
トップが語る、「いま、伝えたいこと」

イランがアメリカの無人偵察機を撃墜したことで原油価格が上がっています。危機の連想で金の価格も上がっていて、世界はやっぱり非常事態の入り口にあるようです。日本では山形沖を震源とする大きな地震があり、新潟県村上市で震度6強を記録しました。しばらくは余震に気を付けなければならない状況で、日本という国にいる限り、どこにいても、いつ何時天変地異に遭遇するか分からないという覚悟で準備を怠らないことが大切です。
その一方で、FRBのパウエル議長が年内の利下げを示唆したことや、原油価格の上昇はいまぐらいなら株価にプラスであること等からアメリカの株価は史上最高値の水準で推移しています。日本株の方は為替が円高になってきていることで、上がりきれない相場が続いていますが、やはりしばらくの基調は円高と株高が続くのかもしれないと思っています。ただこちらも、いつ何時非常事態が発生して急落に見舞われるということも考えられますので、しっかりとリスクヘッジをすることを忘れないでいただきたいと思います。
中国の株価が3,000ポイントを回復し、トランプ大統領が関税引き上げを5月5日に表明して下がった分を取り戻しました。米中貿易戦争が解決したわけでもないのに、当面の相場は上がりたがって仕方がないようです。世界的なカネ余り現象でリスクが高いことが意識されていても、世界的に見てもかなり金利が低下してしまった(逆に言うと国債価格は高騰していることになります)債権も買いにくい資金が株式市場に流入しているようです。
東京や大阪の街を歩いていると景気の良さを実感します。7、8年前には、ほとんどの経営者が設備投資をすることを躊躇している状態でしたが、いまでは新しいホテルやオフィスビルがどんどん建てられています。特に、日本でも一番元気がなくてバブルの後遺症をずっとひきずっていた大阪が、外国人観光客の増加が引き金となって街に活気があふれていることは素直に嬉しく思います。
いろいろな危機が言われていますが、願わくば、それがあまり大きなものにならずにいい景気が続いてくれればいいのになあと思います。景気の善し悪しや金融危機でさえ私たちの集合意識が決めるのだとすれば、あまりネガティブなことを言ったり書いたりしない方がいいのかなと感じるようになってきました。
三田の新オフィスに引っ越してから、約1ヶ月が経ちました。先のコラムにも書いた保江邦夫先生の「空間に感謝と敬意を払う」ということを実践しているおかげでしょうか、新しい執務室にもすぐに慣れ、心地よく過ごしています。私の場合、というより皆そうかもしれませんが、仕事をする場は、部屋に入った瞬間にいかに早く頭を切り替え、程よくリラックスしつつも、濃密に集中できる空間であることが理想です。
自宅では、場をサポートしてくれる味方があって、本物研究所にて取り扱っている「ソマヴェティック」という浄化装置です。私が、この「ソマヴェティック」に惹かれた最初の理由は、「装置」といういかめしいものでなく、いわゆるデザイナーズ家電のように、部屋においてもしっくりとインテリアに馴染みそうだな、という印象を持ったことです。陶器の中から透明感のある柔らかい光が放たれる素敵なライトオブジェのようなデザインに目がいきました。
チェコ共和国出身で日本での発売を手掛けているロベルト・ヤノフスキーさんは、開発者のイワン・リビャンスキーさんは長年地球から発生するエネルギーを研究してこられた方だと教えてくれました。有益なエネルギーと有害なエネルギーが混在している、それらの影響をずっと受けている人々は、本来人間が持つ「力」を阻害されているのではないか、その発想から「ソマヴェティック」が生み出されたそうです。
人が幸せになる力を阻害する要員の最も大きいのは、地殻のズレによって自然発生する「ジオパシフィックストレス」というものだそうで、心の不調、そして生活習慣病の99%はジオパシフィックストレスが原因だということで、これらを徹底的に対応することを主な目的とした装置です。
ロベルトさんとお会いして話を聞いているときに「それは場を『イヤシロチ化』することですね」と思いつき、イヤシロチの説明をしました。曰く「ヨーロッパにもそこにいるだけで心身を健やかにする『イヤシロチ』の概念があり、この装置を開発するにあたって随分研究しました」ということをおっしゃっていました。父が生きていたら、きっと目を輝かせて、この装置を試して楽しむだろうなと想像ができました。
部屋において、早ければ1〜2週間、遅くとも半年〜1年で浄化が完了するとのことですが、私の場合、数日で楽しいミラクルが起きました。最初に感じたのは、夜を徹して仕事をして短時間、机の上で仮眠を取った後、高級な寝具の上でたっぷりと眠った時のような心地よい寝覚めと満足感があるのが不思議でした。本物研究所でも人気商品になっていますので、ぜひお問い合わせください。
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ライフカラーカウンセラー認定協会 代表
1964年大阪府生まれ。関西学院大学法学部政治学科卒業後、英語教師として13年間、兵庫県の私立中高一貫校に奉職。2001年、(株)船井本社の前身である(株)船井事務所に入社し、(株)船井総合研究所に出向。舩井幸雄の直轄プロジェクトチームである会長特命室に配属。舩井幸雄がルール化した「人づくり法」の直伝を受け、人づくり研修「人財塾」として体系化し、その主幹を務め、各業界で活躍する人財を輩出した。 2003年4月、(株)本物研究所を設立、代表取締役社長に就任。商品、技術、生き方、人財育成における「本物」を研究開発し、広く啓蒙・普及活動を行う。また、2008年にはライフカラーカウンセラー認定協会を立ち上げ、2012年、(株)51 Dreams' Companyを設立し、学生向けに「人財塾」を再構成し、「幸学館カレッジ」を開校。館長をつとめる。2013年9月に(株)船井メディアの取締役社長CEOに就任した。 講演者としては、経営、人材育成、マーケティング、幸せ論、子育て、メンタルなど、多岐にわたる分野をカバーする。
著書に、『あなたにとって一番の幸せに気づく幸感力』

