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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2018年3月5日
グレートモーニング (※舩井勝仁執筆)

 先週の金曜日の株式相場は一時前日比600円以上下がるなど大変なことになっています。先週は、相場は底を打ったとお知らせしたのですが、今度はトランプ大統領が鉄鋼とアルミニウムに対する輸入制限を課すというニュースに反応して、米国の長期金利の上げに反応していた前回の下げとは異次元の混乱になっています。市場では日経平均の2万円割れもささやかれていて、本格的な調整局面に入った可能性もあります。
 評論家的なコメント(いつもお伝えしているように私は自分で株式の運用はしていません)ですみませんが、大きく見ると2万円を割るぐらいの調整局面は相場が3〜4万円に向かって上がっていくトレンドの中での微調整と考えてもいいのではないかと考えています。為替がどうも、円高に向かいそうな雰囲気が出てきたことは気になりますが、これも大きな目で見れば通貨の価格が高くなるということは日本の強さを表す現象だととらえることも可能だと思います。

 気になるのは、FRBのパウエル新議長の手腕です。朝倉慶先生の新刊『株の暴騰が始まった!』(幻冬舎)にイエレン議長の手腕を高く評価するコメントが載っていました。市場は、新議長のタカ派的な発言で今年の利上げは3回から4回になるのではないかという見方が報道されていますが、株価を4万ドルに上げていかなければアメリカ経済は救われないと考えているではないでしょうか。そうなると、これ以上の利上げはアメリカ経済にマイナスの影響を与えるのでやめてほしいという牽制球を投げているのではないかと感じます。

 長期金利が上がると債権の投資家が損をするようになり、株式へのグレートローテーションが始まるというのが、朝倉先生の一貫した主張です。その節目の数字がアメリカの長期金利3%だというのです。トランプ大統領は好景気を演出していかなければいけない立場にあるので、パウエル新議長に金融緩和的な政策の延長を求めることになると思いますが、これに的確に対処できるだけの技量がエコノミストではないパウエル議長にあるかどうかが気になるところです。

 少し前の話になりますが、1月20日に「光冷暖」のシンポジウムにお招きいただきました。「光冷暖」、耳慣れない方も多いでしょうが、光冷暖システムは、従来のエアコンのように、送風によって空気を暖めたり冷やしたりするものではなく、ラジエーターの表面や壁や天井に特殊なコーティングを行い、人が発する熱量の移動によって室内の温熱環境をコントロールするシステムです。
 風を使わない冷暖房システムの為、乾燥や冷えなどの心配もなく、ウイルスや細菌の拡散の予防にも繋がるそうです。このシステムを開発されたアニーグループの代表の二枝たかはる社長は、もともと岩盤浴を経営されており、低温で質の良い汗を出す石の研究開発を進めていましたが、「石を暖めるのではなく、冷やすことで、人に喜んでもらえることができるんじゃないか」と研究を重ね、空気のコントロールには、壁や天井にも秘密があることを発見し、2005年に誕生したのが「光冷暖システム」だそうです。
 私も施工されている飲食店にお邪魔してみましたが、確かに「イヤシロチ」に近い、気の通りのよさを感じました。矢山利彦先生も「光冷暖の家に住んでいると病気にならない」と大絶賛されていて、ご自宅でも光冷暖のシステムを取り入れておられます。
 前述のシンポジウムですが、福岡市に隣接する志免、粕屋、須恵の3町にまたがるボタ山を自然と調和した環境の街に整備しようと、産学官による「未来環境都市協議会」が発足された本格的なキックオフシンポジウムでした。ボタ山(約28ヘクタール)は、国内唯一の国営炭鉱だった旧志免鉱業所が所有していましたが、1964年に閉山しました。 
 二枝社長が発起人になり、半世紀以上放置されていたボタ山に新たな活気をと、当日は世界に誇る日本の建築家、隈研吾さんの講演もあり盛況でした。矢山先生の奥様もご出席になり、「光冷暖」システムをご自身が経営されている保育園に採用したら、子どもたちの病欠が減り、集中力が高まったというお話が印象的でした。
 「光冷暖」システムを体験できるモデルルームは、日本全国に100施設あるそうです。ご興味のある方はお問い合わせされてください。また、今年7月には福岡に光冷暖のシステムを全面採用する「グレートモーニング」というホテルがオープンされるようです。強気の二枝社長らしく100か所の展開をぶち上げられています。
 一度、体験すると他の環境では眠れなくなるほど快適だというお話をいつも聞かせていただいていますので、夏以降の福岡出張の折にはぜひ利用させていただきたいと思っています。いまは、博多の料亭「てら岡」の中州本店に採用されていますし、同社の寺岡直彦社長は父とも交流があり、もちろん二枝社長とは親友で、さらに私も大友人である南木曽木材産業の柴原薫社長とも大親友だというつながりがあってびっくりしています。光冷暖の輪が広がっていくのが楽しみです。
                                           =以上=

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公益財団法人舩井幸雄記念館 代表理事
ライフカラーカウンセラー認定協会 代表
1964年大阪府生まれ。関西学院大学法学部政治学科卒業後、英語教師として13年間、兵庫県の私立中高一貫校に奉職。2001年、(株)船井本社の前身である(株)船井事務所に入社し、(株)船井総合研究所に出向。舩井幸雄の直轄プロジェクトチームである会長特命室に配属。舩井幸雄がルール化した「人づくり法」の直伝を受け、人づくり研修「人財塾」として体系化し、その主幹を務め、各業界で活躍する人財を輩出した。 2003年4月、(株)本物研究所を設立、代表取締役社長に就任。商品、技術、生き方、人財育成における「本物」を研究開発し、広く啓蒙・普及活動を行う。また、2008年にはライフカラーカウンセラー認定協会を立ち上げ、2012年、(株)51 Dreams' Companyを設立し、学生向けに「人財塾」を再構成し、「幸学館カレッジ」を開校。館長をつとめる。2013年9月に(株)船井メディアの取締役社長CEOに就任した。 講演者としては、経営、人材育成、マーケティング、幸せ論、子育て、メンタルなど、多岐にわたる分野をカバーする。
著書に、『あなたにとって一番の幸せに気づく幸感力』(ごま書房新社)、『ズバリ船井流 人を育てる 自分を育てる』(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)、『私だけに教えてくれた船井幸雄のすべて』(成甲書房)、船井幸雄との共著『本物の法則』(ビジネス社)、『あなたの悩みを解決する魔法の杖』(総合法令出版)、『幸感力で「スイッチオン!」』(新日本文芸協会)がある。 -->
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