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舩井幸雄のいま知らせたいこと

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2018年6月4日
断捨離 (※舩井勝仁執筆)

 心配していた米国の長期金利もEUへの不安などから安全資産への逃避が起こり3%を切る水準で推移するようになりました。これはこれで、米国の金融株が売られるきっかけになったようですが、当面は事なきを得たことになるのではないでしょうか。また、原油もサウジアラビアとロシアが増産を検討しているという報があり、下落気味に推移しています。中東の産油国やロシアにとってはあまり価格が上がり過ぎると米国のシェールガスが増産されることになってシェアを奪われる恐れがあり、1バレル70ドル前後のいまの水準が心地よい水準なのかもしれません。
 日本にとったら、どちらもいい傾向だと思います。マクロに見ると少し心配なのは中東情勢や北朝鮮の地政学的な問題です。ちょうど、アメリカがエルサレムに大使館を移した時に現地にいたわけですが、現地は日本で報道されているのとはまったく違って平穏でしたので、イスラエルでいますぐに何かが起こるとは思えませんが、ある識者は一番危ないのはサウジアラビアかもしれないというお話をされていました。
 改革派の皇太子が実権を握っていて脱石油の体制を築き上げようという動きを急速に進めています。イスラム諸国の中でも最も保守的な同国ですが、最近は改革的な動きを急激に進めています。それが上手くいくとはとても思えないというご意見を聞かせていただきました。もし、メッカ、メジナというイスラム教の最も大事な聖地がある同国が混乱すると、イスラム諸国の中での宗教戦争のようなことが起こる可能性があります。
 ヨーロッパではちょうど400年前にいまのドイツに当たる神聖ローマ帝国の人口が半分にまでなってしまうほどの悲惨な宗教戦争である30年戦争が始まりました。それと同じことがイスラム諸国の間で起こらないとも限らないのです。そして、地政学的に言うと中東の混乱には必ずヨーロッパが巻き込まれますので、アメリカもそれをほっておけずに世界戦争の様相を帯びてしまう可能性すらあるのです。

 個人的には、イスラエルから帰ってきて、いくつか心の変化がありました。1つは「断捨離」についてです。断捨離の提唱者であるやましたひでこさんとはある会合で知り合いました。2月に出たやましたさんの『人生を変える断捨離』(ダイヤモンド社)は、『「いま、ここ、私」を生きるための新陳代謝の「美学」なのです』という帯がまさに、私の好きな生き方の方向性を表しているようで、楽しく拝読しました。
 私はどちらかというと物欲がなく、ものに対する所有欲もそれほどありません。これは父に似ていると思います。父は、常に仕事周りの整理整頓を徹底していて、それを幼いころから見ていた私も常に自身の信条として、自分の傍らに置くものは物心ともにミニマムにさっぱりとすることをよしとしたいと思っています。
 ただ実際は整理能力がなく自宅の書斎も大混乱状態で、特に本が片付けられないのが悩みです。ここは妻にお願いするわけにもいかない領域なので、時間を決めて年に数回取り組みたいと思っているのですが、やはりよくあるパターンで片付ける本をよみふけったりして思ったように捗らないのが現状です。リフォームの時に廊下に作り付けの大きな本棚を作ったのですが、すぐにいっぱいになってしまいました。収納スペースを作るとものが増えてしまうという法則を改めて思い出してしまいました。
 やました先生の書の中で、本の断捨離のコツは本の背表紙を眺めてみて「自分にとって美味しい本か」「美味しくない本か」ということを自身の心に問いかけてみることで、自分とその本の関係性が生きているかどうかを見極めることができる、そして本棚の総量規制を鑑みながら、「取り出しやすく、しまいやすく、美しく」を念頭に収めていくことの2つが、ポイントだと書かれています。
 後者の、本棚に統一性を持たせて収納するというのは割とできている気がしますが、前者の自分とその本の関係性を見つめなおすというのは、その本からインプットされた気付きや学びを整理することに近づくようで、いいなと思いました。
 断捨離を進めていくと、「啐啄同時(そったくどうじ)」の奇跡が起こることが多いとやました先生は書かれています。啐啄同時、禅の言葉だったなとおぼろげな記憶をたどりつつ改めて調べたら、「啐」とは、雛が卵の中から殻を破ろうとすることです。「啄」は、親鳥が外からくちばしで卵の殻をつつくこと。それが同時というのは、生まれ出ようとするものと、それを手助けしようとするもののタイミングがピッタリ合うことを示しています。
 禅門では、解脱し悟りを得ようとする弟子と、それを導く師の関係をあらわし、とくに「啄」である師匠がタイミングよく悟りのきっかけとなる一助を与えることをいうようです。物を減らし、空間をすっきりさせることで、タイミングよく外からの応援団が現れることの事例をやましたさんはいくつも書いておられます。
 いらないものを処分することで、心にもスペースができて、自分自身の志やさだめのようなものをよりくっきり明確にすることになり、新たな引き寄せが起きるのだということをこの本から学びました。収納のノウハウだけでなく、心に活力がわく、足元を照らしてくれるような哲学がたくさん書かれている本なので、ご一読をお勧めします。

 メシアメジャーの村中愛さんと小川雅弘さんも今年は断捨離がテーマだと言っています。特に年の前半のテーマなので、できれば今月中に取り組むと効果が高いようです。家中の水道の蛇口と鏡を磨けば、お金とのご縁が良くなるという話もしていますので、ここは素直に従ってみるのがいいのではと思っています。
                                           =以上=

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