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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2014年12月29日
年末にあたって父の最後の言葉を噛みしめてみました (※舩井勝仁執筆)

 父に代わって、「いま知らせたいこと」を書き始めて、早1年になります。ほかの場所で自分のコラムを書いてきましたが、父のコラムを代筆すると決めたとき、心に刻んだことがありました。それは「何を書くか」ではなく、「誰が書くか」ということが、読者の方においてこの欄の一番の価値であることを忘れないことです。死んだ人のことにいつまでもこだわっていてはいけませんが、このコラムで父が伝えたかった精神は絶対に忘れずに受け継いで行きたいと思っています。

 昨年末から今年にかけて6冊の本を出版させていただきました
 『舩井幸雄が一番伝えたかった事〜にんげんクラブからのメッセージ』『チェンジマネー〜お金の価値を変えるのは日本だ』(はせくらみゆきさんとの共著)、『いのちの革命』(柴田久美子さんとの共著)、『聖なる約束』(赤塚高仁さんとの共著)、『SAKIGAKE〜新時代の扉を開く』(義弟・佐野浩一との共著)、『失速する世界経済と日本を襲う円安インフレ〜恐慌前夜の資産防衛』(朝倉慶先生との共著)と、こうして列挙してみますと、実に幅広いジャンルに挑戦したなぁと感慨深い思いがあります。(『失速する世界経済と日本を襲う円安インフレ』のみビジネス社で、あとはすべてきれい・ねっとから出版されています。)

 『舩井幸雄が一番伝えたかった事』ではミロク社会の重要性、『チェンジマネー』では豊かさの新意識について、『いのちの革命』では人間にとって一番大切な魂を引き継ぐ視点、『聖なる約束』では大和魂の再確認、『SAKIGAKE〜新時代の扉を開く』では、有意の人の新しいあり方、『失速する世界経済と日本を襲う円安インフレ』では経済社会への危機管理能力のようなそれぞれ大きな気付きを得ることができました。共に著してくださった筆者の方々はそれぞれこれからの時代を豊かに生き抜くための、すぐれた叡智を持った方ばかりです。

 どの共著の方ともまずしっかりと対談して、お互いの深いところまで共有した後、改めて異なる視点も含めたそれぞれの持論を展開しています。
 にんげんクラブの会員様をはじめ、舩井幸雄を敬愛してくださった方々に次なるヒントになるテーマばかりだと思います。上記の筆者の方々とは、本を出して終わりではなくすべてご縁が続いている方ばかりであり、本のテーマは今もなお深まっていくばかりです。
 このあたりのことは、また今後もセミナーやメールマガジンなどでどんどん発信させていただこうと思っております。来年も新たなジャンルの書籍執筆に挑戦してみなさまと大きな学びを共有できるよう準備中です。どうぞよろしくお願いいたします。

 最後に父が「スピリチュアルはつまらない」と述べたことに触れさせていただきたく思います。今年、お目にかかる方に次々に質問されたのは「舩井会長の最後のお言葉の真意はいったいどこにあったのでしょうか」ということでした。
 私自身は、その言葉を『ザ・フナイ』の父の巻頭原稿ではじめて見たとき、正直なところ驚きませんでした。「あ、父らしい明晰で覚悟のある言葉だな」という思いで、爽快さといいますか、愉快ささえ覚えました。生きていく上での重要な学びのプロセスである「守破離」の原理原則にのっとって、父は精神レベルにおいて1つ上の階段を上ったのだなと感じました。
 ただ、父子だからこその身内感覚を、誰にでも分かる言葉できちんと説明するのには時間がかかりました。日々、父の言葉を傍らに置き、父に問いかけ、自分に問いかけてきたいま、言えるのは私の今年のキーワード「いまここに生きる」ことが「次元の扉」を開くカギになるのではということです。
 いたずらに過去を悔やんだり、未来をくよくよ心配したりするのはやめましょう、その不安を掻き立て、恐怖を増幅させ、結果自分の立ち位置を見失うような示唆につながるスピリチュアルとは縁を切る方が得策ですよ、ということを父はみなさんに実感をもってお伝えしたかったのだと思うのです。

 大事なことは、素直で前向きな気持ちで勉強をつづけること、その学びを深めていくために、「いまここ」目の前の人や状況にきちんと向き合って、感謝すること。自分にとって良いことも、不本意なこともありのままにしっかりと受け止めて、自分の人生に何が大切か、必要かということを見極める力をつけること。その「いまここ」を虚心坦懐に繰り返していくことが、新たな次元の扉を開くということなのだと思います。

 今年も、本当にありがとうございました。父・舩井幸雄との永遠の別れの年になったことには万感の思いがありますが、想いを引き継ぎ、より高い次元に成長できるよう、来年も船井本社グループ一同精進してゆく所存です。
                                            =以上=

バックナンバー
2014.12.29:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】年末にあたって父の最後の言葉を噛みしめてみました (※舩井勝仁執筆)
2014.12.22:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】予想と予測 (※舩井勝仁執筆)
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2014.12.08:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】リーマン・ショックの再来 (※舩井勝仁執筆)
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