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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2015年8月10日
イスラエルバーチャルツアー (※舩井勝仁執筆)

 7月23日、24日に1泊2日で赤塚高仁さん、出路雅明さんとコラボで開催した「イスラエルバーチャルツアーin新居浜」。57人のご参加者とともに素晴らしい時間を過ごしました。少し時間は経ちましたが、だからこそ振り返られるぐらいとても深い内容でした。赤塚さんのブログに参加されていたKさんの詳細なレポートが紹介されていますので、興味がある方は読んでみてください。
 オープニングは『君が代』と『ハティクバ(イスラエル国歌)』斉唱から始まり、この時点でもうすでにイスラエルに何度も旅したことのあるリピーターから、イスラエルに行ったことがない方まで、心が1つになるのを感じました。このツアーで、私が印象に残ったことをランダムに書きます。

 やっぱり素晴らしかったのは、赤塚さんと出路さんを中心に再結成されたMCサクセションというバンドです。1日目の会場は、有名なミュージシャンが出演しているという伝統あるライブハウス。主催者の近藤千恵子さんの気持ちが通じて、初日はそのライブハウスで、昼間は講演会、その後、近藤さん手作りの食事を持ち込んでみんなで夕食をそこでいただき、そのままライブに突入しました。そして、ライブ後はそこでそのまま懇親会とあり得ない時間を過ごすことができたのです。
 そして、お二人が楽しそうだったのが何よりも印象的でした。経営者としても大変お忙しい二人がバンドのメンバーと一緒に京都に3回集まって練習したそうですが、いい意味で仕事以上に真剣にバンドの復活に取り組んだのです。何をするにも精一杯やる、その姿勢がいまの私たちに一番足りないものだということを感じさせてくれるすばらしい演奏でした。

 そして、実際にイスラエルに行った気持ちになっていただいて、聖書の世界が近づいてきました。赤塚さんの十八番と言ってもいい、ガリラヤ湖畔で復活したイエスとペテロが再び心を通わして、ペテロが聖人になって猛烈に布教に励むようになったシーン。
 ゲネブの砂漠でここを緑に変えることができたら、世界中が平和になると初代首相ベングリオンに教えた旧約聖書のイザヤ書35章のシーンなどを存分に味わってもらいました。
 今回の赤塚高仁さんのお話のメインは実は、「教育勅語」の真実を明らかにすること。 教育勅語とイスラエルに何の関係があるのだと思いますが、赤塚ワールドに入ると同じ文脈で存在することが感覚的にはよく理解できます。そして、今回たっぷり時間のある中で体系化してお話していただきとても勉強になりました。

 教育勅語は、一般的には戦前小学生でも暗記させられた難解な堅物という印象で、またそのために軍国主義に陥っていったという批判と共に日本では読まれることがなくなってしまいました。しかし、戦後のドイツやアメリカのレーガン政権も教育勅語を翻訳して道徳教育を立て直したことは知られていません。
 教育勅語を作ったのは井上毅(いのうえこわし、井上馨とは別人物)で、熊本藩士の父のもとに生まれた井上は司法省に出仕し、明治の初めに欧州に長らく視察に出かけています。岩倉具視、伊藤博文の命を受けて数々の重要な政策立案をしました。大日本帝国憲法も彼が主に起草しました。赤塚さんは、井上は聖徳太子と同じぐらいの天才だと紹介していました。
 私は井上にがぜん興味がわいてきまして、時間のあるときに、彼のことを調べたいと思っています。キリスト教の影響も儒教の影響も最小限にとどめて、日本独自の倫理観を守っている、「幸せになるコツは教育勅語に書いてあることを実践すること」とおっしゃった赤塚さんの言葉が深く心に残りました。

 また赤塚さんは歴代125代の天皇陛下はすべてメシアであるというお話をされました。これが聖書と教育勅語をつなぐポイントですが、詳しくは赤塚さんの新著『ヤマト人への手紙』(きれい・ねっと)をお読みください。
 ちょうど、「日本のいちばん長い日」という映画が封切られましたが、終戦の詔勅、いわゆる玉音放送)で天皇が述べられている言葉を1つずつ考察していった結果、聖書の中でイエスが述べている言葉と同じで、民にいつも寄り添っていると昭和天皇は語っておられます。これはイエスがいつも私たちに寄り添っていると新約聖書にかかれている内容にぴったり一致するのです。だから、国民や庶民に寄り添ってくださるという意味でイエスや天皇陛下はメシアだというのが赤塚さんの主張なのです。

