日日日是好日 〜熱海だより〜 -熱海秘書 相澤智子-

このページは、2009年11月から(株)船井本社 熱海本社で船井幸雄の秘書として勤務することになった相澤智子(あいざわ さとこ)によるコラムページです。
日々、船井幸雄やまわりの人たちと接する中で気づいたこと、学んだことなどを皆さまにお伝えしていきます。
2011年10月5日
日月神示の中で「なるほどな」と感じた言葉

   ごんちゃん。とっても気持ち
   よさそうです。
 皆さまこんにちは。

 10月になり、すっかり秋らしくなってきました。
 どこからか風に乗って金木犀のいい香りがしてきます。この香りがすると、なんだかなつかしい気持ちになります。

 船井家のごんちゃんは、涼しくなって過ごしやすいのか、ご飯をもりもり食べて、とても元気なのだそうです^^

 さて、船井は以前から『日月神示』を皆さまにお薦めしています。
 このホームページをご覧の方で読んだことのある方も、たくさんいらっしゃると思います。

 わたしも現在、日月神示を読んで勉強をしています。
 いま読んでいるのは、『完訳 日月神示』というヒカルランドから発刊されている本です。
 
 この本は、日月神示研究家の中矢伸一さんが、日月神示の原文を校訂してできた本です。

 中矢さんは、今出回っている日月神示と照らし合わせ、欠落している部分や、誤訳されている箇所などを修正し、なるべく忠実な訳文を心がけて作成されたそうです。
 
 日月神示は、数字や仮名、丸や渦巻き模様など、記号のようなものでできています。
 中には、点だけでできているものもあり、とても難解な文章でできています。
 本書の中には、原文の写真も載っています。はじめて見る方はきっと驚かれると思います。

 日月神示は岡本天明さんに自動書記のかたちで降りてきた神示ですが、ここ60数年の世の中のことはマクロに見ると、日月神示のとおりになってきているそうです。
 
 船井は、日月神示は世に警告を促す預言書であると同時に、正しい生き方の指針を示すものであると言っています。

 「日月神示には、これからの大激変(?)の世の中で私たちがどのように対処すればよいかが示されているし、勉強になるから読んでみるといいよ」と薦められ、本書を読みました。

 日月神示に対し、はじめは「なんだか難しそうだな」と思っていたのですが、読んでいくうちにだんだん印象が変わっていきました。

 日月神示を読んだことのない方は、『神示』というと、宗教っぽいイメージを持たれる方が多いと思います。私もはじめはそうでした。しかし読んでみると、「なるほどな」と感じるところがたくさんあり、おもしろいと感じるようになりました。しかし、まだまだ難しいところもたくさんあります。

 日月神示には「この神示(ふで)八通りに読める」と示されており、読み手によって感じ方や捉え方は、それぞれに違うのだそうです。  
 自分の気持ちの状態によって、なるほど!と感じる箇所感じ方がちがっているので、読むたびに新たな発見があります。

 『神さま』というと、何となく私たちとはかけ離れた存在のように感じますが、日月神示に出てくる神さま(?)は、偉そうにせずとても身近な存在のように感じます。
 まるでご先祖様が私たちのことを思っていろいろ教えてくれてくれているようです。 とても人間味あふれる感じです。
 
 ここで、私が最近読んで、なるほどと思った箇所をご紹介したいと思います。

 神の姿はすべてのものに現れているぞ。道ばたの花の白木にも現れているぞ。   
(第二十八巻 夏の巻 第十七帖より)


 型にはまることをカタマルと申すのぢゃ。凝り固まっては動きとれん。固まらねば型出来んで、人民にはわからんし、型外して、型をつくらねばならん。
                        (中略)
 すべてをこんなもんじゃと決めてはならんぞ。枯れることをケガレと申すのぢゃ。
(第二十九巻 秋の巻 第ニ十七帖より)


 捧げるもの、与えるものは、いくらでも無限にあるではないか、捧げよ捧げよ、与えよ与えよ、言こそは誰もが持てる其の捧げものであるぞ。与えても与えても無くならんマコトの宝であるぞ。
(第二巻 碧玉之巻 第十二帖より)


 その人によってふさわしい行がある。誰でも同じでない。一合食べる人もあれば、一升食べる人もあるぞ。身につかん行は、いくらしても何にもならん。いらん苦労はいらんと申してあろう。
(第二十七巻 春の巻 第五十帖より)

 みろくの世となれば、世界の国々がそれぞれ独立の、独自のものとなるのであるぞ。ぢゃが皆それぞれの国は一つのヘソで、大き一つのヘソにつながっているのであるぞ。
(第二十九巻 秋の巻 第九帖より)


 日月神示の神さま(?)は、みんなそれぞれにあったやり方があるし、それぞれ違っていていいと言っています。
 みんなそれぞれ違っていても、深いところでつながり合っている。こんな感覚がこれからは大事になってくるのだと思います。

 そなたはいつも孤独、そなたの不運は孤独からぢゃ。友をつくりなさい、友をつくることは己をつくることと申してあろうが。友をつくることは新しき世界をつくることぞ。一人の世界は知れたものぞ。一人ではマコトの道を生きては行かれんぞ。友と申しても人間ばかりではないぞ。山も友、川も友、動物も皆友ぞ。大地も大空も皆友となるぞ。何もかも皆友ぢゃ、皆己ぢゃ。皆己となれば己は無くなるぞ。己無くなれば永遠に生命する無限の己ぢゃ。
(月光の巻 第五十六帖より)


 私はこの神示を読んで、「鏡の法則」を思い出しました。
 「鏡の法則」の中でも、自分が見ている世界は自分の内側を表わしていることや、他者との関係から自分を知っていくことの大切さが言われていますが、この神示でも同じようなことが言われているように感じました。
 この神示の中の『友をつくる』という言葉も、「すべては自分であることに気づく」ことについて言っているように思います。

 白と黒を交ぜ合わせると灰色になる常識はもう役に立たんぞ。白黒交ぜると鉛となり鉄となり銅となるぞ、さらに銀となり黄金となるぞ、これがミロクの世のあり方ぞ、五と五では動きとれん。そなたの足もとに、来たるべき世界は芽生えているではないか。
(第三巻 星座の巻 第九帖より)


 おもしろいなと感じた方は、ぜひ読んでみてください。
 きっといろいろな発見があると思います^^

 
   日月神示(第17巻 地震の巻第4帖)より
 
       金木犀の花
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Profile:相澤智子(あいざわ さとこ)

船井家の愛犬ゴンちゃんと一緒に。

1981年仙台市生まれ。6年間美容室に勤務後、一転して、2008年に船井幸雄グループに入社。学生時代から、船井幸雄の著書を愛読し、2007年の「船井幸雄オープンワールド」に参加。その後、すぐに「にんげんクラブ」に入会。2009年11月より、(株)船井本社の熱海本社にて、船井幸雄の秘書業務に携わる。現在、大好きな船井幸雄のそばで、いろいろな刺激を受けながら楽しく働いている。好きなものは、音楽鑑賞、ジブリ映画、犬。



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