状も、誕生日祝いにも一切目を通さず、もちろん文字も書かず、BEDに伏せたきりというより、それ以外には、カラダがどうにもならなかったのです。
 ただ、最低限、大至急必要とする1日に4−5枚のFAXに目を通し、その返事だけを書きました。
 この間に毎日来た何十枚か百枚をこえるFAXは机の上に積んだままになっています。
 そして、毎日、いつ死ぬのか……とのみ、横になって考えていました。
 といっても、横になるのも大変でした。あちらこちらが痛く、特に右下第2臼歯の根尖性歯周炎は「究極の歯痛」と言われるだけに「睡れる」というような状態でなく、喰べにくいし、話せないので、痛みに耐えかねて、BEDの中でも身も心もおきどころのない状態でした。痛みどめ(ボルタレン)も、あまり効果がなかったようです。
 当然、自らも体力の衰えがよく分り、立って歩くと足元がふらつきます。
 今朝、歯科医師に、口内のその場所を消毒してもらい、ようやく痛みが一時的におさまったので、ペンを走らせはじめたのです。
 もちろん、充分の手当はしてきました。この歯も順当なら1月16日に抜歯予定です。
 それと、もう一つ私には、つらい病気がありました。オーラルジスキネジア(舌が自動的に上下、左右に動き回る)です。
 舌が口内の左端や右端にくっついたり、上下動が止まらなくなり、これも、意図せずにおこるだけに、どうにも対処がむつかしく、神経内科の大学教授の主治医のアドバイスどおりには対応できず、いざオーラルジスキネジアの動きがはじまると、カラダをよじるほど痛く、毎日何時間かは、これに悩まされつづけました。
 当然、少し症状がおちついた時は、目を閉じて考えることになります。
 なぜこんなに苦しまねばならないのか? 思い切って死んでしまえばどうなるのか? 
 ……できれば死んでしまいたいな? など……と。
 どうすれば死ねるのか? ……自殺などはしたくない。
 何にすがり、何にたよればよいのか……本当に大変でやむなくBEDに伏せたきり悶々としていたのです。こんな日々でした。
 いつも勉強していたので、人の本質は死なない、カラダは死んでも私の本質は絶対に生きている……ということまでは分ります。
 そのうちに、私とほぼ同じような病気をされ、それを乗り越え、現在大活躍中の人がいらっしゃることも1人だけ見つけました。
 どうして、その人が元気になられたか……発病されたのが私よりも何十年も若い時だったこと、大変な苦労の末にそれを乗り越える強いパワーと意志を持たれたからのようですが、私には、とうていマネができそうにありません。
 ここまで書きましたら、舌のジスキネジアが動き出し、痛みはじめました。
(少し楽になるまで、BEDに伏せります。(1月12日 pm0時12分)原稿も少しストップします。)

 ところで私は、オーラルジスキネジアのため、ここ何年か人並みに飲食はしていません。家内がつくってくれる特製の柔らかい物しか口内を通らないのです。お酒なども何年も飲んでいません。
 ヨダレにも悩まされています。
 ただ、首から下は健康(?)なので、腹はへります。しかし少しでも喰べるのはそれなりに口内が痛いのです。でもそれをおして、1日に何回か喰べたくなります。事実、喰べています。それを実行していました。
 生きることへの執着といいますか、「人体はすごいな」と思います。
 こんな状態でも生きねばならないのか……どうして死ねないのか? 
 痛いのをムリして喰べ、またBEDに伏せながら何回も何十回も考えました。
BEDに伏せていても、昼は睡くないからです。
 結局分りませんでした。
 そのうち、死ぬ時になれば分るだろう……それまでは私の心身をお創り給い、いま、この苦痛を与えてくださる神さま(?)になるべく苦痛を少なくしてください……とおすがりするしか仕方がないと思うことにしました。他に考えようがないのです。
 きょうもまた、これからBEDに伏せて、同じ質問を自分というか「神さま」にくりかえすことになると思います。
 そして、例日のようにオーラルジスキネジアの痛さで、夕方にはのたうち回ることでしょう。
 あらゆる考えうる手はやりました。
 しかし、ここ何日か、それしか仕方がないのです。くり返しです。
 そのうち、気が狂って、おかしくなるのかも分らないと思います。
 それ故、病気の辛さとその体験、そして究極は人間は死を考えることを、きょうは綴りました。
 この原稿が発信される1月28日までに、少しでもよい方に私の実情の変ることを期待して、ありのままの昨年末からきょう(1月12日)までの自分の心身の状況を告白しました。よろしく。
                                          =以上=

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