 イエスは最後の晩餐で弟子の足を洗いました。本当のリーダーは下座にいる、これが新約聖書の教えの真髄です。日本の天皇は国民の安寧を祈っている存在で国民のために存在しています。フランスのルイ14世(朕は国家なり)のような王のために国民が存在するのとは正反対の存在のようだと赤塚さんは解釈されているのです。
 このツアーで飛び出したお話は書ききれないほどで、お伝えしたいことがほかにもたくさんあります。来週も書かせていただきたいと思います。

 先週もお伝えした、「舩井フォーラム2015」での長典男さんと滝沢泰平さんのコラボレーションの対談ですが、先日東京でお二人も出演されたにんげんクラブの「健幸カレッジ」というセミナーがあり、そこに私も少しだけ参加させていただいたので、続報的にそのセミナーで私が感じたことをお伝えします。
 長さんは高野山で修行して裏の情報を持っておられます。ここではあまり書けないような深い情報をいつも教えてくれます。また、滝沢さんは天下泰平というブログを書いている人気ブロガーで、原理原則をしっかりと勉強をされたうえで、世の中の動きに対して敏感、博識であることにいつも驚かれます。
 健幸カレッジの主催者の一人である鳴海周平さんと3人で世界を癒す旅を度々行っておられます。「世界を癒す旅」とは、面白い着眼点だと思いました。最近の旅はイエスとイエスの恋したマグダラのマリアがたどった旅だったそうですが、アトランティス文明が崩壊した時の負のエネルギーなどが残っており、まだ調整が必要だったそうです。 

 詳しくは天下泰平ブログを読まれると、面白い視点がたくさんいただけると思います。また、2015年から2018年が大きなカギを握っている期間で、このあたりで男性性の社会から女性性の社会に上手く変革しなければならないそうです。長さんと滝沢さんは、10月の「舩井フォーラム2015」ではもっと深い話ができるようになるとおっしゃっていましたので、とても楽しみになってきました。
                                           =以上=

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2015.08.31:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】論語と算盤 (※舩井勝仁執筆)
2015.08.24:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】生体エネルギー (※舩井勝仁執筆)
2015.08.17:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】タオ的に「いのち 目醒める」 (※舩井勝仁執筆)
2015.08.10:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】イスラエルバーチャルツアー (※舩井勝仁執筆)
2015.08.03:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】舩井フォーラム大懇親会 (※舩井勝仁執筆)
公益財団法人舩井幸雄記念館 代表理事
ライフカラーカウンセラー認定協会 代表
1964年大阪府生まれ。関西学院大学法学部政治学科卒業後、英語教師として13年間、兵庫県の私立中高一貫校に奉職。2001年、(株)船井本社の前身である(株)船井事務所に入社し、(株)船井総合研究所に出向。舩井幸雄の直轄プロジェクトチームである会長特命室に配属。舩井幸雄がルール化した「人づくり法」の直伝を受け、人づくり研修「人財塾」として体系化し、その主幹を務め、各業界で活躍する人財を輩出した。 2003年4月、(株)本物研究所を設立、代表取締役社長に就任。商品、技術、生き方、人財育成における「本物」を研究開発し、広く啓蒙・普及活動を行う。また、2008年にはライフカラーカウンセラー認定協会を立ち上げ、2012年、(株)51 Dreams' Companyを設立し、学生向けに「人財塾」を再構成し、「幸学館カレッジ」を開校。館長をつとめる。2013年9月に(株)船井メディアの取締役社長CEOに就任した。 講演者としては、経営、人材育成、マーケティング、幸せ論、子育て、メンタルなど、多岐にわたる分野をカバーする。
著書に、『あなたにとって一番の幸せに気づく幸感力』(ごま書房新社)、『ズバリ船井流 人を育てる 自分を育てる』(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)、『私だけに教えてくれた船井幸雄のすべて』(成甲書房)、船井幸雄との共著『本物の法則』(ビジネス社)、『あなたの悩みを解決する魔法の杖』(総合法令出版)、『幸感力で「スイッチオン!」』(新日本文芸協会)がある。 -->
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